【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部第12節TapaZida vs the sunkisst - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】東京都女子フットサルリーグ1部第12節TapaZida vs the sunkisst

2015年1月 4日 20:00

TapaZida 0-1 the sunkisst

得点者:18分9番中村公選手(sunkisst)

 

 東京都女子1部の優勝が決まる大一番、引き分け以上でTapaZidaが優勝、sunkissstは勝たなくては優勝を手にする事ができない。お互いに相手の様子を伺ったのか引き気味にして相手の攻撃のスペースを埋める。最初3-1のピヴォアラチェンジを多用していたTapaZidaは徐々にクワトロに移行。女子では珍しく両チームともにクワトロでボールをつなぎ、攻撃を組み立てる展開となった。しかし遠目からのシュートはあるものの、リスクを嫌ってかゴール前への侵入度合いが少なく、決定機を作れず、時間が淡々と過ぎていく。ややsunkisstがポゼッションでは高めと感じるが、TapaZidaはベンチからボールを奪ってからの切り替えの指示が飛び、一気にカウンターへ持っていきたい意図も見えた。

 前半を9本ずつのシュートと攻撃的なチーム同士の戦いではやや少なめだったが、後半3分、sunkisstが右サイドのキックインから一気にゴール前へクロスを入れると9番中村選手がゴール前に頭で合わせてスコアが動く。ここから一気にゲームは活気が出てくる。TapaZidaはこのままでは優勝ができない為、前からプレスをかけ、sunkisstはGKの素早いスローから一気に前線へと入れて追加点を狙う。途中、ファールの判定がややあいまいになったか、ベンチや選手が苛立つ場面もあったが、集中を切らさない両チームは激しい攻防を見せ、好ゲームを演じる。ビハインドを背負っている為かTapaZidaはやや焦りも見え、判断が遅い場面もあり、パスミスも目立ち、なかなか決定機を作れない。終盤、TapaZidaはシンプルにチョンドンで積極的にゴールを狙うが、集中して守るsunkisstの牙城を崩せず試合終了のブザーが鳴り響いた。sunkisstは最後にTapaZidaを降して逆転優勝を決め、参入戦の切符を手に入れた。

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