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15/12/27
【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第15節FUGADORすみだレディースvsVEEX TOKYO Ladies

FUGADORすみだレディース 4-3 VEEX TOKYO Ladies

<得点者>
5分 21番勝俣選手(FUGADOR)
8分 5番伊藤選手(VEEX)
11分 オウンゴール(VEEX)
11分 19番金子選手(FUGADOR)
17分 5番伊藤選手(VEEX)
26分 21番勝俣選手(FUGADOR)
29分 21番勝俣選手(FUGADOR)

 

 勝ち点22で並ぶ両チーム。1stステージでの対戦は0-0とスコアレスドロー。得失点差で4点FUGADORが上回っており、引き分け以上でFUGADORの優勝となる。フットサル日本女子代表及び候補の経験者は両チーム合わせて12名。都リーグ優勝決定戦は12/27(日)18:45にキックオフの笛が鳴った。

 立ち上がりは両チーム慎重にゲームを組み立てる。先制点が大きな意味を持つ事を十分に理解した上での立ち上がりと見える。共に引いてから徐々に押し上げる守備を見せるが、FUGADORの方がややラインが高めか。静寂を打ち破ったのは一瞬の事だった。FUGADOR21番勝俣選手が得意の左サイドを縦に突破して体を倒しながら放った左足シュートがファーポスト低くの絶妙なコースに決まりFUGADORが先制点を奪う。先制されたVEEXだったが、細かく交代を行い、相手のセットの様子を伺っているようにも見える。すると8分VEEX5番伊藤選手が左サイドで仕掛けて縦に突破しシュートパス。微妙なコースにFUGADORディフェンスがたまらずスライディングするが、クリアしきれずゴールへ吸い込まれた。(記録は伊藤選手のゴール)更に11分には信じられない事に味方との息が合わなかったかバックパスがそのままゴールに入るVEEXにとってはラッキーなオウンゴールで一気に勝ち越しに成功する。重苦しい雰囲気を吹き消したのはFUGADOR持ち前の若さと勢いだった。失点直後の11分、右サイドをワンツーで突破した7番横山選手のシュートパスに19番金子選手が合わせてゴールを奪いすぐさま同点に追い付いた。一気にボルテージの上がる試合展開、観客の声援も大きくなった事もあり、落ち着かない展開が続くが、スコアは動かず、前半は2-2で折り返した。

 次の1点が重要なカギを握る事が予想される事もあり、前半とは違い落ち着いた展開が続く。そのカギを握るt得点を奪ったのはVEEXだった。後半2分右サイドから7番吉林選手が中央へカットインして得意の左足シュート、これをGKがはじいた所に15番小出選手がシュート、これを再度GKがブロックした所へ5番伊藤選手がスライディングシュートで押し込み、代表経験者3連続シュートでこちらもFUGADORの代表経験者のGK杉山選手から得点をもぎ取った。FUGADORは前節の敗戦の反省からか早い判断からボールを持つ時間が短く、システム攻撃を遂行しようという意図が見える。それを引き気味の守備でスペースを消して受けて立つVEEX。しびれる展開の中、後半11分、攻め込んだFUGADORは守備に跳ね返されたボールを21番勝俣選手が思い切ってダイレクトでミドルシュート。低い弾道のシュートがゴールに突き刺さり、FUGADORが3-3の同点に追い付く。同点では優勝できないVEEXは残り4分を切った所でタイムアウトを取り、再開後に5番伊藤選手をGKにしてパワープレーを敢行。しかしFUGADORは集中してこれを防ぎ、逆に後半残り14秒に21番勝俣選手のハットトリックが飛び出して4-3とFUGADORが勝ち越しに成功。更に優位に立ち、リードを守ったまま試合終了。FUGADORが21番勝俣選手のハットトリックでVEEXを粉砕し、都リーグ1部初制覇を果たした。

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<FUGADORすみだレディース富澤監督インタビュー>

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 - 優勝おめでとうございます。

冨澤:ありがとうございます。

 - どのように試合に入って行こうと考えていましたか?

冨澤:1順目で引き分けて、得失点差で優位に立っていましたが、守りに入って守りきれる訳ではないと思っていたので得点を狙ってアグレッシブに戦おうと考え、選手にも伝えていました。

 - 狙っていた先制点を奪いましたが、逆転をされてしまいました。作戦変更などありましたでしょうか

冨澤:特にありませんでした。VEEXさんが思っていたより前から(プレスに)来なかったのでやりやすい展開ではありました。

 - ビハインドを背負う展開から同点、そして勝ち越しまで行きました。この要因は何だと分析していますか?

富澤:今日GKがバックパスを後逸して失点する場面がありましたが、それでも雰囲気が悪くならずに、すぐに盛り返す事ができました。そういった点がまとまりのあり、チーム力が出せたからではないかなと思います。

 - 激戦区都リーグを優勝した事で当然関東への昇格が見えてきました。参入戦に向けての抱負をお聞かせください。

富澤:ストレートで関東昇格を果たしたいです。その力はあると思っていますし、他県のスカウティングを行う等してあと一か月しっかり準備したいと思います。

 

 

 

15/12/27
【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第15節府中アスレティックFC女子プリメイラ vs TOCAR jugadoras新宿

府中アスレティックFC女子プリメイラ 3-1 TOCAR jugadoras新宿

<得点者>
1分 27番縄田選手(府中)
15分 5番七五三掛選手(府中)
24分 8番小室選手(府中)
26分 11番金田選手(TOCAR)

 既に両チームの順位が決定しているが、今シーズンの都リーグ最終戦を良い形で終えようと試合前から気持ちが入っているように見えたこの試合、立ち上がりにいきなり得点が生まれる。前半1分左サイドでピヴォアラチェンジのマークミスを付いた27番縄田選手がGKとの1対1を冷静に決めて府中が先制点を奪う。引いて守るTOCARに対して府中はボールポゼッションを高めて攻撃を組み立てる。コンパクトに守るTOCARに対してライン間に降りるピヴォに対しては厳しく寄せる事で自由を与えず、守備の外でボールを回させられている感もあった。TOCARは開始直後に起きたピヴォアラチェンジもしっかりと修正してきたが、攻撃への意図がカウンターやロングボールに頼る部分が多く、単調さは否めない状況だった。

 試合開始直後の1点だけで迎えた後半、またもやいきなり得点が生まれた。ディフェンスとGKの間に入ったパスに反応した府中5番七五三掛選手がGKと競りながらもゴールへ押し込み、2-0とリードを広げる。これで精神的にも楽になった府中は前半同様ボールポゼッションを高めるが、思い切りが出てきた事もあり、攻撃が有効に機能しだす。9分には左コーナーキックから2枚の門のディフェンスの外でダイレクトで合わせたシュートがファーサイドに決まり3-0と更にリードを広げる。しかし続く12分、TOCARは右コーナーキックから戻したボールをダイレクトでシュートパス。これに11番金田選手が合わせて1点を返す。この後、TOCARは積極的に1対1で仕掛けるなど、攻撃に出たが、府中が堅い守りでシャットアウト。府中が勝利で勝ち点3を加えて勝ち点17と伸ばして今季の都リーグを終えた。

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15/12/23
【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第14節VEEX TOKYO Ladies vs TOCAR jugadoras新宿

VEEX TOKYO Ladies 2-0 TOCAR jugadoras新宿

<得点者>
8分 5番伊藤選手(VEEX)
11分 13番宮崎選手(VEEX)

 前の試合でFUGADORが敗れた為、勝ち点で並ぶチャンスが出てきたVEEX。引いて守るTOCARに苦戦するものの、テンポよくボールを回す。ヘドンドで回して一気に逆サイドへ飛ばして1対1を仕掛ける。またピヴォアラチェンジをやると見せかけて逆サイドへパスし、慌てて守備を整える所をライン間を使って崩すなどチームとしての意図が見える。一方守備に時間を割かれるTOCARはシンプルに前方へボールを出して押し上げを図るがチャンスを創る前には至らない。すると前半9分、戻したボールををダイレクトでディフェンスの裏へパスした所にVEEX5番伊藤選手がスライディングしながらのダイレクトボレーを決めてVEEXが1-0とリードを奪う。更に12分には左サイドのチョンドンでVEEX14番青山選手がシュート。これにわずかに13番宮崎選手が触れて追加点。2点差とリードを広げた。当該対決が優先されるものの、得失点差で勝るFUGADORの事を考えると更に得点を重ねたいVEEXだったが、しっかりと3セットを作り、チーム戦術を徹底させているようにも見える。プレスの弱いTOCARに対してピヴォが無理して下りず、ディフェンスの裏で我慢する事で守備の間延びを狙っているようにも感じた。TOCARは11番金田選手を前線に張らせるなどして前線での機転を創ろうとしていてたが、チョンドン以外になかなか見せ場を作れず、2-0のままゲームセット。VEEXは勝ち点で首位FUGADORに並び、次節直接対決を迎える事となった。TOCARはこの敗戦で4位が確定した。

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15/12/23
【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第14節FUGADORすみだレディース vs 府中アスレティックFC女子プリメイラ

FUGADORすみだレディース 0-1 府中アスレティックFC女子プリメイラ

<得点者>
4分 27番縄田選手(府中)

 首位のFUGADORと3位の府中の対戦は引き気味で守る府中のブロックにFUGADORが手を焼く。横にワイドに使ってクワトロで攻めるFUGADORに対してコンパクトに守り、隙を与えない。すると前半5分、代表にも選出された14番藤田選手が右サイドを突破。折り返しを27番縄田選手が押し込み府中が先制する。FUGADORは前から積極的にプレスをかけようとするが、府中もシンプルに前線で張るピヴォへボールを入れて回避を図る。FUGADORのシステム攻撃vs府中のシステム守備という構図が見られたが、FUGADORはややボールを持って考える時間があり、府中にとっては分かり易いリズムとなったのか、府中の守備をなかなか崩せない。コンビネーションやダイレクトを使う意図も見えたが、これがなかなかコンビネーションが合わず、途中府中が前からかけた事で慌てる場面もあり、本調子のFUGADORとは違う印象が見られた。気が付くと前半終了、そして後半も残り僅か。しかし、FUGADORは最後までエンジンがかからず不完全燃焼のままタイムアップ。府中としてはしてやったりの展開で1-0。作戦勝ちで府中に勝ち点3を得た。

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15/07/25
【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第6節LY Festilo vs VEEX TOKYO Ladies

LY Festilo 1-4 VEEX TOKYO Ladies

<得点者>
20分14番青山選手(VEEX)
26分25番佐藤聡選手(Festilo)
27分11番多々良選手(VEEX)
28分17番渡部選手(VEEX)
29分10番吉林選手(VEEX)

 この試合よりVEEX10番吉林選手がスペインより復帰。更に選手層が厚くなったVEEXは試合序盤より主導権を握る。前からプレスをかけるFestiloを巧みなパス回しで交わし、ボールポゼッションはVEEX優位。しかし慎重になりすぎたかシュート自体は少なく、また遠目からのシュートが多い。Festiloの守備も決して良い訳ではないが、GK1番芹澤選手が大当たり。チャンスに好セーブを連覇し得点を許さない。FestiloはVEEXの速いプレスに阻まれ攻撃はままならなかったが、0-0とスコアレスで前半を折り返した。

 後半に入っても守るFestilo、攻めるVEEXの構図は変わらないが、両チームともにゴールネットを揺らす事ができない。ようやく得点が生まれたのは後半5分、右コーナーキックから流れてきたボールにVEEX14番青山選手が放ったシュートがゴールに吸い込まれ待望の先制点を奪う。押し込まれ、パスすらつなげない状況のFestiloだったが、後半11分25番藤田選手がディフェンスとGKの間へのロビングパスを頭で合わせると緩やかな弧を描いてゴールに吸い込まれていった。意気上がるFestiloだったが、直後の12分左サイドから11番多々良選手が左足のトゥーキックを突き刺し、すぐさま勝ち越しに成功すると、続く13分には17番渡部選手が10番吉林選手のキープからのパスをゴールへ流し込む。更に14分にもGK1番森選手のパンとキックに反応した10番吉林選手がGKの鼻先でボールに触り、そのままゴールへ。苦しみながらも終わってみれば4-1と大勝したVEEXはこの勝利で2位へ浮上した。

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15/07/25
【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第6節府中アスレティックFC女子プリメイラ vs FUGADORすみだレディース

府中アスレティックFC女子プリメイラ 1-2 FUGADORすみだレディース

<得点者>
7分10番磯飛選手(FUGADOR)
12分4番林選手(府中)
22分9番足利選手(FUGADOR)

 首位FUGADORと2位府中の直接対決、両チームともにサポーターが駆け付け、府中はFリーグさながらの応援で声援を送る。前からかける府中に対してFUGADORはライン間を使いサイドへパスする事で回避を図る。前からプレスしている分、府中がやや優勢かシュートの数は府中が勝っているように感じる。しかし先制点はFUGADOR。前半7分右サイドキックインからの13番北隅選手のシュートパスをファーで10番磯飛選手が合わせて1-0とする。府中は12分28番鎰谷選手からのパスを受けた4番林選手が絶妙のコースへ放った低い弾道のシュートがファーサイドのネットを揺らし同点に追いつく。

 同点で迎えた後半、プレスをかけ続ける府中だが、回避される場面が多くなり、FUGADORがボールポゼッションを高める。逆にFUGADORが少しラインを上げて来たようにも見え、府中のパスが回らなくなる。後半8分、高い位置でボールを奪った9番足利選手がそのまま左サイドからミドルシュート。豪快なシュートがネットを揺らしてFUGADORが勝ち越しに成功する。その後、激しくプレスする府中をFUGADORが無理してパスで繋がず回避。首位決戦は2-1でFUGADORが勝利。開幕4連勝で勝ち点を12と伸ばした。

 

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15/06/20
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第4節FUGADORすみだレディース vs 府中アスレティックFCキンツェム

FUGADORすみだレディース 3-1 府中アスレティックFCキンツェム

得点者:9分14番高城選手(キンツェム),24分21番勝俣選手(FUGADOR),28分9番足利選手(FUGADOR),29分9番足利選手(FUGADOR)

 

 現在2連勝中のFUGADORは首位浮上の為に3連勝を狙いたい所。キンツェムはここまで1勝1敗という成績を収め、戦前の予想を上回る善戦を見せている。その府中にFUGADORは苦戦。前半9分、先制したのはキンツェム。9番高城選手のゴールで1-0とキンツェムがリードする。内容はFUGADORペースながら要所を抑えるキンツェムの守備に攻撃の組み立てに困惑する。高い攻撃力を持ちながらもFUGADORは前半シュート数10本という数字が状況を物語っていた。

 後半に入っても無理せずリスクを取らずシンプルに攻める府中の攻撃は有効に機能。シンプルながらやるべき事をきっちりやっている感がある。FUGADORは何か本調子ではないのか、パスがずれたり、タイミングが合わない場面が多く攻撃が噛み合わない。ようやくゴールが決まったのは後半10分。左サイドで縦パスを入れて走り込む21番勝俣選手の足下にディフェンスに当たったボールがこぼれ、タイミング良くダイレクトで放ったシュートが決まり、待望の得点が生まれた。これで一気に波に乗ったFUGADORは残り1分の14分分に9番足利選手のミドルシュートが決まり、勝ち越しに成功。更に39秒にも9番足利選手のミドルシュートが決まり3-1としてタイムアップ。FUGADORは苦しみながらも3連勝を飾り、首位に躍り出た。

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15/06/20
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第4節LY Festilo vs 府中アスレティックFC女子プリメイラ

LY Festilo 0-0 府中アスレティックFC女子プリメイラ

得点者:

 

 今節Festilo高梨監督が関東リーグで不在。更にフィクソの2番根立選手も怪我で欠場。それでもFestiloは選手は試合開始から高い集中力を見せる。前から寄せてくる府中に対して冷静に対応。無理につながずリスクを排除する。府中も3-1の形を基本として、時折ヘドンド(旋回)を使って打開を試みる場面もあるが、なかなかFestiloのバランスを崩せずにいた。一方Festiloは攻撃の方まで手が回らず時折15番古屋選手のパスカットからカウンターで攻め込む場面もあったが、ゴールを奪うまでには至らなかった。

 後半に入っても状況は大きく変わらず、焦れずに攻める府中、我慢して守るFestiloの構図が続く。府中は個の力で打開すべく積極的にサイドから仕掛けるがFestiloも体を張った守備で対抗。結局この試合、0-0のスコアレスドローとなった。府中は2連勝からの2引き分け、Festiloは今季リーグ戦初勝ち点を手に入れた。

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15/06/20
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第4節TOCAR jugadoras新宿 vs TapaZida

TOCAR jugadoras新宿 1-0 TapaZida

得点者:27分20番安部選手(TOCAR)

 

 前節今季初勝利を挙げたTapaZidaと、ここまで2分1敗と未勝利のTOCAR。引き気味に守るTOCARはシンプルにピヴォアラチェンジで縦にボールを入れ、キックインからチョンドンでゴールを狙う。TapaZIdaはボールポゼッションを高め、優勢に試合を進めるが、サポートの距離間が原因なのかリズムがやや単調に見え、TOCARの守備を崩せずにいた。

 0-0で折り返した前半、TOCARはGKを交代させても堅い守備を継続。スペースの無い所にスペースを作れるよう、ピヴォアラチェンジやフィクソが抜ける事で工夫を見せるTapaZidaだが、なかなか良い形が作れない。チャンスも徐々に作り出すが、決めきる事ができないでいると、後半12分ゴール前のこぼれ球に反応したTOCAR20番安部選手のゴールが決まり、これまで押され気味だったTOCARが先制する。残り3分必死の反撃を見せるTapaZidaだったが、シュートがポストを叩く等、運にも見放されたか。TOCARはこのまま逃げ切り、耐えに耐えて数少ないチャンスをものにしたプラン通りの今季初勝利。TapaZidaは痛い今季3敗目となった。

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15/06/07
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第3節ASV PESCADOLA町田Bilarinas vs VEEX TOKYO Ladies

ASV PESCADOLA町田Bilarinas 1-2 VEEX TOKYO Ladies

得点者:16分17番渡部選手(VEEX),17分14番守田選手(町田),29分14番青山選手(VEEX)

 

 ここまで1引き分けで勝ち点1の町田の相手は、1勝1敗で前節の勝利で勢いを付けたいVEEX。両チーム共にボールポゼッションを高めて攻撃を組み立てようとする意図が見え、見応えある展開。時折前からもプレスをかけるVEEXがシュート数でも上回り、ややVEEX優勢か。それでも集中した守備で対抗する町田の守備を崩せず、前半は0-0で折り返した。

 後半に入った直後の後半1分、VEEX17番渡部選手のゴールでVEEXが先制点を奪うが、直後に町田14番森田選手のゴールですぐさま同点に追いつく。耐える町田、攻めるVEEXの展開は続くがスコアが動かず時間は刻一刻と過ぎていく。終盤VEEXは5番伊藤選手をGKにしてパワープレイを敢行。集中を切らさない町田はスペースを消そうとベンチと一体になり、声をかけながらVEEXの攻撃を凌ぐ。このまま試合が終わると思われた残り1秒で14番青山選手のゴールがネットを揺らし、劇的な勝ち越し点を奪う。集中した守備を見せた町田も素晴らしかったが、最後まで諦めず攻め続けたVEEXが勝ち点3をもぎ取った。

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(写真:金子保子)

 

 

 

15/06/07
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第3節府中アスレティックFC女子プリメイラ vs TOCAR jugadoras新宿

府中アスレティックFC女子プリメイラ 2-2 TOCAR jugadoras新宿

得点者:2分13番船附選手(府中),9分17番藤本選手(TOCAR),10分27番縄田選手(府中),24分5番布藤選手(TOCAR)

 

 今季リーグ戦好調で開幕3連勝を狙う府中の相手は粘り強い守備が持ち味のTOCAR。試合開始直後の前半2分、13番船附選手のゴールで府中が先制。幸先良い得点を奪った府中はボールポゼッションを高めて攻撃を組み立てるがシュートまでなかなか持ち込めず追加点が奪えない。一方のTOCARはシンプルな形からシュートを狙いゴールを狙う。すると前半9分17番藤本選手のゴールでTOCARが同点に追い付く。しかし直後PKを得た府中はキャプテン27番縄田選手が冷静にゴールを奪い再び勝ち越しに成功。

 後半に入っても前半同様ボールを動かして攻撃をしかける府中に対して、我慢して守り、一気にカウンターに出るTOCAR。スコアは動かいないまま後半残り2分を切ったところでTOCAR5番布藤選手が少ないチャンスを活かして値千金のゴールを奪い2-2の振り出しに戻る。試合はこのまま2-2のスコアで引き分け。府中は3連勝を逃し、TOCARは2回目の引き分けで勝ち点1ずつを分け合った。

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(写真:金子保子)

 

 

 

15/06/07
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第3節TapaZida vs LY Festilo

TapaZida 3-1 LY Festilo

得点者:3分19番佐藤選手(Festilo),16分15番伊藤選手(TapaZida),20分9番川島選手(TapaZida),24分2番川原田選手(TapaZida)

 

 まだ勝ち点の無い両チームの試合はTapaZidaのペースながら先制点はFestiloが奪う。攻め込みながらも得点を奪えないTapaZidaはFestiloGK1番の芹澤選手の素早い飛び出しと大きな体を活かした面を作るセービングに前半は得点を奪えずに1-0でFestiloリードで折り返す。後半1分、TapaZidaはエース15番伊藤選手のゴールで同点に追いつくとTapaZidaが一気に攻勢に出て、20分には9番川島選手がゴール前で粘って押し込み、勝ち越しに成功。24分にも2番川原田選手がゴールを奪い3-1とリードを広げる。シュート数こそあるもののゴール前での決定機にをなかなか作れないFestiloをその後しっかりと抑え、TapaZidaが勝利。嬉しい今季初勝ち点を獲得した。

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(写真:金子保子)

 

 

 

15/05/30
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第2節VEEX TOKYO Ladies vs TapaZida

VEEX TOKYO Ladies 1-0 TapaZida

得点者:15番小出選手(VEEX)

 

 優勝候補に挙げられながら、共に開幕戦を落とした両チーム。優勝を狙う意味では引き分けの勝ち点1ではなく、勝ち点3が欲しい所。試合開始直後、前からプレスをかけるVEEXが主導権を握る。すると前半2分、ゴール前でディフェンスを背負ってボールをキープした5番伊藤選手の背後に走り込んだ15番小出選手にヒールで流すとGKとの1対1を制し、VEEXが先制点を奪った。引いて守るTapaZidaはパスカットから一気にカウンターをしかけてチャンスを作るが、単発の攻撃に終わる事も多く、試合の流れを変えるまでには至らない。それでも徐々にポゼッションを高めるTapaZidaだったが、少し選手間の距離が長いのか連動性に乏しく、ボールタッチが多いように感じスピード感が感じられなかった。

 後半5分、突然観客席が騒ぎ出す。地震が発生し、一旦試合が中断。気を取り直して再開した試合は一進一退の展開となる。ポゼッションはほぼ互角。VEEXはピヴォを使い攻撃を組み立て、TapaZidaはピヴォアラチェンジを両サイドで行い、深い位置で起点を作ろうとする。両チーム共に細かい交代で試合の流れを引き寄せようとするが、結局最後までスコアは動かず、1-0と最少得点差でVEEXの勝利。貴重な勝ち点3を手にした。

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15/05/30
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第2節府中アスレティックFCキンツェムvs府中アスレティックFC女子プリメイラ

府中アスレティックFCキンツェム 2-3 府中アスレティックFC女子プリメイラ

得点者:12分28番鎰谷選手(プリメイラ),13分28番鍵谷選手(プリメイラ),24分7番森田選手(キンツェム),24分7番森田選手(キンツェム),27分16番佐藤選手(プリメイラ)

 

 開幕節ではVEEXを破ったプリメイラとTapaZidaを破ったキンツェムの府中アスレティックダービー。多少説明を加えると以前より東京都1部に所属していたのがプリメイラ、そしてそのプリメイラを退団し、一線を退いた選手がOGチームとして結成されたのがキンツェム。

 試合はプリメイラが優位に進めるが、守備力に定評があるキンツェムがリスクを避けて守備を固める。その守備をなかなか崩せないプリメイラだったが、12分、左サイドをえぐった17番島崎選手からの折り返しを新戦力の28番鍵谷選手がダイレクトで合わせてプリメイラが先制。続く13分にもゴール前でDFを背負ってボールを受けると素早く右反転して左足でファーへ低いシュートを突き刺し2-0とリードを広げる。

 攻撃の機会の少なかったキンツェムは攻撃回数は少ないものの、少ないチャンスを生かして24分に森田選手の連続ゴールで一気に2点を奪い同点に追いつく。意外な展開に浮足立つ様子も見えたプリメイラだったが、徐々に攻撃が活性化しだした。すると後半12分、左サイドで仕掛けたこの日久々にプリメイラ復帰の14番藤田選手からの折り返しを16番佐藤選手がダイレクトで合わせてゴール。これが決勝点となり、3-2と同門対決をプリメイラが制した。

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15/05/30
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第2節TOCAR jugadoras新宿vsFUGADORすみだレディース

TOCAR jugadoras新宿 0-2 FUGADORすみだレディース

得点者:17分11番新沼選手(FUGADOR),23分21番勝俣選手(FUGADOR)

 

 立ち上がりから優勢に試合を進めるのはFUGADOR。前目にプレスを仕掛け、ボールポゼッションを高め相手陣内へ押し込み攻勢に出る。固定ピヴォをサイドに張らせ、空いているスペースを有効に使おうとする意図が見える。しかしTOCARはゴールクリアランスから、そしてキックインからプレス回避の戦術を使い、FUGADORの攻撃を凌ぐ。TOCARのプレス回避は相当こなしている様子が伺え、時折前線で収まり、攻撃の起点となっていた。

 前半をスコアレスで迎えた後半2分、ゴール前での数的優位のチャンスをファー詰めで11番新沼選手がゴールを決めてFUGAORが先制する。更に9分には左コーナーキックから21番勝俣選手が豪快に左足シュートを叩き込みFUGADORが2点のリードを奪う。TOCARもロングボールを使って反撃に出るが、決定機を創る事が出来ずタイムアップ。好調FUGADORが開幕2連勝を飾った。

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15/05/03
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節ASV PESCADOLA町田Bailarinas vs TOCAR jugadoras新宿

ASV PESCADOLA町田Bailarinas 0-0 TOCAR jugadoras新宿

得点者:

 

 昨年開幕から調子に乗れず5位となった町田と昨季6位のTOCARの試合は、キックオフからお互いの特色を生かした攻防となった。町田は多彩なパスワークを見せてサイドの攻略を狙う。TOCARはシンプルに前線へボールを入れて、チャンスと見るやキックインのチョンドンを含めてシンプルに攻撃を組み立てる。チャンスを増やしていったのは町田。パスワークの中にも効果的な個人の仕掛けも見せ、TOCARゴールに迫る。ここに立ちはだかったのはTOCARのGK12番中田選手。思い切った飛び出しで間合いを詰め、ピンチを防ぐ。試合はやや単調になりながらもお互いにシュートを放ちゴール前に迫るが、決定機をなかなか生み出す事ができにあ。前半、後半共に町田がポゼッションが高いながら、リスクを避けて守るTOCARの牙城を崩せず、TOCARも遠目からのシュートが多くゴールを奪う事ができず、タイムアップ。スコアレスドローとなった。

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15/05/03
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節FUGADORすみだレディース vs LY Festilo

FUGADORすみだレディース 3-1 LY Festilo

得点者:7分11番新沼選手(FUGADOR),8分4番本多選手(FUGADOR),26分21番勝俣選手(FUGADOR),29分2番根立選手(Festilo)

 

 今季、代表経験者3名を含めた多くの新加入選手、そして新監督を迎えたFUGADORすみだレディース。しかし冨澤新監督は所要で試合開始に間に合わず、総監督である須賀氏がベンチに入って指揮を執る。Festiloも今季から高梨新監督を迎えての初めての公式戦。FUDADORは新加入の足利選手が怪我でベンチに入れず、7番横山選手もアップに参加せず出場の様子は無い。FestiloもGK不在で19番佐藤選手がGKを務める。

 試合開始からFUGADORはプレスをかけ、Festiloを自陣にくぎ付けにすると、攻撃のコンダクトを振ったのは新加入ながら先発したFUGADOR13番北隅選手。フィクソとしてボールを効果的に供給し、機を見て攻撃に絡む動きを見せる。ポゼッションはFUGADORながらゴールを許さない堅い守りでFestiloも対抗。しかし前半7分、均衡が破れる。FUGADORは細かいパス回しからゴール前でGKと2-0の場面を作り、21番勝俣選手からのアシストで新加入11番新沼選手が押し込み、先制点を奪う。更に続く8分、左サイドのキックインからチョンドンのシュートをGKの鼻先で4番本多選手がコースを変えてゴールを奪い2-0とする。Festiloもカウンターに勝機を見出すべく15番古屋選手が積極的に仕掛けるがFUGADORも冷静に対応。前半Festiloをシュート2本に抑えた。

 後半に入ってもFUGADORペースは変わらないものの、Festiloも守備を修正。スペースを埋めて対抗する。攻めきれないFUGADORと粘り強く守るFestiloという構図が続いたが、後半11分21番勝俣選手が戻しのパスを豪快にゴールを叩き込み、3-0とリードを広げる。12分にはFestiloもビックチャンスを迎えるがGKの好守に防がれ、反撃のチャンスを逸する。しかし後半残り36秒でFestiloが相手ゴール前で間接FKを得ると2番根立選手のシュートが一度ははじかれるものの、粘り強く押し込み、1点を返す。結局試合は3-1でタイムアップ。新体制同士の対戦はFUGADORに軍配が上がった。

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15/05/03
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節府中アスレティックFC女子プリメイラ vs VEEX TOKYO Ladies

府中アスレティックFC女子プリメイラ 1-0 VEEX TOKYO Ladies

得点者:1分13番船附選手(府中)

 

 今季アスピランチからの昇格や復帰組等を加えて戦力充実の府中の相手は各カテゴリーを制して1部へ昇格した優勝候補VEEX。試合はいきなり動いた。前半1分、府中は右サイドのCKで背後から2人のDFの門の前に回り込んだ13番船附選手のシュートがファーサイド低くに決まり、先制点は府中が奪う。船附選手は今季アスピランチから昇格した初戦での先発起用に結果で応えた。不意を突かれた形となったVEEXは前からプレスをかけ、府中を自陣に押し込み、徐々にボールポゼッションを高める。しかしコンパクトな形で守る府中に対して個々の能力でサイドを打開できるものの、前線での起点がなかなか作れないからか、遠目からのシュートが多くなり、決定機まで持ち込めない。また府中もVEEXを研究してかピヴォへのボールのカットを積極的に行い、守備の出足が良い。府中はマイボールになるとピヴォアラチェンジやピヴォ当てでシンプルにボールを前線へ供給する。

 後半に入ってVEEXは守り方を変更してきた。ボックスの形にして府中の前線の起点作りに対抗。サイドのスペースを消し、ピヴォへのボールを複数で囲い込むが目的か。それでも前からプレスをかけてくるとダイヤの形でプレスをかけ、それに対して府中も無理してパスを回さず、キックインからでもシンプルにパラレラで縦へ供給しリスクを避ける。スコアが動かないまま残り3分となった時点で5番伊藤選手をGKにしてパワープレイを敢行。ここからは府中は我慢の時間帯が続くが、ゴールネットは揺らされないまま試合終了のブザーが鳴り、府中が昇格のVEEXに勝利した。

 

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15/05/03
【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節TapaZida vs 府中アスレティックFCキンツェム

TapaZida 2-3 府中アスレティックFCキンツェム

得点:4分14番高城選手(キンツェム),10分7番森選手(TapaZida),20分12番芦澤選手(キンツェム),25分7番森田選手(キンツェム),27分15番伊藤選手(TapaZida)

 

 昨季、優勝まであと一歩に迫ったTapaZidaに対するはエントランスリーグ参入後、同期のVEEXの陰に隠れながらも共に1年でエントランス、2部を卒業し1部へ昇格したキンツェム。

 試合開始よりボールポゼッションはややTapaZIda優勢。キンツェムもかつては府中プリメイラとして1部で戦っていた選手も多い為、経験は豊富で守備のバランスが非常に良い。この守備ブロックをTapaZidaが崩せないでいた前半4分、キンツェムはピヴォアラチェンジで中央へ入ってきたアラの14番高城選手へパス。後ろから入ってきたループパスをボールの落ち際に思い切りボレーで振り抜くと糸を引くような低い弾道がファーサイド絶妙なコースに決まり、キンツェムが先制。気を取り直したTapaZIdaは高いポゼッションを活かしてクワトロでボールを回し徐々にゴール前へと迫る。すると11分、TapaZida森選手のミドルシュートが決まり、同点に追い付いた。TapaZIdaもいつものような活気を取戻すが、シュート数は10本とやや少なめの前半だった。

 前半を1-1で折り返して迎えた後半4分、勝ち越し弾を決めたのはキンツェム。12番芦澤選手がゴールで前でDFを背負いながらも反転して左足シュート。一度は防がれたが、こぼれ球を押し込み2-1と再びキンツェムがリードした。ボールポゼッションはTapaZida優勢ながらもなかなかシュートまで持ち込めないTapaZIda。しかしハーフライン付近に守備ラインを引き、スペースを埋めて守る府中の守りを崩せないでいた。次の得点もキンツェム。後半10分、右サイド深い位置で14番高城選手がDFを背負ってボールをキープ。そこに走り込んできた7番森田選手が走り込み左足ミドルシュートを放つとDFに当たった為にコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれていった。3-1とされたTapaZIdaはここから積極的に選手交代を行い、追い上げを図り、後半12分に15番伊藤選手のゴールで1点を返すが反撃もここまで。優勝候補のTapaZIdaをキンツェムが撃破し、波乱の1部開幕試合となった。

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15/01/04
【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部第12節FUGADORすみだレディース vs 府中アスレティックFC女子プリメイラ

FUGADORすみだレディース 0-2 府中アスレティックFC女子プリメイラ

得点者:24分17番島崎選手(府中),25分10番見澤選手(府中)

 

 3位を争うチーム同士の戦いは、FUGADORがボールポゼッションを高め、ペースを作る。府中は3-1のシステムでピヴォへボールを入れるが、パスの精度の影響もあり、ボールが収まらない為、ピヴォがサイドへ流れて起点を作ろうと試みる。キックインからも戦術を使って打開しながら徐々に府中もチャンスを作り出す。FUGADORも試合途中からカウンターで攻め込む機会が増えるが、決定機まで持ち込めず、スコアレスの状況が続く。FUGADORは前半積極的に交代を行い、特に4番駒木根選手がピヴォの位置に入ると判断良くシンプルにボールを捌く事で良いリズムを作っていた。

 互いの持ち味を生かしながら一進一退の攻防だった前半を0-0で折り返し、迎えた後半府中が徐々に攻勢に出る。前半5分左サイドからのチョンドンシュートがGKの手をはじいてゴールに入ったかに見えたが、これを掻き出され微妙な判定はノーゴール。しかし勢いが出てきた府中は後半10分、またもや左サイドの17番島崎選手のチョンドンシュートは意表を突き、ループ気味にファーサイドへ。これがGKの頭を超えてゴールへと吸い込まれ、府中が先制点を奪う。更に直後に右サイドでボールを奪った府中10番見澤選手が放ったシュートがディフェンスに当たりながらもゴールを陥れ、2-0と点差を広げる。FUGADORも劣勢を跳ね返そうと必死に攻撃を試みるが、集中を切らさない府中が体を張って守りきり、2-0で試合終了。これで両チーム得失点差で並んだが、当該成績の得失点差で府中が上回り、3位へと浮上し今シーズンのリーグ戦を終えた。

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15/01/04
【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部第12節LY Festilo vs early.f.t

LY Festilo 1-1 early.f.t

得点者:7分2番諸本選手(early),15分19分佐藤選手(Festilo)

 

 優勝争いの次の試合は裏天王山、7位Festiloと8位earlyの戦い。序盤前からプレスをかけたFestiloが優位に試合を進め、積極的にシュートを放つ。earlyは細かくつながず一気にディフェンスの裏を狙い、プレスを回避する。押され気味のearlyは早めの前半7分にタイムアウトを取り、立て直しを図る。プレイ再開はハーフラインを越えたあたりの直接フリーキックだったが、ゴール前を狙ったクロス気味のボールがそのままゴールに入り、劣勢だったearlyが先制点を奪う。交代の少ないFestiloは前からのプレスがなくなり、互いに引き気味に守備ラインを引くと互いのボール回しは共に旋回で攻撃を組み立てる。浮き球を多用した事もあり、両チームともにパスミスも多く、思い通りの形でゴール前に攻め入る事ができない状況が続いた。しかし残り1秒、Festiloはゴール前の混戦を19番佐藤選手が押し込み、前半終了間際に同点に追いつき、1-1のスコアでハーフタイムを迎えた。

 後半は見せ場が少なく、時間ばかりが過ぎて行く。カウンターからもなかなかシュートが放てず、キックインからのチョンドンを狙うが、単調な攻撃にゴールを奪えない。何とかゴール前へ迫ろうと前半同様旋回で押し上げを図るが、決定機を演出できない。シュート数ではFestiloが倍以上のシュートを放つが、earlyのゴールを奪う事ができず、1-1のスコアのまま試合終了。この結果、Festilo、early共に7位以下が確定。残りの試合で自動降格の8位か入れ替え戦の7位かが確定する事になった。

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15/01/04
【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部第12節TapaZida vs the sunkisst

TapaZida 0-1 the sunkisst

得点者:18分9番中村公選手(sunkisst)

 

 東京都女子1部の優勝が決まる大一番、引き分け以上でTapaZidaが優勝、sunkissstは勝たなくては優勝を手にする事ができない。お互いに相手の様子を伺ったのか引き気味にして相手の攻撃のスペースを埋める。最初3-1のピヴォアラチェンジを多用していたTapaZidaは徐々にクワトロに移行。女子では珍しく両チームともにクワトロでボールをつなぎ、攻撃を組み立てる展開となった。しかし遠目からのシュートはあるものの、リスクを嫌ってかゴール前への侵入度合いが少なく、決定機を作れず、時間が淡々と過ぎていく。ややsunkisstがポゼッションでは高めと感じるが、TapaZidaはベンチからボールを奪ってからの切り替えの指示が飛び、一気にカウンターへ持っていきたい意図も見えた。

 前半を9本ずつのシュートと攻撃的なチーム同士の戦いではやや少なめだったが、後半3分、sunkisstが右サイドのキックインから一気にゴール前へクロスを入れると9番中村選手がゴール前に頭で合わせてスコアが動く。ここから一気にゲームは活気が出てくる。TapaZidaはこのままでは優勝ができない為、前からプレスをかけ、sunkisstはGKの素早いスローから一気に前線へと入れて追加点を狙う。途中、ファールの判定がややあいまいになったか、ベンチや選手が苛立つ場面もあったが、集中を切らさない両チームは激しい攻防を見せ、好ゲームを演じる。ビハインドを背負っている為かTapaZidaはやや焦りも見え、判断が遅い場面もあり、パスミスも目立ち、なかなか決定機を作れない。終盤、TapaZidaはシンプルにチョンドンで積極的にゴールを狙うが、集中して守るsunkisstの牙城を崩せず試合終了のブザーが鳴り響いた。sunkisstは最後にTapaZidaを降して逆転優勝を決め、参入戦の切符を手に入れた。

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14/12/23
【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部TapaZida vs FUGADORすみだレディース

TapaZida 6-1 FUGADORすみだレディース

得点者:16分3番吉田選手(TapaZida),20分15番伊藤選手(TapaZida),23分10番篠木選手(TapaZida),25分15番伊藤選手(TapaZida),25分2番江川選手(TapaZida),28分3番吉田選手(TapaZida),30分10番篠木選手(TapaZida)

 

 前節で得失点差で首位を明け渡したTapaZIdaはこの前の試合で首位sunkissstが勝利しており、負けられない試合。代表より7番横山選手が戻り、僅かに残る優勝の可能性に賭けたいFUGADOR。試合序盤からスピード感のある試合は、ポゼッションを試みるFUGADORとカウンターが攻撃の主体となったTapaZIdaのがっぷり四つ。FUGADORは3-1とクワトロを併用して攻撃を行うが、ゴール前での決定機をなかなか作る事が出来ず、逆に15番伊藤選手を中心としたカウンターを受けてピンチとなる場面が何度かあった。FUGADORもカウンターから攻撃を作る場面もあったが、チャンスを作れず、前半は一進一退の攻防で終了した。

 後半、FUGADORはスイッチを入れる為か攻撃的なセットを組んできた。開始早々からプレスをかけて惜しいチャンスを作り、リズムを掴む。しかし逆にTapaZIdaは右サイドのコーナーキックからの戻しを3番吉田選手がダイレクトでミドルシュートを放つと低い弾道がディフェンスの足下をすり抜けてゴールに吸い込まれていった。待望の先制点を奪ったTapaZidaの勢いのまま、後半4分に15番伊藤選手がセンターサークルを超えた付近から意表を突いたロングシュートを放つとファーサイドの上、絶妙なコースに決まり追加点を奪う。23分にもピヴォアラチェンジでスペースに抜けた10番篠木選手がダイレクトで放ったループ気味のシュートが決まり3-0と一気にリードを広げる。更に25分には15番伊藤選手がパスを出すふりをして一気に中央突破してミドルシュートを叩き込み4点リードとする。TapaZidaはやる事が決まっており、チームとしての意思統一が見られた時間帯だった。直後にFUGADOR2番江川選手が自陣からドリブルで持ち上がり、左サイドから見事なミドルシュートを決めたが、28分に3番吉田選手、30分にも10番篠木選手がゴール前のこぼれ球を押し込み終わってみれば6-1でTapaZidaが快勝した。

 TapaZidaはこの勝利で勝ち点が並ぶthe sunkkistを得失点差で上回り、首位浮上。次節の直接対決で引き分け以上ならば優勝となる。次節1/4の直接対決で東京都の優勝が確定する。

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14/12/23
【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部ASV PESCADOLA町田Bailarinas vs LY Festilo

ASV PESCADOLA町田Bailarinas 5-0 LY Festilo

得点者:3分14番守田選手(町田),6分4番鈴鹿選手(町田),6分11番福下選手(町田),8分4番鈴鹿選手(町田),12分2番海老名選手(町田)

 

 1stステージの対戦ではFestiloが勝利したこのカード。試合序盤から町田が猛攻をしかける。前半3分に右サイドを強引に突破した14番守田選手のトゥーキックが決まり、町田が先制点を奪う。6分にも4番鈴鹿選手がゴール前のギャップに顔を出すと11番福下選手がピンポイントでスルーパス。鈴鹿選手がGKとの1対1を冷静に決め追加点を奪う。8分には細かいパス回しから右へ展開。足裏で落としたパスを11番福下選手がシュート。ディフェンスのブラインドでGK反応できずファーサイドに吸い込まれていった。更に8分にはジアゴナルランでディフェンスを振り切った4番鈴鹿選手へのループパス。バックヘッドでボールをそらして4-0。更に12分にも右サイドをピヴォとのワンツーで抜け出が11番福下選手の折り返しをゴール前で2番海老名選手が冷静に決め、5点差と町田が大量リードを奪う。

 Festiloは後半早々前からかけ、ペースを掴むが、町田は徐々に対応しパス回しで回避。するとパスミス等で攻撃の途絶える事が多かったFestiloの攻撃が沈静化。町田の細かいパス回しに対応できなかったFestiloだったが、少しずつ対応した事でピンチを作られながらも追加点を与えず、カウンターを中心に攻撃を組み立てるが、大量リードで余裕が出てきた町田を崩す事ができず。後半はスコアの動かないまま、終了。町田は残留に大きく近づく勝ち点3を獲得。Festiloは前半に守備が混乱した時間帯に立て直しができなかったのが響いた。

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14/12/23
【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部the sunkisst vs 府中アスレティックFC女子プリメイラ

the sunkisst 3-1 府中アスレティックFC女子プリメイラ

得点者:15分13番中村公選手(sunkisst),23番15番片山選手(sunkisst),26分25番東山選手(sunkisst),28分10番見澤選手(府中)

 

 前節首位に立ったsunkisstは試合序盤に高い守備ラインを引く府中相手にボールポゼッションで劣勢に回るもののカウンターを中心とする。得意のクワトロも早いプレスにエントレリネアスへパスを入れる事に苦戦し、裏へのスルーパスでチャンスを作る。しかし珍しくパスミスやトラップミス等も多く攻撃のリズムがなかなか作れないでいた。ポゼッションで優位の府中だったが、縦パスに厳しく寄せるsunkisstに対して前線で起点ができず、ボールを持たされている感もあった。それでも徐々に府中のプレスに慣れてきたsunkisstがシンプルな攻撃からシュートを放ち府中ゴール前に迫ると前半残り4秒ゴール前でのクリアミスのこぼれをsunkisst13番中村公選手が押し込み、sunkisstが先制点を奪い、そのまま前半を終えた。

 得点を奪ったsunkkistは後半はペースを掴み、攻撃にリズムが出てくる。逆に単純なミスが多くなった府中はポゼッションに苦しみ、攻撃の手数が減少していく。すると後半8分に府中の攻撃を跳ね返して一気にカウンターで25番東山選手が左サイドを駆け上がると一気に逆サイドを走った15番片山選手がダイレクトで合わせて追加点を奪う。この場面sunkkistはファーサイドへ2名走っており、切り替えの早さが得点につながった。更に後半12分にも中盤でのパスカットから25番東山選手がGKとの1対1を制して3-0とリードを広げる。この後、後半13分にsunkisstがターンオーバーを使った時間に府中10番見澤選手が意地のミドルシュートを決めるが、反撃もここまで。sunkisstが3-1で府中を降した。

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09/07/25
1部6節 ASV PESCADOLAMACHIDABailarinas vs グレートガールズ

ASV PESCADOLAMACHIDABailarinas 6-1 グレートガールズ

 試合開始から引き気味のグレートガールズに対して町田は前半2分に13番服部選手が先制点を挙げる。しかしその後は町田が攻めあぐねシュート自体も少ない展開となっていた。前半6分にグレートガールズがタイムアウトを取った後に町田に追加点が入る。中央をスルスルとドリブル突破してきた13番服部選手のトゥー気味のシュートがGKの虚をつき、股の下を抜けてゴールへ。その後も2番鈴鹿選手がこれもドリブル突破からの右足シュートで追加点を奪い3-0で折り返す。

 後半に入ってからも町田は2分味方GKのスローを巧みにトラップし10番磯飛選手がゴールを決めてから同じく2分に5番岩崎選手もゴールを奪い早くも試合を決定付ける。しかしグレートガールズも4分にロングボールをディフェンスと競り落としたボールを5番渡辺選手が決めて一矢報いる。しかし10分にはやや上がり気味にパワープレイをしていたGK1番森選手がットゥーキック気味に打ったミドルシュートが決まり更に11分に4番福下選手がダメ押し点を決め終わってみると6-1。大量得点で町田が勝利を挙げた。

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09/07/25
1部第6節 the sunkisst vs CAFURINGA BOYS東久留米

the sunkisst 2-2 CAFURINGA BOYS東久留米

 試合直後の得点で主導権を握ったのはCAFURINGA。しかし徐々にCAFURINGAの速攻に慣れてきたsunkisstも前半10分に右サイドをドリブル突破し折り返したボールをゴール前で合わせた見事な得点で同点に追いつく。しかし直後の11分、コーナーキックからボールを6番渡辺選手が決めてすぐに勝ち越し突き放した。

 後半に入ってもCAFURINGAペースは変わらない。sunkisstはシンプルに長いボールを使ってゴール前に運ぼうとするがそのボールをカットしたCAFURINGAがカウンターで攻め込む場面が多くなっていた。しかし決定機をなかなか決められないCAFURINGAの攻撃に少し慣れてきたのかsunkisstの同点ゴールが生まれる。後半10分CKから落としたボールを思い切り振りぬいたボールがDFに当たりコースが変わりGKの手をかすめてゴールへ入っていった。このまま試合は2-2で終了。試合内容からはCAFURINGAが奪うべき勝ち点を減らされてしまったという感想だ。

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09/07/20
1部第5節(1) Fuchu Athletic Ladies vs うー魚

Fuchu Athletic Ladies 0-5 うー魚

 立ち上がりからうー魚が守備ラインを前線にひき積極的にプレスをかける。これによって府中はなかなかパスを繋げる事ができず、前線へボールを運べない。一方の府中は自陣に侵入してくるボールをアラを中心にケアする。それに対してうー魚はアラとフィクソの連携でピヴォ当てを多用しプレスを回避しボールを支配する。状況を見て府中は前半4分という早い時間にタイムアウトを取り対策を練る。先制は試合を優勢に進めていたうー魚。右サイドからの折り返しを11番小川選手が懸命にスライディングで足を伸ばし執念でゴールへ流し込んだ。この後も前からの守備を徹底したうー魚がゲームを支配したが1-0の最少得点差で前半を折り返した。

後半開始すぐに得点をあげたのはまたもやうー魚。1分、左サイドキックインからのセットプレイで11番小川選手の左足シュートが見事に決まる。後がない府中は寄せを早めるようになりうー魚の判断が遅くなると攻撃を遮断する事ができていた。しかし5分に23番槇選手が右サイドからカットインし放ったシュートを一度はGKのファインセーブで止めたものの詰めていた13番後藤選手に押し込まれ3-0。そしてこの後府中は5ファールを重ねてしまう。その後もうー魚は持ち前の攻撃力で2点を加点。5-0というスコアもそうだがシュート数も23本vs3本とうー魚が圧倒した。

<うー魚松田監督のコメント>

 府中はしっかりとつなぐチームなのでその持ち味を出されないように試合序盤から前からプレスをかけた。前半サイドの選手の受けるプレッシャーが強かったのでピヴォ当てを狙うよう指示を出しうまく選手が実行してくれた。連日の試合もうまくみんなで回せたので疲労等の問題はなかった。広いコートだったのでなかなかシュートまで持ち込めなかった時間もあったが、いろんな事がたまたまうまくいき、結果もまぁまぁでした。

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ライン際を突破する11番小川選手

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府中は激しく体を寄せる

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終わってみるとうー魚の快勝だった

 

 

09/07/20
1部第5節(2) Forest ANNEX vs FUN Ladies

Forest ANNEX 1-2 FUN Ladies

 王者FUN LadiesにForest ANNEXが挑むこの試合、昨日の選手権予選で悔しい思いをしたForest ANNEXには並々ならぬ気迫が漲っていた。しかしその出鼻をくじいたのはFUN10番中島選手。開始わずか1分、右サイドでのシザースからカットインして豪快に放った左足シュートは左上隅に突き刺さった。先制パンチをくらっForest ANNEXだったが引き気味にラインを引いて守備をコンパクトに保ってここぞという時に複数で囲みに行く事を徹底する。FUNはボールはまわるが決定的なシュートまではなかなか持ち込めない。それならばと前半7分サイドをパラレラで4番賀川選手が突破しGKが飛び出したところを逆サイドに流し込み追加点を奪った。しかし前半9分、FUNはFPとGKのタイミングが合わずバックパスを取られゴール前で間接フリーキックを与えてしまう。15番桑田選手が放ったシュートはGKが防いだがこぼれたボールを詰めていた7番小川選手が左足で蹴り込み1点を返す事に成功する。これで前半は2-1FUNのリードで折り返した。

 後半も圧倒的にボール支配するFUNに対してForest ANNEXは前半同様ハーフまで引いて中を切りながら守り、サイド突破に対しては体を寄せて自由にさせない。ベンチからも松村監督の激しい指示が飛びベンチメンバーからも大きな声が飛ぶ。ボールを奪うとカウンターを発動しゴール前まで持ち込むがFUNは複数で囲み決定的な場面になるまえに芽を摘んでいた。しかし今日のFUNは何かおかしい。単純なトラップミスが多く少し元気がないようにも見える。むしろ負けている方のForest ANNEXの元気さが目立ってしまう程。新しい戦術の産みの苦しみかはたまた慣れない事への迷いか・・・試合はこのまま2-1でFUNの勝利では終わったものの試合後の両チームの様子はどっちが勝ったのかはにわかに判断できなかった。しかしどんなに内容が悪くとも勝ち点3をしっかりと稼いだのはさすがと言える。

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先制点を決めた10番中島選手

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得点を引き寄せた15番桑田選手のシュート

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タイムアウトで修正を図るオスカー監督

 

 

09/07/14
1部第4節(2) うー魚 vs Forest ANNEX

うー魚 4-0 Forest ANNEX

 得失点差ではあるものの現在首位に立つうー魚と前節で今季初勝利を果たしたForest ANNEXとの戦い。開始直後からうー魚は前線からプレスをかける。それに対してForest ANNEXは早めに裏を狙うボールでプレスを回避を狙うがうー魚の得点がすぐに生まれる。前半1分CKからの戻したボールを16番篠木選手がダイレクトでシュート。これが低い弾道で見事にニアサイドに決まった。先制点を取られたForest Annexだったが守備ラインはハーフに位置してボール奪取のタイミングを狙う。しかし次の得点もうー魚だった。前半6分右サイドのキックインを素早く行い右足で放ったシュートがファーサイドに決まる。この2点目そして直後の前半7分に決めたのもうー魚16番篠木選手。前半7分でハットトリックを決めた。3点目は右サイドでパスカットして中央へカットインして持ち込み左足で豪快に決めた得点だった。直後にForest ANNEXはタイムアウトを取るがうー魚の勢いは止まらず前半8分11番小川選手が味方GKのスローイングうまくディフェンスブロックしながら体を入れ替え、左足で倒れこみながらシュートし4点目を奪取した。Forest ANNEXはこの後前プレを開始し高い位置で奪いシュートまで持ち込み場面を作り出したが枠を捉えきれず前半は4-0で終了した。

 

 後半はうー魚の勢いがひと段落したようだったが、Forest ANNEXがペースを掴むまでには至らない。裏のスペースを有効に使おうという意図が見れたがなかなかパスがつながらずシュートシーンもキックイン以外にはなかなか作り出せない。それでも時折見せる戦術は可能性を感じさせた。うー魚も前半には出場していなかったメンバーもピッチへ送り出したが、うー魚優勢のまま試合は終わり首位をガッチリとキープした。Forest ANNEXは3試合消化で1得点。攻撃力は充分持っていて個々の力も劣っていないだけになんとか結果として残したい。

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この日前半だけでハットトリックの16番篠木選手

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今節から復帰した15番桑田選手が積極的にゴールを狙う

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ドリブルで駆け上がる9番篠原選手。戦術理解に長け強烈な右足を持つ。

 

<東京都女子1部その他の結果>

CAFURINGA BOYS東久留米 6-0 グレートガールズ

 

 

09/07/14
1部第4節(1) FUN Ladies vs Fuchu Athlethic Ladies

FUN Ladies 4-0 Fuchu Athlethic Ladies

 今季まだ黒星の無い府中がどれだけFUNに食い下がれるかが注目された試合は前半、ボール支配率に勝るFun Ladiesだったが、府中の堅いディフェンスに苦戦する。しっかりと引いてスペースを与えない守備を徹底し攻撃への切替はうまく機能しなかったが約束事をしっかりと守りGKの堅守もあり前半を0-0で折り返す。FUN Ladiesは府中を圧倒しているものの何か消化不良のまま前半を終了する。

 

後半も両チーム同じスタメンで開始。均衡が破れたのは後半1分、CKからだった。コーナーキックからふわりとゴール前に浮き球を供給すると体を寄せきれていなかった府中のディフェンスは競る事ができず7番高橋選手がジャンプ一番ヘディングシュートでFUNが先制する。FUNの2点目が入ったのはその直後、Pivoの位置から右サイドに縦に流れた6番宇津木選手に入れいわゆる「L」の動きをする。中へワンツーをするのか空いたスペースに走りこむ選手へパスするのかと思いきや6番宇津木選手はシュートを選択。角度は少なかったが的確に枠を捉えたゴールに会場は沸いた。

勢いづくFUNは前半同様シュートの雨を降らせる。体を張ってディフェンスする府中だったが勢いは止められなかった。後半5分右サイド狭いスペースで6番宇津木選手と10番中島選手のコンビでパラレラで抜け、ディフェンスに寄せられる前にトゥーキックでゴール右上に突き刺した。一方の府中は前線からのプレスを開始。何とかペースを掴もうとするが試合巧者のFUNは付け入る隙を与えない。最後は後半11分に14番小野選手がゴール前で右足でシュートフェイントでインサイドで切り返し、左足でゴールへ流し込んで4-0とした。

FUNは磐石の3連勝、府中は今季初黒星となり1勝1敗1分となった。

 

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均衡を破ったFUN7番高橋選手のヘディングシュート

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FUN2点目となった6番宇津木のゴールで完全に勢いづいた。

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GKを中心として守った府中だったが、FUNの勢いは止められなかった

 

 

09/06/14
1部第3節 ASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas vs Fuchu Athletic Ladies

ASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas 1-1 Fuchu Athletic Ladies
 
両チームともにベンチ入りは9人。試合序盤から町田ペース。ヘドンド(旋回)をベースに展開し臨機応変に攻撃を組み立てる。府中はせっかくのマイボールがなかなかつながらず攻撃が途切れ途切れに。それでも町田の攻撃を連動した守備で抑えるなど決定的な場面を作らせない。試合が動いたのは前半残り30秒。GK1番森選手からのロングスローがディフェンスの裏へ。一瞬かぶったと思い背走する町田の選手が後頭部でヘディングした形となり不意をつかれたGKの横をふわりと通過しゴール。あきらめない姿勢が点につながった形だ。府中には不運ともとれるが一瞬マークがぼやけてしまっていただけに悔やまれる失点だった。

後半も多彩な攻めを見せる町田に防戦に回る府中。町田の選手は判断が早く選択肢を多く持っているように感じた。府中は前に急ぎ過ぎる傾向もあり、なかなか有効な攻撃ができなかったが、後半5分左サイドのドリブルからゴール前へのシュートパスにダイレクトで?落合選手が合わせてゴール。決して簡単なボールではなかっただけに見事なゴールだった。その後町田は?岩崎選手を中心に攻め立てるが安定した守備を見せた府中が守りきり1ー1のドローとなった。

 
 
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ゴールを決め喜ぶ府中
 
 
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すべての時間ピッチに立ち続けた5番岩崎選手

※文中でチーム名を省略させていただいています。ご了承ください。

 

09/06/14
東京都女子1部第3節 Forest ANNEX vs CAFURINGA BOYS東久留米

Forest ANNEX 1-0 CAFURINGA BOYS東久留米
 
初戦を落としてしまったチーム同士の対戦。CAFRINGAはベンチ入り6名という苦しい布陣。序盤ペースを掴んだのはCAFURINGA。引き気味で守るForest ANNEXに対してCAFURINGAはシンプルに回してサイドから縦にボールを入れて起点を作ろうとする。キックインから何度もシュートシーンを作るが体を張ったディフェンスでゴールは割らせない。対するForest ANNEXは前線へのパスが通らず、横パスにもミスが出てくる。しかしGKのスローイングによって前線への押し上げができるようになり攻撃の場面が増えてくる。
Forest ANNEXの攻めが結実したのが前半7分、GK2番太田選手のゴールスローから前線で5番阿部選手がキープ。ディフェンスの股を通したパスを8番夏迫選手が冷静にシュートして先制。シュート数が少ない中チャンスを確実にものにした。得点直後もCAFURINGAが盛り返すがGK2番太田選手が抜群のポジショニングによる安定したセーブで防ぐ。膠着状態のままそのまま前半終了。
 
後半も同様の展開が続く。CAFURINGAもゴールスローを有効に使い前線での起点を作る。試合は一進一退の攻防を繰り広げる。後半躍動感をみせたのがForest ANNEX14番森田選手。強烈な左足のシュートであわやの場面を作り出していた。CAFURINGAは限られたメンバーで疲れが出たのかパスミスが多くなり踏ん張りきれずにプレーの後に体制を崩してしまう場面も多く見られるようになる。Forest ANNEXも決定的場面を作りながらも決め切れなかったが1-0のまま終え今季初勝利をあげた。
 
 
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貴重な得点を挙げた?夏迫選手
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キックインから積極的に打つCAFURINGA
 
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強烈な左足を持つ14番森田選手
 
※文中でチーム名を省略させていただいています。ご了承ください。