【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節府中アスレティックFC女子プリメイラ vs VEEX TOKYO Ladies - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】ゼビオ東京F女子1部リーグ第1節府中アスレティックFC女子プリメイラ vs VEEX TOKYO Ladies

2015年5月 3日 20:05

府中アスレティックFC女子プリメイラ 1-0 VEEX TOKYO Ladies

得点者:1分13番船附選手(府中)

 

 今季アスピランチからの昇格や復帰組等を加えて戦力充実の府中の相手は各カテゴリーを制して1部へ昇格した優勝候補VEEX。試合はいきなり動いた。前半1分、府中は右サイドのCKで背後から2人のDFの門の前に回り込んだ13番船附選手のシュートがファーサイド低くに決まり、先制点は府中が奪う。船附選手は今季アスピランチから昇格した初戦での先発起用に結果で応えた。不意を突かれた形となったVEEXは前からプレスをかけ、府中を自陣に押し込み、徐々にボールポゼッションを高める。しかしコンパクトな形で守る府中に対して個々の能力でサイドを打開できるものの、前線での起点がなかなか作れないからか、遠目からのシュートが多くなり、決定機まで持ち込めない。また府中もVEEXを研究してかピヴォへのボールのカットを積極的に行い、守備の出足が良い。府中はマイボールになるとピヴォアラチェンジやピヴォ当てでシンプルにボールを前線へ供給する。

 後半に入ってVEEXは守り方を変更してきた。ボックスの形にして府中の前線の起点作りに対抗。サイドのスペースを消し、ピヴォへのボールを複数で囲い込むが目的か。それでも前からプレスをかけてくるとダイヤの形でプレスをかけ、それに対して府中も無理してパスを回さず、キックインからでもシンプルにパラレラで縦へ供給しリスクを避ける。スコアが動かないまま残り3分となった時点で5番伊藤選手をGKにしてパワープレイを敢行。ここからは府中は我慢の時間帯が続くが、ゴールネットは揺らされないまま試合終了のブザーが鳴り、府中が昇格のVEEXに勝利した。

 

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