全日本東京都予選の最近のブログ記事

11/07/24
第8回全日本女子フットサル選手権東京都予選最終日

昨日に引き続き第8回全日本女子フットサル大会東京都予選の最終日が東京都世田谷区の駒沢屋内球技場にて行われた。最終日は準決勝2試合、そして3位決定戦と決勝戦がそれぞれ同時に行われた。

 

<試合結果>

【準決勝】

FUNフットサルクラブLadies com VEEX 3-2 府中アスレティックFCレディース

Forest ANNEX 5-3 CAFURINGA BOYS東久留米

【3位決定戦】

府中アスレティックFCレディース 1-2 CAFURINGA BOYS東久留米

【決勝戦】

FUNフットサルクラブLadies com VEEX 5-1 Forest ANNEX

 

<順位>

優勝:FUNフットサルクラブLadies com

準優勝:Forest ANNEX

3位:CAFURINGA BOYS東久留米

以上の結果により上位3チームは9月10?11に山梨県で行われる関東大会へ進出を決めた。FUNは関東リーグ所属の面目躍如で危なげなく優勝という成績を残した。昨年は涙を呑んだForest ANNEXも順調な補強により東京都での地位を固めつつある。CAFURINGAも4年連続の出場と安定した結果を残している。この3チームが関東大会でどのような成績を残せるか注目したい。 

 

優勝:FUNフットサルクラブLadies com VEEX

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準優勝:Forest ANNEX>

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3位:CAFRINGA BOYS東久留米

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10/07/17
第7回全日本女子フットサル選手権最終日

いよいよ第7回全日本女子フットサル選手権の東京都代表3チームが決定する予選最終日が7/17(日)駒沢屋内球技場で行われた。今日は準決勝と決勝、3位決定戦の合計4試合が行われ準決勝進出の4チームは2試合の内1試合でも勝てれば関東大会への進出が決定する。

 

<準決勝>

ファンレディース 5?2 カフリンガボーイズ東久留米

フォレストアネックス 4?4(PK4-5) う?魚

<3位決定戦>

カフリンガボーイズ東久留米 3?0 フォレストアネックス

<決勝戦>

ファンレディース 3?0 う?魚

 

この結果関東大会進出は

1位ファンレディース

2位う?魚

3位カフリンガボーイズ東久留米

以上の3チームが関東大会進出を決めた。

準決勝に残った4チームの内、残念ながら敗退となったのはフォレストアネックスだった。今年は経験豊富な選手の加入により東京都1部リーグ首位を走る勢いに乗ったチームだったが、東京都の壁は破れなかった。上位3チームはいずれも全国大会進出の経験のあるチーム。やはりフットサルにおいて経験というものはとても重要なものだろうか。

第1回から東京都代表チームが全日本フットサル選手権を制している。それが故に激戦地東京都を勝ち抜く事は非常に難しい。この3チームは関東大会でも中心となる存在とも言えるだろう。

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10/07/17
準決勝?ファンレディースvsカフリンガボーイズ東久留米

<準決勝?>

ファンレディース 5?2 カフリンガボーイズ東久留米

 

実はこの準決勝がファンレディースにとって今季公式戦初試合だった。民間大会などでは順調に結果を出し、全国大会等で厳しい試合を経験してはいるものの公式戦とはまた別物とも言える。果たして影響はあるのだろうか。立ち上げりからボールを支配するファンレディース(以下FUN)は前半4分CKから?四宮選手が決めて先制。更に6分に?中島選手のドリブルシュートで2点差とすると9分にも?小出選手が相手陣地でボールを奪うとすぐにシュートを放つとこれがゴールに吸い込まれ3?0と一気に点差を付けてカフリンガボーイズ東久留米(以下カフリンガ)を突き放す。カフリンガはなかなかFUN陣営に攻め込めず、GKからのロングスローやロングキックで一気にゴールを目指す場面が増える。これが功を奏したのか11分にカフリンガの3連続シュートが実り1点を返す。1本目はサイドポストに、2本目はクロスバーに当たり3本目を?高橋選手が押し込んだ。更に同じ11分に?中村選手が決めて1点差とした。前半終了間際にファンらしからぬ失点だった。

 

後半に入りGKは?手塚選手から?森選手へ交代。前半終了時の勢いのまま早く同点に追い付きたいカフリンガはプレッシャーを強める。さすがにFUNも狭いピッチではパスを回せない状況に陥った。しかし2分?中島選手が右サイドを突破し放ったシュートパスはカフリンガのディフェンスに当たりオウンゴールとなってしまった。更に3分にはコーナーキックから?宇津木選手が決めて3点差を取り戻した。この後はお互いにチャンスはあるものの点は動かずに膠着状態のままに刻々と時間が過ぎていき何か淡々とした感じで試合は終了した。ひょっとしたらカフリンガは試合の大勢が決まってからは「次の3位決定戦の為に」と気持ちを気鋭変えていたのかもしれない。FUNは初の公式戦の影響は全く見られず、決勝進出と共に関東大会出場を決めた。

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10/07/17
準決勝?フォレストアネックスvsう?魚

<準決勝?>

フォレストアネックス4?4(PK5-4) う?魚

 

関東大会進出に向けて意気上がるフォレストアネックスに対して昨年関東大会へ進出できなかったう?魚と対戦。東京都リーグでは首位を走るフォレストアネックスはリーグ戦での好調ぶりをこの大会でも持続している。この試合先制点を奪ったのはそのフォレストアネックスだった。前半5分ハーフタイム付近からキックインからフォレストアネックス?桑田選手が思い切り放ったシュートはそのまま糸を引くようにゴールへ吸い込まれていった。続いてすぐにフォレストアネックス?小川選手が相手陣内でボールを奪うと素早くシュートを放ちGKの股間を抜けてゴールが決まった。う?魚は直後にタイムアウトを取り、チームを落ち着かせる。これで落ち着きを取り戻したのかう?魚もすぐに反撃。再開のキックオフ直後の?見澤選手が前線でPivoとしてボールを受けると素早く左へ反転し右足でシュートを放つと逆サイドのネットに突き刺さった。これを機にう?魚が勢いを取り戻しディフェンスの裏を使う事でPivo当てが有効になり、徐々に攻勢に出る。9分にはディフェンスの裏を取り、GKとの1対1の決定機を迎えるがこれをフォレストアネックスGK?太田選手が素早くシュートコースを消し、決める事ができなかった。ピンチの後にチャンスあり、直後の10分フォレストアネックスはう?魚GKの4秒で間接フリーキックを得る。?小川選手が足裏で動かしたボールに23小櫻選手がトゥーキックで放ったシュートは低い弾道でゴールへ吸い込まれていった。

 

3?1フォレストアネックスのリードで迎えた後半1分、う?魚?松井選手のシュートがディフェンスに当たりオウンゴールで1点差とする。しかしすぐにフォレストアネックス23番小櫻選手が左サイドのキックインからの落としを豪快にけり込み再び2点差と突き放す。フォレストアネックスリードのまま試合が進むが、徐々にう?魚の攻撃がフォレストアネックスに襲いかかるが、GK?太田選手を中心に素早い寄せと組織的な守備でこれを跳ね返す。しかし猛暑の会場でやや出場選手に偏りがあるフォレストアネックスの一瞬の守備のほころびを突いてう?魚が1点を返す事に成功する。9分に右サイドのキックインからのシュートをファーサイドで?澤田選手がダイレクトのインサイドボレーで合わせた得点だった。残り約3分弱となってからは攻めるう?魚、守るフォレストアネックスにという構図が色濃くなる。耐えるフォレストアネックスにだったが、残り4秒ゴール前に蹴られたロビング気味のボールにゴール前でGK、う?魚の選手、フォレストアネックスの選手が交錯。GKがパンチングできたと思いきやボールを捕らえきれず不運にも自陣のゴールに飛んで行ってしまった。残り僅かな時間での同点に沸くう?魚、肩を落とすフォレストアネックス。

 

試合は延長戦は行わずにすぐにPK戦に突入。試合の勢いを持ち込めた形になったう?魚GK?松尾選手の2つのセーブでフォレストアネックスが勝利した。

フォレストアネックスは終了間際での失点が痛かった。延長戦があればまだ体勢を立て直す事もできたのだろうが、気分が切り替えできないままPK戦へ突入してしまった感があった。リーグ戦ではやや苦戦している様子が見られるう?魚だったが、ここ一番の戦いで勝負強さを見せて2年ぶりに関東大会への勝ち抜けを決めた。この日ベンチにはチーム創設メンバーの一人であった春日うつぎ氏が座りチームメイトを見守っていた事は大きな事だったはず。現役を引退しても尚、チームにとって影響力が強いのだと実感した試合でもあった。

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10/07/17
決勝戦ファンレディースvsう?魚

<決勝戦>

ファンレディース 3?0 う?魚

 

お互いに関東大会を決めた事もあるのかリラックスして試合に臨んでいるように見えた決勝戦。そのリラックスが試合に出たのか前半は淡々と試合が進み、お互いチャンスがない訳ではないのだが、決めきれずに0?0でハーフタイムを迎えた。

 

後半、両チーム共にGKを変えてきた。後半に入り気持ちを入れなおしたのかアグレッシブに攻撃をしはじめたファンレディースが(以下ファン)が後半2分に得意のシザースで右サイドを突破し右足のトゥーキックで放ったシュートが決まり待望の先制点を奪った。続いてファン?小出選手が決めて一気にペースを掴みファンのボールポゼッションが高まる。しばらく一進一退の状況が続くが、後半11分に?多々良選手が3点目を決めて勝負あり。東京都予選を優勝したのはファンレディースとなった。

 

試合も終わり、表彰式、写真撮影とすべての行事が終わった時にオスカー監督がある選手を呼んでベンチで話をしはじめた。この日ベンチ入りメンバーの中で唯一出場機会がなかった選手だった。以前よりオスカー監督は「全員で勝つフットサル」を目標としていると常々語っている。この選手に対して出場機会について話をしていたのだろうと勝手に解釈した。オスカー監督はまだまだファンを成長させようとしているようだ。

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10/07/17
3位決定戦カフリンガボーイズ東久留米vsフォレストアネックス

<3位決定戦>

カフリンガボーイズ東久留米 3?0 フォレストアネックス

 

準決勝で敗れ、敗者復活戦という意味合いのある3位決定戦に挑む両チームだったが、フォレストアネックスが試合前から痛手を負っていた。チームの中心である?小川選手が累積警告で出場停止、更に松村監督が同日に開催されている関東リーグFIREFOXの試合へと会場を後にし阿部コーチが采配を振るう。しかしそれはカフリンガボーイズ東久留米(以下カフリンガ)も同様で垣本監督が関東リーグ出場で会場を後にし、橋田コーチが代わりに指揮を執った。

 

試合はカフリンガがやや優勢。強いフィジカルを生かして?中村選手が起点を作る事で攻撃を押し上げる事に成功していた。また前線からのプレッシャーでボールを奪い積極的にシュートへとつなげていった。フォレストアネックスは押し込まれるものの決定機を許さず、前線でキックインの機会があれば積極的にシュートを放って行った。ややカフリンガ押し気味の試合展開は前半8分にスコアが動く。キーパーのパンチングがこぼれた所を?小野選手が押し込みカフリンガが先制点を奪う。カフリンガの攻勢が目立ったまま前半が終了した。

 

後半に入り流れを変えたいフォレストアネックスだったが、パスがうまくつながらず攻撃が単調になってしまい攻撃の形がなかなかできない。何とか同点に追い付きたいもののカフリンガに押し込まれてシュートは打つもののなかなか決定機が作れない。そんな中、9分カフリンガがオウンゴールで2点差とした。その後必死に攻撃をしかけるフォレストアネックスだったが、残り29秒にカフリンガGK?渡辺選手のゴールスローを?中村選手がバックヘッドで加点しダメ押し点を決めた。3?0のスコアでカフリンガが残り1枚の関東大会への切符を手に入れた。

 

カフリンガは狭いピッチで強靭なフィジカルを生かしてフォレストアネックスを圧倒した。昨季はAventuraへ移籍した渡辺選手が目立つ存在だったが、今年はチーム全体がレベルアップしている気がする。もっか東京都1部の首位となっているフォレストアネックスを倒した事もあり、リーグ戦でも有力な優勝候補と言えるだろう。

フォレストアネックスはやはり?小川選手のサスペンドが影響したのかもしれない。普段アラで仕掛けるタイプの23番小櫻選手、?藤井選手、?夏迫選手等がフィクソの位置にいる事で攻撃の厚みが出せなかった事も大きかっただろう。それほどにフォレストアネックスにとっては小川選手は大きな存在とも言える。それと昨年に比べて出場選手が偏る傾向がある。これは怪我や様々な影響で出場可能な選手自体が少なくなっている印象があった。これはどこのチームにも言える事だろうが選手層は悩みの種とも言える。しかし今回の敗戦で関東への気持ちはより強くなった事は確かなはず。東京都リーグへ気持ちを切り替える事が必要だろう。

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10/07/11
第7回全日本女子フットサル選手権大会東京都大会2日目

昨日に引き続き第7回全日本女子フットサル選手権東京都大会2日目が1日目と同じ駒沢屋内球技場で行われた。今年は変則的なトーナメント表となっており、予選グループを勝ち抜いてももう1勝しないとシードの1部リーグ所属チームと試合ができない。2部、オープン、一般参加のチームにとって貴重な力試しの場が少なくなってしまうのは残念ところだ。しかしそれが故に激しい試合が繰り広げられた。

本日は決勝トーナメント1回戦3試合、2回戦4試合、更に準々決勝4試合が行われた。

 

<準決勝進出チーム>

ファンレディース(シード)

カフリンガボーイズ東久留米

フォレストアネックス

う?魚

 

準決勝から登場、とシードされているファンレディース以外は東京都女子フットサルリーグ1部の上位チームが顔を揃えた。東京都大会から関東大会へ進出するチームは3チーム。7/17(土)に行われる最終日での準決勝で勝てばもちろん、例え準決勝で敗戦となっても3位決定戦で勝利すれば関東大会へ出場できる。ここまで残って予選敗退となるのは各チーム絶対に避けたい所。最終日は熱い戦いが繰り広げられる事だろう。

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10/07/11
準々決勝

【試合結果】

カフリンガボーイズ東久留米 3?1 ペ スカドーラ町田バイラリーナス

 

一進一退の様相を呈したこの試合、フィジカルに勝るカフリンガボーイズ東久留米が前線でボールを収める事で押し込み徐々にペースを掴んだ。すると前半9分に?川島選手の得点で先制すると一気に流れを引き寄せた。後半終了間際にペ スカドーラ町田バイラリーナスが1点返したが、既に大勢が決まっている状況だった。町田は怪我人も回復しているようだがまだチームとしての熟成はこれからの感がした。

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フォレストアネックス 2?1 府中AFCレディース

 

既にリーグ戦で対戦している両チームの戦い、点差は1点だったが、内容的にはフォレストアネックスの完勝だった。府中AFCレディースはフォレストアネックスと相性が悪いのか今回も敗戦を喫してしまった。府中AFCレディースは?小森選手が怪我の為欠場。?森田選手も怪我で試合途中に離脱と戦力が整わなかったのは痛かった。

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ザ サンキスト 0?1 う?魚

直近の東京都1部リーグでの再戦となったこの試合、リーグ戦では1?0でザ サンキストが勝利していたが、立ち上がりから堅い守備をベースとしてカウンターで攻め込むザ サンキストにう?魚は苦戦。しかし残り1分31秒にう?魚22番槇選手がゴール前のこぼれ球を押し込んで待望の得点を奪うとセーフティファーストでこれを守り抜き勝利を挙げた。悪いながらも結果を残して準決勝進出はさすがだ。

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10/07/11
決勝トーナメント2回戦

【試合結果】

カフリンガボーイズ東久留米 4?0 アーリー.f.t

 

1部の実力を見せつけた試合となった。試合開始からカフリンガボーイズ東久留米のペースの流れを変えられなかった。しかし決定機を演出する場面もあっただけにチャンスに決めていればもう少し違った流れになっていたかもしれない。しかしそれをさせなかったカフリンガボーイズ東久留米の実力と言っても良いだろう。

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二階堂高校 2?5 ペスカドーラ町田バイラリーナス

 

明らかな格上チームと対戦した二階堂高校は臆する事無く真っ向からぶつかっていった。2得点はその大きな成果だったはず。実力やチームとしての戦い方で上回るペスカドーラ町田バイラリーラスは高校生の真っ向勝負を正面から受け止めた上で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

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フォレストアネックス 3?1 フーガレディース

 

果敢に前プレをかけていったフーガレディースだったが、現在東京都1部リーグの首位を走るフォレストアネックスがチームとしても個々の能力としても差がある事を結果で示した。その中でもフーガレディースは?江川選手の得点で一矢報いたのは大きかった。フーガレディースは貴重な経験から得たものは大きかったはずだ。

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C's F.C. 0?4 府中AFCレディース

 

攻める府中AFCレディースに守るC'sF.C.の構図のままで前半は時間が過ぎていった。このまま終わると思われた前半終了間際、府中AFCレディース?森田選手がゴール前でパスカットし、先制点を奪った。この1点で緊張感がほぐれたのか後半3点を加えた府中AFCがC'sFCを圧倒して準決勝を決めた。C'sはシーズン当初からの課題である攻撃の形がまだ見えて来ない。足元の技術がある選手も多いだけに攻撃力の向上を期待したい。

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ザ サンキスト 2?1 デルソーレ中野レディース

 

前半3分に先制ゴールを奪ったデルソーレ中野レディースだったが、単純なパスミスや簡単に相手にボールを取られるなどペースを掴めないでいた。それでも虎の子の1点をリードしたままだったが、迎えた後半10分にFKでザ サンキストに同点に追いつかれると後半22分にもオウンゴールで連続失点。土壇場でザ サンキストがデルソーレ中野レディースを寄り切った。

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10/07/11
決勝トーナメント1回戦

【準々決勝】

十条FCレディース 2?4 アーリー.f.t

 

同じ東京都2部同士の戦いとなったこの試合、立ち上がり1分に?西川選手のゴールで先制すると一気にアーリー.f.tが試合の流れを引き寄せた。十条も2点を返したが、後手後手に回った感があった。2点のオウンゴールも痛い失点だった。

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二階堂高校フットサル部 5?1 筑波大学附属高校

 

二階堂高校が5-1で筑波大学付属高校を圧倒した。二階堂高校は前線で足元に収める事ができる選手が多く、またシュートの意識が高くシュート数でも筑波高校を上回った。希望としては高校生同士ではなく、リーグ戦参加のチームと戦わせてあげたかったかなと思った試合だった。

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フーガレディース 3?1 府中AFCプライマリー

 

準々決勝では一番見応えのある試合となった。フーガの前からのプレスをパスワークでかわす場面は府中AFCプライマリーのレベルの高さを感じた。しかし試合は得点力に勝るFUGAが3-1で快勝した。劣勢になった時にやや混乱してしまうきらいがあった府中AFCプライマリーは我慢強く守備の集中力を継続させれば一気に化ける予感を感じた。

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10/07/11
今大会の決勝トーナメント

今回の東京都予選も東京都1部リーグが決勝トーナメントから登場。しかし昨年とは違い決勝トーナメント2回戦からの登場となっていた。昨年は予選リーグを突破すると東京都1部リーグと対戦できたのだが、今回はもう1試合勝たないと対戦ができない状況となってしまった。なかなか東京都1部のチームと公式戦で対戦できる機会は少ないだけに少々残念に感じたかもしれない。高校生チームの躍進があっただけに余計に残念に感じてしまった。更に予選リーグを勝ち抜いたチームは2日目を勝ち抜くには3試合を行わなくてはいけない。実際に3試合を戦うチームは出なかったが、この猛暑の中での戦いは相当な負担となる。連日の大会という事を考えると過酷な予選とも言える。

またファンレディースは準決勝からの登場。全日本5連覇の実績もあり、関東リーグ参加チームという事を考えれば当然の事だろう。

 

10/07/10
第7回全日本女子フットサル選手権大会東京都大会1日目

今年も全日本女子フットサル選手権東京都予選の季節がやってきた。今年の参加チームは29チーム。昨年同様1部リーグ所属チームは決勝トーナメントからの登場で他の21チームは予選リーグからの戦いとなる。激戦区東京都からは3チームが関東大会に出場。予選は6グループに分かれて戦い1位チームだけが決勝トーナメントに進出。変則的な決勝トーナメントを勝ち抜いた上位3チームが9/25?26に開催される関東大会へ出場できる。熱い季節の熱い東京都予選は7/10(土)駒沢屋内球技場にて開幕した。

 

<決勝トーナメント進出チーム>

Aグループ:十条FCレディース(東京都2部)

Bグループ:アーリー.f.t(東京都2部)

Cグループ:二階堂高校

Dグループ:筑波大学付属高校

Eグループ:フーガレディース(東京都2部)

Fグループ:府中AFCレディースプライマリー(東京都オープン)

 

昨年と比べて決勝トーナメント進出チームが2チーム減ったが6チーム中2チームが高校生チームが名を連ねた。府中AFCレディースプライマリーも中高生が中心となっているチームであり、十条FCレディース、フーガレディースにも中高生が所属している事を考慮すると若手層の大躍進とも言えるだろう。「サッカーと並行して」という選手もいるだろうが、フットサルが浸透してきている証拠とも言える。

1部リーグ所属チームが登場し、予選リーグを勝ち抜いた6チームとで行われる決勝トーナメントは翌7/11(日)同じく駒沢屋内球技場で開催される。

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10/07/10
A、Bグループ

【Aグループ】

1位十条FCレディース(東京都2部) 1勝1分 +4

2位フュージョン(東京都オープン)  1勝1 分 +2

3位ミラクロン(東京都オープン)     2敗

 

<試合結果>

十条FCレディース 4?0 ミラクロン

ミラクロン 1?2 フュージョン

十条FCレディース 2?2 フュージョン

 

十 条FCレディースとフュージョンが1勝1分けで並んだが、得失点差で十条FCレディースが決勝トーナメント進出となった。昨年決勝トーナメントを勝ち抜き、1部リーグForest ANNEXをPKの末に破ったフュージョンだったが、今年は予選リーグ敗退となった。

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【Bグループ】

1 位アーリー.f.t(東京都2部) 2勝

2位トーキョーチェリーズ(東京都オープン) 1勝1敗

3位スギナミファンタジスタ (東京都2部) 2敗

 

<試合結果>

スギナミファンタジスタ 1?3 トーキョーチェリーズ

アー リー.f.t 2?0 トーキョーチェリーズ

アーリー.f.t 2?0 スギナミファンタジスタ

 

死のグルー プと目されていたBグループは、スギナミファンタジスタがメンバーのサッカー大会参加、中学生が通学等の理由によってメンバーが揃わず戦力ダウン。 アーリー.f.tが2勝で2年連続決勝トーナメントを決めた。

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10/07/10
C、Dグループ

【Cグループ】

1位:二階堂高校(一般参加) 2勝

2位:トカールフガドラス新宿(東京都オープン) 1勝1敗

3位:バジューナブランカ城北レディース(東京都2部) 2敗

 

<試合結果>

バジューナブランカ城北レディース 0?8 二階堂高校

トカールフガドラス新宿 2?4 二階堂高校

トカールフガドラス新宿 4?0 バジューナブランカ城北レディース

 

高校生パワー爆発で二階堂高校が1位でCグループを突破した。初戦の大勝で自信を得て、プレーに思い切りが出てきた感があった。リーグ戦に参加しているトカールフガドラス新宿、バジューナブランカ城北レディースは伏兵に足を救われてしまった感は否めない。

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【Dグループ】

1位:筑波大学付属高校(一般参加)

2位:CAエボルシオン エルマナス(東京都2部)

3位:オルケスタ(東京都オープン)

4位:BSCレディース(東京都オープン)

 

<試合結果>

CAエボルシオン エルマナス 1?0 筑波大学付属高校

BSCレディース 0?0 オルケスタ

BSCレディース 0?1 筑波大学付属高校

CAエボルシオン エルマナス 1?1 オルケスタ

オルケスタ 1?2 筑波大学付属高校

 

このグループも高校生の筑波大学付属高校が2勝1敗の成績で勝ちあがった。本命だったCAエボルシオン エルマナスは勝ち切れなかった2引き分けが響いて予選リーグ敗退。 2つの引き分けの内、ひとつでも勝てていれば・・・。BSCレディースは昨年の再来はできず予選リーグ敗退となってしまった。

 

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10/07/10
E、Fグループ

【Eグループ】

1位:フーガレディース(東京都2部) 3勝

2位:キューティーガールズ(一般参加) 2勝1敗

3位:フェニックス サンゴ(東京都2 部) 1勝2敗

4位:ソード(一般参加) 3敗

 

<試合結果>

フェニックス サンゴ 2?0 ソード

キュー ティーガールズ 0?6 フーガレディース

フーガレディース 1?0 ソード

キューティーガールズ 3?1 フェニックス サンゴ

キューティーガールズ 7?0 ソード

フェニックス サンゴ 1?3 フーガレディース

 

3連勝で決勝トーナメント進出を決めたのはフーガレディースだった。キューティーガールズは昨年勝ち星を上げられなかったが今年は2勝と健闘。聴覚障害のチームソードは公式戦初出場を果たしたが、結果を残す事ができなかった。

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【Fグループ】

1位:府中AFCレディースプライマリー(東京都オープン)

2位:マナ カミーザ(東京都2部)

3位:文京AFC(一般参加)

4位:桜丘WFC(一般参加)

 

<試合結果>

府中AFCレディースプライマリー 3?0 桜丘WFC

文京AFC 2?3 マナ カミーザ

文京AFC 0?1 府中AFCレディースプライマリー

マナ カミーザ 2?0 桜丘WFC

マナ カミーザ 0?1 府中AFCレディースプライマリー

文京AFC 2?1 桜丘WFC

最終戦は両コート共に大いに盛り上がった。Aピッチでは予選リーグの首位を争うマナ カミーザと府中AFCレディースプライマリーが、Bピッチでは最下位を免れたい文京AFCと桜丘WFCの高校生同士の戦いがあった。試合はいずれもヒートアップし会場は応援する関係者を巻き込んで非常に盛り上がった。首位攻防は府中AFCプライマリーが各上のマナ カミーザに競い勝った。

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10/07/10
10代の躍進

今大会若いチームが躍進した。高校の部活動という枠組みでは二階堂高校、筑波大学付属高校、桜丘WFC、文京AFC、そしてキューティーガールズ、スギナミファンタジスタも中高生のチーム。また府中AFCレディースプライマリーも半分以上の選手が中高生だ。その他にも各チームに高校生の選手がメンバー入りしているチームも多い。しかも今回二階堂高校、筑波大学付属、府中AFCレディースプライマリーが決勝トーナメントへ進むなど若手の台頭が目覚ましい予選リーグとなった。

 

学校の部活動や学生チームは普段どのような活動をしているのか興味が沸き、試合の合間に選手や関係者に少し話を聞いてみた。普段の活動は学校の校庭を使っていたり、民間の施設を使用していたりとなかなか体育館で活動できる機会は少ないようだ。また大会も民間施設でのレディース大会に出場している様子。その為、慣れない体育館での試合、そして厳格な審判のジャッジや大会運営に少々戸惑いを見せている部分もあるようだった。その中でも「今後フットサルを続けたいですか?」という問いに「是非続けたいが、どこでやったら良いのですか?今日出ているチームは募集とかしているのですか?」と逆に質問してきた選手もいた。きっとフットサルが面白い、もっとレベルアップしたいという意欲のある選手なのだろう。現在のチームはまだ人とのつながりでチームに入る例が多いのは事実。こういった層の受け皿として何か仕掛けができないだろうか。

 

考えてみれば現在日本代表で背番号10番を背負うFUNフットサルクラブレディースの中島詩織選手も10代の頃から試合に出場していた。今では押しも押されぬFUNのそして日本のエースに成長したと言っても過言ではない。是非フットサルを続けれるような仕組みづくりを期待したい。