トリムカップ全国女子選抜フットサル大会の最近のブログ記事

15/03/29
【試合レポート】トリムカップ2015第7回全国女子選抜フットサル大会決勝東京都選抜vs兵庫県女子選抜

東京都選抜 1-2 兵庫県女子選抜

得点者:3分14番坂田選手(兵庫県),16分5番藤田選手(兵庫県),29分17番多々良選手(兵庫県)

 

 今大会2度目の対戦となった東京都vs兵庫県、予選グループで対戦した際は1-1で引き分けた。試合は予選リーグ同様自陣に引き気味にラインを引いてブロックを作って兵庫県の高い攻撃力に対抗する狙いか。そんな東京都のゴールを兵庫がこじ開けたのは前半3分、兵庫県9番関灘選手が左サイドからディフェンスとGKの間に早いシュートパスを入れるとそこに14番坂田選手がスライディングで飛び込み、観客からため息が出るほどのビューティフルゴール。反撃を試みたい東京都だったが、速い兵庫県のチェックに有機的な攻撃が組み立てられず、またカウンターも封じられ前半はシュート3本に抑えられた。

 後半開始直後の1分、またもや左サイドから今度は6番井野選手からのシュートパスに5番藤田選手が粘って押し込み、兵庫県が追加点を奪う。またもや開始直後に失点してしまった東京はそれでも我慢の時間帯が続き、兵庫県の攻撃を自陣で受け止める。それでも徐々に攻撃の組み立てにより攻める機会が増えてきた東京都だったが、兵庫県も得点を許さず、試合は終盤へ。残り5分を切った時点で東京都はプレスラインを押し上げ、ボールにプレスをかける。押し込みながらも得点を奪えなかった東京都だったが、残り13秒、左キックインから3番服部選手からのクロスを17番多々良選手がバックヘッドで流して待望の得点を奪うが、このままタイムアップ。得点は2-1ながら兵庫県が優勢に進める時間が長く、兵庫県が完勝。2年ぶり4回目の女王の座に就いた。

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<兵庫県選抜中尾監督インタビュー>

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- 優勝おめでとうございます

中尾:ありがとうございます。

- 予選グループ引き分けた東京都に見事勝利での優勝でした。

中尾:引いた相手にどう攻めるかというのが予選リーグでの課題でした。この決勝でその課題をクリアできたので優勝できたと思います。やはりシュートを20本以上打たないとなかなか点は入らないですね。ですからいかにシンプルに意識してシュートを打つかという事が重要だと思っています。

- 今回は中高生などの若手を起用する時間も多かったですね。

中尾:やはり5年度、10年後を見据えて経験を積ませる事も必要です。厳しい試合でベンチにいる事も必要ですが、やはり実戦で出場する事は何よりも大切な事です。中高生が頑張ってくれた事で主力を温存する事もできた。経験もさせて女王奪還という結果も出せた。良い大会する事ができました。採点としては80点位だと思っています。

 

 

15/03/29
【試合レポート】トリムカップ2015第7回全国女子選抜フットサル大会準決勝福井県選抜vs兵庫県女子選抜

福井県選抜 1-4 兵庫県女子選抜

得点者:1分5番藤田選手(兵庫県),13分オウンゴール(兵庫県),16分10番五十嵐選手(兵庫県),17分11番江口選手(兵庫県),22分9番関灘選手(兵庫県)

 

 悲願の決勝進出を狙う福井県選抜に対するは女王奪還を目する兵庫県選抜。開始40秒で先制点を奪った兵庫県は13分にもオウンゴールで追加点を奪い、2点をリードしてハーフタイムへ。

 後半開始直後、相手陣内でボールを奪った福井県10番五十嵐選手がトゥーキックでニアサイドを抜いて1点を奪い、反撃ムードが高まるが、後半2分にGKからのロングボールを巧みに収めた兵庫県10番江口選手が反転左足のスーパーゴールを決めてすぐにリードを広げる。そして最後は9番関灘選手が後半7分にダメ押しゴールを奪いセーフティーリードを確保。それでも最後まで諦めない福井県とそれを受け止める兵庫県の対決はスピーディーで激しく見応えがあった。兵庫県選抜は女王奪還に向けてあと一勝とし決勝戦へ進出を決めた。

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15/03/29
【試合レポート】トリムカップ2015第7回全国女子選抜フットサル大会準決勝東京都選抜vs佐賀県女子選抜

東京都選抜 4-0 佐賀県女子選抜

得点者:4分7番横山選手(東京都),6番東山選手(東京都),13分15番伊藤果選手(東京都),23分9番勝俣選手(東京都)

 

 初の準決勝進出を決めた佐賀県に対するは過去出場全てで予選リーグを突破している東京都。試合は終始優勢に試合を進めた東京が着実に加点。前半に7番横山選手、6番東山選手、そして今大会絶好調の15番伊藤果選手が得点を奪い、3点をリードして前半を折り返す。後半に入っても9番勝俣選手も得点を奪い4点差。佐賀県もカウンターを中心に攻撃をしかけたが、東京都選抜の巧みなカバーリングで防ぎ、無失点で勝利。2年ぶりの決勝へコマを進めた。

 

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15/03/28
【大会レポート】トリムカップ2015第7回全国女子選抜フットサル大会予選Cグループ

【予選Cグループ】

フットサル日本女子選抜
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福井県女子選抜
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北海道女子選抜
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宮城県女子選抜
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  日本 福井県 北海道 宮城県


フットサル日本女子選抜 -
1-7

2-1

2-1
6 2 1 0 -4 2
福井県女子選抜
7-1
-
9-0

3-0
9 3 0 0 18 1
北海道女子選抜
1-2

0-9
-
0-2
0 0 3 0 -12 4
宮城県女子選抜
1-2

0-3

2-0
- 3 1 2 0 -2 3

 

 首位でこのグループを突破したのは福井県選抜。高校生、大学生を中心に構成されたチームは更に経験を増し、昨年に引き続いてのベスト4進出を決めた。特に日本選抜との試合では決定力の高さを見せつけ、大勝した。

 2位は今回初編成されたフットサル日本選抜。初戦こそチームの成熟度の問題もあったか大敗したが、試合を重ねる毎にチームとして成長し、若い選手も思い切ったプレーを見せ、勝ち点6を獲得した。

 3位は地元の声援を受けて検討した宮城県選抜。初戦の北海道選抜に勝利し、日本選抜、福井県選抜との試合でもポテンシャルを見せた。守備力は高く、攻撃におけるグループ戦術が向上できれば更に上を目指せるはずだ。

4位は北海道選抜。若手中心に編成されたチームは個々の高い能力を発揮。守備力に課題が残ったが、年代を考えれが良い経験になった事は間違いない。

 

フットサル日本女子選抜1-7福井県女子選抜

得点者:7分14番関選手(日本),7分3番北川選手(福井県),9分3番北川選手(福井県),13分10番五十嵐選手(福井県),17分10番五十嵐選手(福井県),21分3番北川選手(福井県),21分5番反保選手(福井県),25分6番石田選手(福井県)

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北海道女子選抜0-2宮城県女子選抜

得点者:12分13番木村選手(宮城県),30分4番阿部選手(宮城県)

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フットサル日本女子選抜2-1宮城県女子選抜

得点者:16分10番高橋選手(日本),24分10番村上奈選手(宮城県),27分16番蔵田選手(日本)

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福井県女子選抜9-0北海道選抜

得点者:2分10番五十嵐選手(福井県),4分6番石田選手(福井県),6分3番北川選手(福井県),7分2番横山選手(福井県),13分3番北川選手(福井県),20分13番高尾選手(福井県),23分3番北川選手(福井県),24分5番反保選手(福井県),30分13番高尾選手(福井県)

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フットサル日本女子選抜2-1北海道女子選抜

得点者:25分6番高田選手(北海道),25分3番上本選手(日本),30分3番上本選手(日本)

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福井県女子選抜3-0宮城県女子選抜

得点者:13分13番高尾選手(福井県),22分13番高尾選手(福井県),23分10番五十嵐選手(福井県)

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15/03/28
【大会レポート】トリムカップ2015第7回全国女子選抜フットサル大会予選Bグループ

【予選Bグループ】

佐賀県女子選抜
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埼玉県女子選抜
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青森県女子選抜
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岡山県女子選抜
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  佐賀県 埼玉県 青森県 岡山県


佐賀県女子選抜 -
1-2

1-0

2-1
6 2 1 0 1 1
埼玉県女子選抜
2-1
-
3-3

0-0
5 1 0 2 1 2
青森県女子選抜
0-1

3-3
-
1-1
2 0 1 2 -1 3
岡山県女子選抜
1-2

0-0

1-1
- 2 0 1 2 -1 4

 

首位予選リーグを突破したのは佐賀県選抜。初戦の埼玉県選抜との対戦では敗れたものの、その後の2戦では粘り強い戦いで接戦を制して勝ち点6を獲得。初のベスト4進出を決めた。シンプルな戦術で効率良く戦う姿勢が印象的だった。

2位は埼玉県選抜。初戦を制して幸先良いスタートを切ったが、青森県選抜、岡山県選抜との対戦では共にドロー。負けは無かったものの1勝2分で悲願のベスト4進出は果たせなかった。あと1点取れていれば・・・。悔いの残る予選リーグ敗退となった。

3位は同勝ち点、同得失点差で並んだものの、総得点で青森県選抜。2戦目の埼玉県選抜選抜戦では常に先手を取られながらも追いつき、粘り強く戦かった。高い攻撃力がありながらも個人で打開する場面も多く、グループ戦術が浸透すれば大化けする可能性を感じた。

4位となった岡山県選抜だが、勝ち点2を獲得し爪痕を残した。小粒な選手が多いながら運動量が豊富。チームとして戦っている感があり、一体感があるという印象が残った。

 

<試合結果>

佐賀県女子選抜1-2埼玉県女子選抜

得点者:15分6番原田選手(佐賀県),10番堀田選手(埼玉県),28分2番廣田選手(埼玉県)

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青森県女子選抜1-1岡山県女子選抜

得点者:23分7番浅井選手(岡山県),27分2番平栗選手(青森県)

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佐賀県女子選抜2-1岡山県女子選抜

得点者:12分6番原田選手(佐賀県),22分6番原田選手(佐賀県),28分14番田畑選手(岡山県)

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埼玉県女子選抜3-3青森県女子選抜

得点者:1分10番堀田選手(埼玉県),4分11番青山選手(埼玉県),5分2番平栗選手(青森県),20分10番堀田選手(埼玉県),22分3番三上選手(青森県),25分2版平栗選手(青森県)

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佐賀県女子選抜1-0青森県女子選抜

得点者:26分5番原選手(佐賀県)

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埼玉県女子選抜0-0岡山県女子選抜

得点者:

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15/03/28
【大会レポート】トリムカップ2015第7回全国女子選抜フットサル大会予選Aグループ

【予選Aグループ】

東京都女子選抜
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高知県女子選抜
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兵庫県女子選抜
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三重県女子選抜
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  東京都 高知県 兵庫県 三重県


東京都女子選抜 -
6-0

1-1

3-0
7 2 0 1 9 1
高知県女子選抜
0-6
-
0-4
X
0-3
0 0 3 0 -13 4
兵庫県女子選抜
1-1

4-0
-
2-1
7 2 0 1 5 2
三重県女子選抜 X
0-3

3-0

1-2
- 3 2 0 -1 3

 

死のグループと目された予選Aグループを突破したのは東京都女子選抜。2勝同士で迎えた宿敵兵庫県との対戦では1-1の引き分けに持ち込み、得失点差で首位通過を決めた。近年の対戦では兵庫県の後塵を拝していただけに自信となる首位通過となった。

 2位は兵庫県女子選抜。女王奪還の命を受けながらも若手選手を積極的に起用。半分以上の時間を高校生年代の若手が出場している試合もあり、代表経験者をずらりと並べた主力を出場させれば得失点差を稼げた事を考えると2位ワイルとカードでの予選通過は想定内か。

 3位は東海地域代表の三重県女子選抜。初戦兵庫県と接戦を演じたが、2戦目で東京都との対戦で敗戦を喫し予選突破の夢は消えた。しかし3戦目は三重県らしさを見せ、若手が躍動。次につながる勝利となった。

 4位は残念ながら全敗となった高知県女子選抜。高い攻撃力を持ちながらも得点を奪えず、失点を重ねてしまった。四国予選で見せた鋭いカウンターも不発に終わり、悔しさの残る全国大会だった。

 

東京都女子選抜6-0高知県女子選抜

得点者:4分15番伊藤果選手(東京都),5分6番東山選手(東京都),10分15番伊藤果選手(東京都),14分14番青山選手(東京都),17分15番伊藤果選手(東京都),30分15番伊藤果選手(東京都)

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兵庫県女子選抜2-1三重県女子選抜

得点者:4分6番井野選手(兵庫県),9分15番網城選手(兵庫県),20分19番榎木園選手(三重県)

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東京都女子選抜3-0三重県女子選抜

得点者:5分11番伊藤華選手(東京都),28分11番伊藤華選手(東京都),29分11番伊藤華選手(東京都)

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高知県女子選抜0-4兵庫県女子選抜

得点者:12分9番関灘選手(兵庫県),14分オウンゴール(兵庫県),15分9番関灘選手(兵庫県),24分13番池田選手(兵庫県)

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東京都女子選抜1-1兵庫県女子選抜

得点者:17分5番藤田選手(兵庫県),24分15番伊藤選手(東京都)

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高知県女子選抜0-3三重県女子選抜

得点者:3分8番伊藤千選手(三重県),3分19番榎木園選手(三重県),4分7番伊藤沙選手(三重県)

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11/03/27
トリムカップ2011第3回全国女子選抜フットサル大会決勝トーナメント

大会最終日となった3日目の3/27(日)に決勝ラウンドが行われた。準決勝はピッチの大きさは予選リーグと変更ないものの試合時間が12分ハーフから15分ハーフへと変更となる。大会も3日目となり疲労との付き合い方も必要だろう。決勝戦からはピッチも20×40mへと変更され点灯されるライトも増加。テレビカメラも複数台稼働し実況席にはJFAアンバサダー相根澄氏、芸能人女子フットサラーの田代さやかさん、ピッチレポーターに同じく芸能人女子フットサラーの花秋奈津さん、横山愛子さんが準備し一気に華やかさを増し、決戦の準備が整った。

 

<試合結果>

準決勝

広島県選抜 6-4 静岡県選抜

大分県選抜 5-1 北海道選抜

決勝

静岡県選抜 3-2 大分県選抜

 

静岡県選抜が3回目にして初の優勝を勝ち獲った。第1回大会では東京都選抜に、第2回目は兵庫県選抜といずれも優勝経験のあるチームに敗退し3位だった事を考えると順当な結果とも言える。しかし平均年齢で9歳程差のある初出場の大分も2点を先制するなどあわやという活躍を見せた。静岡は小粒ながらフットサルをよく知っており、大分の秀でる個の力をチーム全体でカバーしあった戦い方は日本人の戦い方の見本ではないかとも思えた。3位に入った広島県選抜と北海道選抜はいずれも初の決勝ラウンド。持ち味を存分に出した戦い方は対戦相手を苦しめた。

個人賞は以下の通り。

<個人賞>

高知放送賞;? 佐藤楓選手(大分県選抜)

高知新聞賞:?石川美郷選手(静岡県選抜)

 

直前に東日本大震災が発生し開催が危ぶまれたが、静岡県選抜の優勝で幕を閉じた。フットサルができる喜び、そして開催にご協力いただけた方々のあ りがたさを実感した大会になった。各地でフットサル関連のチャリティが行われている。震災に遭われた地域の方々に1日でも早くにットサルをやる喜びを感じて欲しい。そして来年のこの大会には被災者の方々も一緒に参加できる大会になるよう心から祈りたい。

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優勝:静岡県選抜

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準優勝:大分県選抜

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3位:広島県選抜

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3位:北海道選抜

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11/03/27
トリムカップ2011第3回全国女子選抜フットサル大会決勝トーナメント

大会最終日となった3日目の3/27(日)に決勝ラウンドが行われた。準決勝はピッチの大きさは予選リーグと変更ないものの試合時間が12分ハーフから15分ハーフへと変更となる。大会も3日目となり疲労との付き合い方も必要だろう。決勝戦からはピッチも20×40mへと変更され点灯されるライトも増加。テレビカメラも複数台稼働し実況席にはJFAアンバサダー相根澄氏、芸能人女子フットサラーの田代さやかさん、ピッチレポーターに同じく芸能人女子フットサラーの花秋奈津さん、横山愛子さんが準備し一気に華やかさを増し、決戦の準備が整った。

 

<試合結果>

準決勝

広島県選抜 6-4 静岡県選抜

大分県選抜 5-1 北海道選抜

決勝

静岡県選抜 3-2 大分県選抜

 

静岡県選抜が3回目にして初の優勝を勝ち獲った。第1回大会では東京都選抜に、第2回目は兵庫県選抜といずれも優勝経験のあるチームに敗退し3位だった事を考えると順当な結果とも言える。しかし平均年齢で9歳程差のある初出場の大分も2点を先制するなどあわやという活躍を見せた。静岡は小粒ながらフットサルをよく知っており、大分の秀でる個の力をチーム全体でカバーしあった戦い方は日本人の戦い方の見本ではないかとも思えた。3位に入った広島県選抜と北海道選抜はいずれも初の決勝ラウンド。持ち味を存分に出した戦い方は対戦相手を苦しめた。

個人賞は以下の通り。

<個人賞>

高知放送賞;? 佐藤楓選手(大分県選抜)

高知新聞賞:?石川美郷選手(静岡県選抜)

 

直前に東日本大震災が発生し開催が危ぶまれたが、静岡県選抜の優勝で幕を閉じた。フットサルができる喜び、そして開催にご協力いただけた方々のあ りがたさを実感した大会になった。各地でフットサル関連のチャリティが行われている。震災に遭われた地域の方々に1日でも早くにットサルをやる喜びを感じて欲しい。そして来年のこの大会には被災者の方々も一緒に参加できる大会になるよう心から祈りたい。

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優勝:静岡県選抜

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準優勝:大分県選抜

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3位:広島県選抜

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3位:北海道選抜

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11/03/27
準決勝

 <試合結果>

広島県選抜 4?6 静岡県選抜

大分県選抜 5?1 北海道選抜

 

準決勝第1試合広島県選抜と静岡県選抜は点の取り合いとなったが、お互いフットサル経験豊富なチーム同士の見応えのある試合となった。序盤前プレで優位に立ち先制点を奪った広島だったが、徐々に調子を取り戻した静岡が3点を奪い3-2で前半を折り返す。後半にも追加点を奪い引き離す静岡だったが広島も必死に食い下がった。特に後半9分のゴール前のセットプレイからのゴールは観衆を唸らせる程だった。

 

準決勝初出場同士の対戦となった準決勝2試合目は大分が先制点を奪うと試合を支配。北海道も前半8分、後方からのロングボールを走りながら見事にトラップしてゴール流し込む?岩谷選手の鮮やかなゴールで1点を返すが、その後はシュートは打つものの大分の堅い守りに阻まれ点を取る事ができなかった。大分はその後?佐藤選手のハットトリックもあり、5-1で決勝進出を決めた。

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11/03/27
準決勝

 <試合結果>

広島県選抜 4?6 静岡県選抜

大分県選抜 5?1 北海道選抜

 

準決勝第1試合広島県選抜と静岡県選抜は点の取り合いとなったが、お互いフットサル経験豊富なチーム同士の見応えのある試合となった。序盤前プレで優位に立ち先制点を奪った広島だったが、徐々に調子を取り戻した静岡が3点を奪い3-2で前半を折り返す。後半にも追加点を奪い引き離す静岡だったが広島も必死に食い下がった。特に後半9分のゴール前のセットプレイからのゴールは観衆を唸らせる程だった。

 

準決勝初出場同士の対戦となった準決勝2試合目は大分が先制点を奪うと試合を支配。北海道も前半8分、後方からのロングボールを走りながら見事にトラップしてゴール流し込む?岩谷選手の鮮やかなゴールで1点を返すが、その後はシュートは打つものの大分の堅い守りに阻まれ点を取る事ができなかった。大分はその後?佐藤選手のハットトリックもあり、5-1で決勝進出を決めた。

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11/03/27
決勝

 <試合結果>

静岡県選抜 3?2 大分県選抜

 

2年連続で3位の好成績を収め、今年初の決勝進出で悲願の優勝を狙う静岡県選抜。対するは全国大会へは初出場で無欲の勝利で勝ち上がってきた大分県選抜。試合前の予想では経験と若さという見方もでき、やや静岡県選抜優位でどれだけ大分県選抜が対抗できるかというものだった。

試合は前半開始早々いきなり動く。2分右サイドからのキックインを落としてからのシュートで大分が先制する。決めたのは今大会の活躍で注目度が上がっている?佐藤選手だった。更に6分には左サイドをシザースでマークを振り切ると豪華に振り抜いた左足シュートが逆サイドネットに突き刺さった。どよめく観衆と勢いに乗る大分。改めて認識した大分の強さに静岡はタイムアウトを取る事無く自らで自分たちのフットサルを再確認する。予選から続けてきたボールを回してリズムを作り、チームとして個の力を生かす戦い方を思いだしたようだ。すると8分に静岡?石川選手が左サイドを突破するとGKと1対1となり、GKの動きを見ながら冷静にニアへ流し込んだ。ボールを動かす静岡に大分の守備がやや混乱し始める。すかさず9分にタイムアウトを取って守備の確認を行うが静岡のペースのまま。追加点を取りたい大分だったが、?佐藤選手を徹底的にマークされてしまっていた。普段フィクソの位置にいる?佐藤選手が機を見て得意のドリブルで攻め上がる所をディフェンスでカバーしあい、攻撃を防いでいく。すると13分に第2PKスポット付近で後ろ向きでボールを受けると鮮やかなステップで反転し素早く左足を振り抜く。ボールは逆サイドネットに吸い込まれ同点に追い付く。見応えのあった前半は2-2のままハーフタイムへと突入した。

後半に入って試合は膠着状態に入る。お互いに引き気味の陣を取り、素早くボールを回して前のスペースを伺う静岡とゆっくりとボールを回しエース?中島選手のドリブル突破からチャンスを創出する大分。連日連戦で疲れも見え始めてきたのかやや攻撃が単調となり、決定機も作り出せずにいた。ピッチが広い事もあり、カウンターを発動してもシュートまで持ち込む事に両チーム共苦しんでいた。お互いの攻め手に欠ける状態で時計は既に残り3分を切っていた。このまま行くとPK戦もあるのか?そう思っていた後半12分、静岡が左サイドでキックインを得るとサインプレイで早いボールをゴール前に供給する。やや高いボールだったが、これを後ろから走り込んできた静岡の?志田選手が左足でジャンピングシュート。ドンピシャという訳ではなかったが、ボールはややラインドライブがかかりゴールへと吸い込まれていった。してやったりの得点で沸き上がる静岡ベンチ。残り時間何とか同点、そして逆転を狙いたい大分だったが、不運にも大分のエース?佐藤選手が接触で激しく倒れた際に右足首を負傷し出場できなくなってしまった。大黒柱を失った大分は必至の反撃を見せるが、静岡が有効に時間を使いこのままタイムアップのブザーを聞いた。

 

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11/03/27
決勝

 <試合結果>

静岡県選抜 3?2 大分県選抜

 

2年連続で3位の好成績を収め、今年初の決勝進出で悲願の優勝を狙う静岡県選抜。対するは全国大会へは初出場で無欲の勝利で勝ち上がってきた大分県選抜。試合前の予想では経験と若さという見方もでき、やや静岡県選抜優位でどれだけ大分県選抜が対抗できるかというものだった。

試合は前半開始早々いきなり動く。2分右サイドからのキックインを落としてからのシュートで大分が先制する。決めたのは今大会の活躍で注目度が上がっている?佐藤選手だった。更に6分には左サイドをシザースでマークを振り切ると豪華に振り抜いた左足シュートが逆サイドネットに突き刺さった。どよめく観衆と勢いに乗る大分。改めて認識した大分の強さに静岡はタイムアウトを取る事無く自らで自分たちのフットサルを再確認する。予選から続けてきたボールを回してリズムを作り、チームとして個の力を生かす戦い方を思いだしたようだ。すると8分に静岡?石川選手が左サイドを突破するとGKと1対1となり、GKの動きを見ながら冷静にニアへ流し込んだ。ボールを動かす静岡に大分の守備がやや混乱し始める。すかさず9分にタイムアウトを取って守備の確認を行うが静岡のペースのまま。追加点を取りたい大分だったが、?佐藤選手を徹底的にマークされてしまっていた。普段フィクソの位置にいる?佐藤選手が機を見て得意のドリブルで攻め上がる所をディフェンスでカバーしあい、攻撃を防いでいく。すると13分に第2PKスポット付近で後ろ向きでボールを受けると鮮やかなステップで反転し素早く左足を振り抜く。ボールは逆サイドネットに吸い込まれ同点に追い付く。見応えのあった前半は2-2のままハーフタイムへと突入した。

後半に入って試合は膠着状態に入る。お互いに引き気味の陣を取り、素早くボールを回して前のスペースを伺う静岡とゆっくりとボールを回しエース?中島選手のドリブル突破からチャンスを創出する大分。連日連戦で疲れも見え始めてきたのかやや攻撃が単調となり、決定機も作り出せずにいた。ピッチが広い事もあり、カウンターを発動してもシュートまで持ち込む事に両チーム共苦しんでいた。お互いの攻め手に欠ける状態で時計は既に残り3分を切っていた。このまま行くとPK戦もあるのか?そう思っていた後半12分、静岡が左サイドでキックインを得るとサインプレイで早いボールをゴール前に供給する。やや高いボールだったが、これを後ろから走り込んできた静岡の?志田選手が左足でジャンピングシュート。ドンピシャという訳ではなかったが、ボールはややラインドライブがかかりゴールへと吸い込まれていった。してやったりの得点で沸き上がる静岡ベンチ。残り時間何とか同点、そして逆転を狙いたい大分だったが、不運にも大分のエース?佐藤選手が接触で激しく倒れた際に右足首を負傷し出場できなくなってしまった。大黒柱を失った大分は必至の反撃を見せるが、静岡が有効に時間を使いこのままタイムアップのブザーを聞いた。

 

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11/03/27
優勝インタビュー

【静岡県選抜今川監督インタビュー】

?念願の初優勝おめでとうございます。

ありがとうございます。本当に嬉しく思いいます。今年は静岡県選抜で戦いたいと自ら集まってくれた選手達で構成されています。東海地域2位として全国大会に出場できたので常に謙虚な姿勢で試合に臨んだのが結果的に良かったのかと思っています。

?まずは準決勝の広島県選抜はいかがでしょうか。

予選リーグを何とか突破したものの広島もとても厳しい相手でした。練習を頻繁にされているのか連携があって運動量もありました。静岡県は組織でボールを回して最後の部分で個の力を生かせるように考えていました。それがたまたまうまくいっただけで勝利できたのは運、不運の違いだったと思っています。

?決勝戦の大分県選抜はいかがでしたでしょう。

同じ東海地域の三重が予選リーグで大分に敗れた試合を見て?佐藤選手はマークしていましたが想像以上でした。それでも徐々に対応できたからこそ逆転できたと思います。試合序盤の前プレが脅威だったので途中で止めてくれたのも正直助かりました。

?意地悪な質問をして恐縮ですが、今回出場辞退した東京都にリベンジしたかったという気持ちはありませんでしたか?

確かに東京都とはできませんでしたが、予選リーグは埼玉、京都という強豪チームとやって決勝ラウンドに勝ち抜け、そして広島、大分というチームを倒せた事は非常に価値があったと思っています。そんな選手たちを誇りに思います。

?これから追われる立場になりますが

来年また私がやるかは分かりませんが、選手に限らず指導者も育成していかないといけないと思っています。是非静岡県選抜で戦いたいという選手を集めて行きたいので魅力あるチームにしていかなくてはと考えています。

最後になりますが、震災で開催が危ぶまれる中、今大会の開催を決断して下さった日本フットサル連盟、高知県サッカー協会、そしてスポンサーの方々のご厚意に御礼を申し上げたいと思 います。本当にありがとうございました。

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静岡県選抜今川保監督

 

【高知新聞社賞:?石川美郷選手インタビュー】

?優勝、そして高知新聞社賞おめでとうございます。

ありがとうございます。

?この大会を通じての感想はいかがでしたか

3回目となりましたが、高知の温かさを本当に感じています。そしていろいろなチームが集って試合ができる事を楽しく感じていました。そんな中で優勝できたのは本当にうれしいです。

?3日間を通じてかなり疲れもあったのではないですか?

かなり疲れました(笑)それでも結果が出ると吹き飛びますね。

?さて今度は追われる立場になりますが、来年も選抜にチャレンジしますか?

そろそろ歳ですからね、どうしましょう(笑)でもやるとなったら結果にこだわって頑張りたいと思います。

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11/03/27
優勝インタビュー

【静岡県選抜今川監督インタビュー】

?念願の初優勝おめでとうございます。

ありがとうございます。本当に嬉しく思いいます。今年は静岡県選抜で戦いたいと自ら集まってくれた選手達で構成されています。東海地域2位として全国大会に出場できたので常に謙虚な姿勢で試合に臨んだのが結果的に良かったのかと思っています。

?まずは準決勝の広島県選抜はいかがでしょうか。

予選リーグを何とか突破したものの広島もとても厳しい相手でした。練習を頻繁にされているのか連携があって運動量もありました。静岡県は組織でボールを回して最後の部分で個の力を生かせるように考えていました。それがたまたまうまくいっただけで勝利できたのは運、不運の違いだったと思っています。

?決勝戦の大分県選抜はいかがでしたでしょう。

同じ東海地域の三重が予選リーグで大分に敗れた試合を見て?佐藤選手はマークしていましたが想像以上でした。それでも徐々に対応できたからこそ逆転できたと思います。試合序盤の前プレが脅威だったので途中で止めてくれたのも正直助かりました。

?意地悪な質問をして恐縮ですが、今回出場辞退した東京都にリベンジしたかったという気持ちはありませんでしたか?

確かに東京都とはできませんでしたが、予選リーグは埼玉、京都という強豪チームとやって決勝ラウンドに勝ち抜け、そして広島、大分というチームを倒せた事は非常に価値があったと思っています。そんな選手たちを誇りに思います。

?これから追われる立場になりますが

来年また私がやるかは分かりませんが、選手に限らず指導者も育成していかないといけないと思っています。是非静岡県選抜で戦いたいという選手を集めて行きたいので魅力あるチームにしていかなくてはと考えています。

最後になりますが、震災で開催が危ぶまれる中、今大会の開催を決断して下さった日本フットサル連盟、高知県サッカー協会、そしてスポンサーの方々のご厚意に御礼を申し上げたいと思 います。本当にありがとうございました。

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静岡県選抜今川保監督

 

【高知新聞社賞:?石川美郷選手インタビュー】

?優勝、そして高知新聞社賞おめでとうございます。

ありがとうございます。

?この大会を通じての感想はいかがでしたか

3回目となりましたが、高知の温かさを本当に感じています。そしていろいろなチームが集って試合ができる事を楽しく感じていました。そんな中で優勝できたのは本当にうれしいです。

?3日間を通じてかなり疲れもあったのではないですか?

かなり疲れました(笑)それでも結果が出ると吹き飛びますね。

?さて今度は追われる立場になりますが、来年も選抜にチャレンジしますか?

そろそろ歳ですからね、どうしましょう(笑)でもやるとなったら結果にこだわって頑張りたいと思います。

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11/03/27
大分選抜?伊藤楓選手インタビュー

今大会シンデレラガールとも言える活躍を見せた大分県選抜?佐藤楓選手。2009年のU-19日本代表候補にも選ばれた逸材。普段HOYOスカラブFCにて主にサッカーの活動をしている様子。その為2010年の全日本女子フットサル選手権にHOYOスカラブFCは出場していたがその際は参加していない。関係者の注目をも集め、高知放送賞を獲得した佐藤選手にインタビューしてみた。

 

【高知放送賞:?佐藤楓選手インタビュー】

?足を引きずっていますが怪我は大丈夫ですか?

最後まで試合に出たかったです。一度退いてすぐに出れると思っていたのですが、痛みがひどくて。意地を張って自分がピッチに出るよりも他の選手が出た方がチームの為にと思い仲間を信じて応援していました。でもやっぱり出たかったです。

?初出場の大分県選抜は準優勝、そして自らは高知放送賞、おめでとうございます。

準優勝は嬉しいですが、やっぱり優勝したかったです。大分はチャレンジャーでしたが絶対に優勝できると信じていたので本当に悔しいです。

?決勝の相手静岡県選抜はいかがでしたか

フットサルの動きが凄くてパス回しのパススピードも早い。全然ボールが奪えませんでした。次の目標ができました。来年は優勝を狙う為に動き方やパス等、もっとフットサルを覚えたいです。 

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11/03/27
大分選抜?伊藤楓選手インタビュー

今大会シンデレラガールとも言える活躍を見せた大分県選抜?佐藤楓選手。2009年のU-19日本代表候補にも選ばれた逸材。普段HOYOスカラブFCにて主にサッカーの活動をしている様子。その為2010年の全日本女子フットサル選手権にHOYOスカラブFCは出場していたがその際は参加していない。関係者の注目をも集め、高知放送賞を獲得した佐藤選手にインタビューしてみた。

 

【高知放送賞:?佐藤楓選手インタビュー】

?足を引きずっていますが怪我は大丈夫ですか?

最後まで試合に出たかったです。一度退いてすぐに出れると思っていたのですが、痛みがひどくて。意地を張って自分がピッチに出るよりも他の選手が出た方がチームの為にと思い仲間を信じて応援していました。でもやっぱり出たかったです。

?初出場の大分県選抜は準優勝、そして自らは高知放送賞、おめでとうございます。

準優勝は嬉しいですが、やっぱり優勝したかったです。大分はチャレンジャーでしたが絶対に優勝できると信じていたので本当に悔しいです。

?決勝の相手静岡県選抜はいかがでしたか

フットサルの動きが凄くてパス回しのパススピードも早い。全然ボールが奪えませんでした。次の目標ができました。来年は優勝を狙う為に動き方やパス等、もっとフットサルを覚えたいです。 

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11/03/26
トリムカップ2011第3回全国女子選抜フットサル大会予選リーグ

 第3回を迎えるトリムカップ2011全国女子選抜フットサル大会は2011年3月25?27日の日程で今年も高知県で開催された。しかし直前の震災の影響で東北地域代表の福島県選抜が出場を辞退。更に2年連続決勝進出している昨年度優勝チームの関東地域A代表東京都選抜も東京都サッカー協会の方針により辞退。本来12チームにて行われる大会は2チーム減の10チームを3つの予選グループへ分けて開催される事となった。事前の組み合わせと変更となったのは発表当初はAグループだった徳島県選抜がCグループへと移った以外は変更がなかった。

<Aグループ>

静岡県選抜(東海地域B代表)

京都府選抜(関西地域代表)

埼玉県選抜(関東地域B代表)

<Bグループ>

大分県選抜(九州地域代表)

高知県選抜(開催地代表)

三重県選抜(東海地域A代表)

富山県選抜(北陸地域代表)

<Cグループ>

北海道選抜(北海道地域代表)

徳島県選抜(四国地域代表)

広島県選抜(中国地域代表)

決勝トーナメントへは各グループの1位3チームとワイルドカードとして2位チームより1チームが決定し最終日に準決勝、決勝が行われる。

 

初日、2日目に行われた予選リーグの結果、以下のチームが準決勝進出となった。

静岡県選抜(Aグループ)

大分県選抜(Bグループ)

広島県選抜(Cグループ)

北海道選抜(ワイルドカード)

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静岡県選抜

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京都府選抜

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埼玉県選抜

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大分県選抜

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高知県選抜

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三重県選抜

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富山県選抜

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北海道選抜

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徳島県選抜

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広島県選抜

 

11/03/26
トリムカップ2011第3回全国女子選抜フットサル大会予選リーグ

 第3回を迎えるトリムカップ2011全国女子選抜フットサル大会は2011年3月25?27日の日程で今年も高知県で開催された。しかし直前の震災の影響で東北地域代表の福島県選抜が出場を辞退。更に2年連続決勝進出している昨年度優勝チームの関東地域A代表東京都選抜も東京都サッカー協会の方針により辞退。本来12チームにて行われる大会は2チーム減の10チームを3つの予選グループへ分けて開催される事となった。事前の組み合わせと変更となったのは発表当初はAグループだった徳島県選抜がCグループへと移った以外は変更がなかった。

<Aグループ>

静岡県選抜(東海地域B代表)

京都府選抜(関西地域代表)

埼玉県選抜(関東地域B代表)

<Bグループ>

大分県選抜(九州地域代表)

高知県選抜(開催地代表)

三重県選抜(東海地域A代表)

富山県選抜(北陸地域代表)

<Cグループ>

北海道選抜(北海道地域代表)

徳島県選抜(四国地域代表)

広島県選抜(中国地域代表)

決勝トーナメントへは各グループの1位3チームとワイルドカードとして2位チームより1チームが決定し最終日に準決勝、決勝が行われる。

 

初日、2日目に行われた予選リーグの結果、以下のチームが準決勝進出となった。

静岡県選抜(Aグループ)

大分県選抜(Bグループ)

広島県選抜(Cグループ)

北海道選抜(ワイルドカード)

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静岡県選抜

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京都府選抜

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埼玉県選抜

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大分県選抜

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高知県選抜

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三重県選抜

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富山県選抜

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北海道選抜

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徳島県選抜

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広島県選抜

 

11/03/26
Aグループ

<Aグループ>

静岡県選抜 2?0 京都府選抜

静岡県選抜 1?1 埼玉県選抜

京都府選抜 3?2 埼玉県選抜

 

関東、関西、東海のチームが集まった死のグループとも言えるAグループを制したのは静岡県選抜。これで3年連続の準決勝進出となった。日本代表2人を擁する初出場の埼玉県選抜は最終試合で勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性はあったが、こちらも僅かながらワイルドカードの可能性を残していた京都府選抜の前に敗北を喫した。

 

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Aグループ

<Aグループ>

静岡県選抜 2?0 京都府選抜

静岡県選抜 1?1 埼玉県選抜

京都府選抜 3?2 埼玉県選抜

 

関東、関西、東海のチームが集まった死のグループとも言えるAグループを制したのは静岡県選抜。これで3年連続の準決勝進出となった。日本代表2人を擁する初出場の埼玉県選抜は最終試合で勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性はあったが、こちらも僅かながらワイルドカードの可能性を残していた京都府選抜の前に敗北を喫した。

 

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11/03/26
Bグループ

<Bグループ>

大分県選抜 3?1 高知県選抜

三重県選抜 4?3 富山県選抜

大分県選抜 3?1 富山県選抜

高知県選抜 1?2 三重県選抜

大分県選抜 3?0 三重県選抜

高知県選抜 2?1 富山県選抜

 

唯一4チームとなったBグループは予選3試合を消化。勝ち上がったのは中学生など若い力が躍進した大分県選抜。特に経験豊富な三重県選抜を3-0と撃破したのは圧巻だった。この両チームが3試合目で対戦したのがポイントとなったかもしれない。地元高知県は3年目で嬉しい初めての勝ち点3を挙げた。

 

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11/03/26
Bグループ

<Bグループ>

大分県選抜 3?1 高知県選抜

三重県選抜 4?3 富山県選抜

大分県選抜 3?1 富山県選抜

高知県選抜 1?2 三重県選抜

大分県選抜 3?0 三重県選抜

高知県選抜 2?1 富山県選抜

 

唯一4チームとなったBグループは予選3試合を消化。勝ち上がったのは中学生など若い力が躍進した大分県選抜。特に経験豊富な三重県選抜を3-0と撃破したのは圧巻だった。この両チームが3試合目で対戦したのがポイントとなったかもしれない。地元高知県は3年目で嬉しい初めての勝ち点3を挙げた。

 

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11/03/26
Cグル―プ

<Cグループ>

北海道選抜 5?2 徳島県選抜

北海道選抜 3?5 広島県選抜

徳 島県選抜 1?2 広島県選抜

 

Cグループは広島県選抜が2連勝で1位となり、3年目にして念願の決勝トーナメント進出を決めた。2位の北海道選抜はワイルドカードを獲得しCグループからは2チームが勝ち抜ける事となった。北海道選抜は第1回、2回大会では10点差以上の大敗を喫する試合もあっただけに強化が実った形となった。

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11/03/26
Cグル―プ

<Cグループ>

北海道選抜 5?2 徳島県選抜

北海道選抜 3?5 広島県選抜

徳 島県選抜 1?2 広島県選抜

 

Cグループは広島県選抜が2連勝で1位となり、3年目にして念願の決勝トーナメント進出を決めた。2位の北海道選抜はワイルドカードを獲得しCグループからは2チームが勝ち抜ける事となった。北海道選抜は第1回、2回大会では10点差以上の大敗を喫する試合もあっただけに強化が実った形となった。

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11/03/26
フレンドリーマッチ

<フレンドリーマッチ>

埼玉県選抜 1?0 広島県選抜

静岡県選抜 2?1 北海道選抜

 

今大会、福島県、東京都の不参加の影響でリーグによって試合数の差が出てくる為、フレンドリーマッチが開催された。勝敗には関係ない事もあったが、チームの連携を深めたり、出場機会の少なかった選手をピッチに送り込むなどチーム毎に特色が見られた。しかし勝負事となるとやはり真剣勝負となり、ピッチの各所で熱い攻防戦が繰り広げられる事となった。

 

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11/03/26
フレンドリーマッチ

<フレンドリーマッチ>

埼玉県選抜 1?0 広島県選抜

静岡県選抜 2?1 北海道選抜

 

今大会、福島県、東京都の不参加の影響でリーグによって試合数の差が出てくる為、フレンドリーマッチが開催された。勝敗には関係ない事もあったが、チームの連携を深めたり、出場機会の少なかった選手をピッチに送り込むなどチーム毎に特色が見られた。しかし勝負事となるとやはり真剣勝負となり、ピッチの各所で熱い攻防戦が繰り広げられる事となった。

 

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10/03/28
トリムカップ2010 第2回全国女子選抜フットサル大会最終日

全国女子選抜フットサル大会最終日は準決勝2試合と決勝が行われた。1次ラウンドの予選リーグは12分ハーフだったが、準決勝以降の決勝ラウンドからは15分ハーフとなる。準決勝は1日目、2日目同様2つのピッチを使うが、決勝戦だけは20m×40mのピッチでの試合となる。尚、3位決定戦は行われない。決勝戦にはRKC高知放送、スカイパーフェクTVのカメラが合計5台体制で臨み、実況席には解説として元フットサル日本代表相根澄氏が、ピッチレベルには芸能人女子フットサルリーグ"Angel league"の選手5名が控えるという力の入れようだった。

優勝は昨年の雪辱を果たした東京都選抜となった。昨年は大差のついた決勝戦だったが今大会は2-1の接戦で最後まで緊迫感のある試合となった。3位は三重県選抜と静岡県選抜の東海勢。表彰式後の記念撮影に一緒に写るなど普段から交流があるようだ。東海地域には全国に先だって東海女子フットサルリーグが開催されているだけに当然と言えば当然かもしれない。

公式には掲載されていないがMVPに当たる高知新聞賞には東京都選抜の?中島選手、敢闘賞に当たる高知放送賞には兵庫県選抜?稲田選手がそれぞれ選出された。またAngel League各選手が選ぶ印象に残った選手には兵庫県選抜から?長嶋舞選手、三重県選抜から?瀬口選手、?上杉選手、静岡県選抜から?安部選手、?石川選手が選ばれサイン入りの特製Tシャツがプレゼントされた。

最後にMCから「また来年高知でお会いしましょう!」というアナウンスがあった。株式会社日本トリムの支援が今後も約束されているのだろう。地元高知県としてもこの大会を地元のイベントとして盛り上げようという意識が高い。全国女子選抜大会の地域大会ではしばらくの間「高知へ行こう!」が合言葉になる事だろう。

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10/03/28
準決勝?

東京都選抜 6?0 三重県選抜

 

東京都の先発は?渡辺選手、?宇津木選手、?中島選手、?賀川選手、そしてGKに?森選手を起用。予選リーグの高知県選抜との対戦で?手塚選手がベンチを外れた際に先発出場したが、今回は?手塚選手がベンチに入っていたものの先発で出場。一方の三重県選抜は予選を通じて不動のメンバーGK?瀬口選手、?上杉選手、?田中選手、?森本選手、?小山選手の布陣。

立ち上がりから一気に主導権を握ったのは東京都選抜。引いて守る三重県選抜に対してボールキープの時間を長くしサイドを主戦場として攻撃を仕掛ける。先制点は4分、右サイドをドリブル突破した?渡辺選手からの折り返しを?賀川選手が押し込み先制ゴール。7分にも?鹿毛選手のシュートパスをゴール前で合わせた?小出選手が決めて2点目。更に13分、1点目同様に右サイドを突破した?渡辺選手の折り返しを?中島選手が合わせて前半で3点差として折り返した。

後半に入っても東京都のペースは変わらず後半2分に左サイドを突破した?賀川選手の強烈な折り返しを?渡辺選手がゴール前で合わせて4点差。更に東京都選抜はPKを獲得。ここで選ばれたキッカーは?四宮選手。昨年は三重県選抜としてトリムカップに出場していた。PKを確実に決めた直後に三重県選抜のベンチに軽く頭を下げた。成長を見せる事ができたと共にと恩返しの意味もあったのだろうか。その後もこの試合大活躍の?渡辺選手が加点して6-0。大差がついてしまったが、チームとしての差が如実に出てしまった感があった。

 

【三重県選抜行方監督の談話】

?残念ながら負けてしまいましたが、準決勝の感想を聞かせて下さい。

正直言ってしまうと、東京都選抜と三重県選抜の間には個々の差がある事を感じました。三重県選抜の”らしさ”を消されてしまった感があります。攻撃の形を作る前に守備で疲れてしまった部分もあり、フィジカルの差も感じました。結果だけを見ると完敗かもしれませんが、選手はよく頑張ってくれました。得点差だけで見れば大敗かもしれないですが、実際にはそんな差はないと思っています。点差は監督である自分の責任と捉えています。

?東京都選抜の印象は

選手の質としてトータルバランスが高く、止める、蹴る、走るという面で一歩上でした。しかし判断という面では決して負けてはいないと思いました。トータルバランスが高い選手が多いのでどの時間帯でもチーム力が変わらないのだと思います。

?昨年三重県選抜の一員として戦った東京都選抜?四宮選手はいかがでしたか?

基本的には三重県選抜にいた時と同様のプレイを見せていました。しかし戦術の中に入ってのプレイの幅が広くなったようでチームの中での動きは東京で学んで成長した事なんだろうと感じました。

?PKを決めた後に頭を下げていたようでしたが、気付きましたか?

気付いていました。どんな意味があったんでしょうね。話す機会があったら聞いてみます。

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10/03/28
準決勝?

静岡県選抜 0?2 兵庫県選抜

 

静岡県選抜の先発はGK?清水選手、?小林選手、?安部選手、?川添選手、?石川選手。対する兵庫県は毎試合少しずつ先発メンバーが変わっておりこの試合は?高田選手、?長嶋選手、?藤田選手、?中野選手、?江口選手というスタメン。

試合開始直後から兵庫県選抜は前プレを実施。ボールを回してリズムを作りたい静岡県選抜を押し込む。それでもスキを付いて前線へボールを運びシュートシーンまで持っていく。マイボールを大切にする静岡県選抜に対してボールを回しながらも効率よく前線へボール運ぶ兵庫県選抜だったが、静岡県選抜はここぞという場面には組織的な守り対抗。そんな中での先制点は6分、兵庫県選抜?中野選手がやや後ろから来た浮き玉のパスを見事に合わせたシュートがゴールに吸い込まれていった。難易度の高いシュートが決まり場内がどよめく。更に13分GK?高田選手のロングスローに?江口選手がディフェンスの裏に素早く走り込み頭で合わせて2点目を奪取した。静岡県選抜の押し込んでいた時間帯での2点目は大きな得点だった。決定力の高さを見せた兵庫県選抜が2点リードしてハーフタイムへ入った。

後半に入っては2点差を追いつこうと静岡県が丁寧にパスをつなぎ前線でポイントを作るが、素早い寄せで決定機を作らせない。緊迫した時間帯が続くがスコアは一向に動かない。後がない静岡県選抜は後半10分にタイムアウトを取る。タイムアウト1分を終えるブザーが鳴ると?小林選手がGKの赤いユニフォームを来てピッチに入ってきた。背番号?を付けたGKユニフォームを作成していたという事はこういった場面を想定しての事だったろう。その後のパワープレイを見ればとても練習されていると思われるパワープレイを披露した。押し込まれた兵庫はこの試合ほとんどの時間でピッチに立っていた?長嶋選手を中心に気持ちを切らす精力的に守備を行い、体を張って静岡のパワープレイに耐える。時間は刻々と過ぎていき最後まで静岡県選抜は得点を挙げる事ができないまま会場には試合終了のブザーが鳴り響いた。

シュート本数ではは静岡県選抜が32分、兵庫県選抜は25本。このデータを見ても兵庫県選抜は効果的な攻撃での勝利と言える。泣き崩れる選手もいた静岡県選抜。この1年間の積み重ねは昨年優勝チーム相手にこれだけできたという確かな進歩を感じ取れたからこその「悔しさ」ではなっかたのだろう。

 

静岡県選抜今川監督の談話

?準決勝の感想をお聞かせ下さい。

兵庫県が準決勝に上がってきたのは正に執念だったんですかね。手強い相手との対戦に選手は本当によくやってくれた。勝たせてあげられなかったのは自分の責任だと思っています。2点共に崩されて奪われた点という状況ではなかったですが、兵庫県選抜のピンポイントの精度の高さを見せつけられた感じがします。特に2点目については押し込んでいただけに少なからず選手にショックがあったかもしれません。普段から東海地域で交流のある三重県選抜と決勝で当たりましょうと言っていただけにとても残念です。

?強いて静岡県選抜で頑張ってくれた選手を挙げると

選手全員頑張ってくれたました。本当に全員です。それでも強いて挙げるならば?安部選手、?石川選手ですかね。長い時間ピッチにいる試合も多くて疲労もあったと思いますが、試合中は精神的支柱としてそしてムードメーカーとして頑張ってくれたと思います。

?今年度のチームの総括としてはいかがでしょうか。

この大会で静岡県選抜らしさは出せたのではないかと思います。昨年は準決勝で東京都選抜に敗れたが、その東京都選抜が決勝で大差で負ける試合を見て全国のトップとはどれだけ差があるのだろうと感じたのを鮮明に覚えています。しかし今年兵庫県選抜とこれだけの試合ができて少しは差が縮まったのではないかと考えています。

?大会中チーム全員喪章を付けていましたが

今年1月上旬に静岡県フットサル委員長あった波多野一記さんが急逝されました。フットサルの普及、発展に寄与された方で女子選抜の活動も本当に気にかけて下さっていました。結果は3位と昨年と同じですが、成長を見せる事ができたのではないかと思いますので胸を張って報告したいと思います。

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10/03/28
決勝 東京都選抜 vs 兵庫県選抜

東京都選抜 2?1 兵庫県選抜

 

昨年の決勝と同じ20m×40mのピッチ、そして同じ東京都選抜vs兵庫県選抜の戦い。昨年は力強いプレーで5点連続得点で東京都選抜を沈黙させた兵庫県選抜だったが、今年は既に予選Bグループで対戦し、2?1で東京都選抜が勝利している。この敗戦で兵庫県選抜は予選リーグ敗退の可能性が高くなってしまったが、崖っぷちから生還し決勝までコマを進めた。

東京都選抜の先発はGK?手塚選手、?渡辺選手、?宇津木選手、?中島選手、?賀川選手。フィールドプレイヤーのラインナップは予選リーグ2試合目以降同じメンバー。これに対して兵庫県選抜はGK?高田選手、?長嶋選手、?藤田選手、?中野選手、?江口選手を揃えた。試合序盤、東京都選抜がボールポゼッションを高め、リスクを考えながら攻撃を組み立てる。兵庫県選抜はハーフラインやや前にラインを引いた東京都選抜の守備にてこずりなかなか前線までボールが運べず押し込まれる場面が増える。東京都選抜が選手交代をしはじめた前半6分に得点が入った。東京都選抜?中島選手が中央をドリブル突破し左足で強烈なミドルシュートを放つ。GK?高田選手が懸命にセーブするがはじいた所に交代して入ったばかりの?小出選手が詰めて東京都選抜が先制点を奪った。気持ち的に楽になったか東京都選抜が優勢の色を強め、何度か決定機を作るが兵庫県選抜もこれ以上の失点は許さないとばかりに体を投げ打っての守備で追加点を許さない。点は動かなかったが東京都選抜優勢のまま前半は終了した。

後半に入っても兵庫県はGK?岸本選手を投入するが、東京都選抜の優勢は続く。広いピッチを有効に使い、ボールを回す事でフィジカルの強い兵庫県選抜の守備をかわしてサイドで勝負をする。そんな場面が多く見られた。試合が進み次にゴールを奪ったのも東京都選抜だった。?宇津木選手が敵陣内でパスカットし縦へとドリブル。相手ディフェンスとの交錯からこぼれたボールを?服部選手が思い切って左足ミドルシュートを放つと低い弾道が逆サイドのサイドネットに糸を引いたように吸い込まれていった。

ここから兵庫県選抜は前がかりになり、よりシンプルにピヴォへと供給する。それを多少の浮き玉でも懐の深さでボールキープができる?稲田選手、?江口選手が同時に出場するなどして東京都選抜を押し込む。フィクソに陣取る?長嶋選手やGK?岸本選手のロングスローを直接ピヴォへ供給し、サイドからは?中野選手が積極的に仕掛ける。そしてキックインからの落としをシュートする。ゴール前の攻防が増えて緊迫感は高まるが、その攻撃は守備側の東京都選抜には想定通りなのか、あるいは単調な攻撃に慣れてきたのか冷静に対応する。

しかし意外な所から得点が入る。前からのプレスを強める兵庫県選抜のプレスを回避するべくGKへパスを行ったところへ兵庫県選抜?関灘選手が猛然と詰めより、GK?手塚選手のクリアしたキックへ足を伸ばす。この足に当たり跳ね返ったボールは無情にもゴールへ吸い込まれていった。ここで東京都選抜石森監督はタイムアウトを要求。残り時間の戦い方の徹底を指示し、選手そしてベンチ全員の気持ちを落ちつけてから選手をピッチへ送り出していった。兵庫県選抜は同点に追いついた勢いをそのままに更に猛攻を強めるが、タイムアウトで気持ちを切り替えたのか失点前と同様に冷静に対応し猛攻をうまくかわしていた。残りわずかとなった時間帯に左サイドを突破した兵庫県選抜?江口選手からの折り返しをフリーで走り込んだ?稲田選手がスライディングシュートを放つが間合いを詰めて壁を作ったGK?手塚選手にはじき返されてチャンスを逸してしまう。その後リスクを徹底的に排除し相手コーナー付近で体を入れてキープするなどして時間をやり過ごしタイムアップのブザーを聞いた。

見た限りでは東京都選抜で涙を流す様子は見れなかった。むしろ緊張感から解放された笑顔であふれていた。昨年の敗戦からリベンジという十字架を背負って戦った結果、宿敵兵庫県選抜との2試合で勝利した事の安堵感が強かったのだろうか。

試合後にある選手がGK?手塚選手にこう声をかけている場面を見つけた。

「ごめんね辛い思いをさせてしまって」

失点の場面でバックパスしか選択できなかった状況をチームみんなの責任として捉えての言葉だったのだろう。パンフレットの東京都選抜の紹介欄には「困るほど仲の良いチーム」と記載されていた。しかし東京都選抜の本当の強さは案外こういった所なのかもしれない。

 

兵庫県選抜小池監督の談話

?決勝戦の印象を聞かせて下さい。

東京都選抜との対戦では押し込まれる場面が多くなる事を想定していました。前プレに勝機はあると思っていたので後半途中まで0?0で我慢し、終盤に勝負というゲームプランを練っていました。先制点、追加点を取られた事でそのゲームプランが崩れてしまいました。

?20m×40mのピッチで戦い方が変わりましたか?

普段から20m×40mで練習、試合を行っていたので影響はないと考えていました。しかし予選から準決勝の4試合で狭いコートに慣れてしまったのかやや視野が狭くなってしまったのかもしれません。

?東京都選抜の強さというのを感じましたか?

個々が”フットサル”の技術を持っているなと感じます。判断自体はひけをとっていないと感じるのですが、やはりトータルで考えると一枚上なのかなと思います。?中島選手は凄いですね。しっかりと対応するように徹底していまいたが2試合トータルで彼女にやられたという感じは強いです。

?兵庫県選抜の選手についての感想は?

今年も優勝して昨年の優勝がフロックでなかった事を証明したかったです。みんな本当に頑張ってくれたと思います。ただ特定の選手に頼らざるを得ない状況もあったのも事実です。特に?長嶋選手にはフットサルとしてあり得ない程の時間ピッチに立たせてしまった。そこは東京都選抜との大きな差なのかもしれないですね。監督を続けるかどうかは未定です。年度が変わると兵庫県の女子はこれからいろいろ変化があります。その中でお互いに切磋琢磨していく事で自ずと兵庫県のレベルが上がっていくようになって欲しいなと思います。

 

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10/03/28
東京都選抜 石森監督談話

?決勝戦の感想をお聞かせ下さい。

去年同じコートで大敗をしてしまったが、それも含めて自分がチームを率いて一度も兵庫県選抜に勝てていなかったので2回勝利しての優勝という結果に非常に満足しています。

?大会を通じて東京都選抜のパフォーマンスはいかがでしたか?

大会を通じて選手がそれぞれ成長したなと感じました。この大会中楽な試合はひとつもありませんでしたが、そんな中で試合を戦ってきた事が決勝戦への自信につながったと思っています。

?兵庫県選抜の印象はいかがでしたか?

代表経験のある選手を中心に力強いという印象が強いです。?長嶋選手から?稲田選手、?江口選手の両Pivoへのホットラインは本当に脅威でした。?中野選手のサイド突破も本当に厳しかったです。

?20m×40mのサイズという事はゲームプランに影響しまましたか?

ディフェンスのラインを少し変えましたがピッチの大きさが変わっても基本的なやり方は変えませんでした。

?MVPを強いて挙げるとしたらどの選手になりますか?

MVPは全員です(笑)シーズン的な要因から移籍等でメンバーが変わってしまい大変だった時期もありましたが、昨年の悔しさを経験した選手達を中心に本当によくやってくれました。

?来年も監督を続けられますか?

まだ来年の事は分かりません。関東地区に限らず他都道府県では選抜チームの活動を活発化させています。しかし今年のメンバーの多くは移籍等で他県へ出て行ってしまいます。続けるとしたら選手の発掘や育成を積極的に行わないと厳しいですね。まだ終わったばかりですので今後はゆっくり考えたいと思います。

 

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10/03/27
トリムカップ2010 第2回全国女子選抜フットサル大会2日目

予選リーグ残りの2試合が開催。土曜日という事で前日高知県選抜が昨年の優勝チーム兵庫県選抜に引き分けた事が地元新聞に大きく報道された事もあり、観客席は大いににぎわった。本日の結果で明日の準決勝進出が決まるだけに各試合で激しい試合が繰り広げられた。

 

【準決勝進出チーム】

Aグループ:静岡県選抜

Bグループ:東京都選抜

Cグループ:三重県選抜

ワイルドカード:兵庫県選抜

 

顔ぶれを見ると昨年の顔ぶれと違うのは三重県選抜が準決勝進出となっただけで残りの静岡県、東京都、兵庫県は昨年と同じ。最後の最後まで争ったワイルドカードは関係するチームにとっては手に汗を握る展開となった。

Bチームからワイルドカード進出チームが出たという事で大会規定により準決勝の対戦は

 

東京都選抜 vs 三重県選抜

静岡県選抜 vs 兵庫県選抜

 

となった。

 

最終日の明日は準決勝、決勝が開催され、決勝は20m×40mへのコートへ変更される。また地元RKC高知放送やスカパーの放映の為にTVカメラが配置される予定でいよいよ大会も佳境に入ってきた。ワイルドカードで残った兵庫県選抜が連覇を果たすのか、はたまた他のチームが初の栄冠を手にするのか、注目の最終日となる。

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10/03/27
Aグループ

富山県選抜 0?7 静岡県選抜

福岡県選抜 2?2 香川県選抜

富山県選抜 4?6 香川県選抜

福岡県選抜 1?6 静岡県選抜

 

静岡県選抜が全勝でAグループを突破した。組織的なプレーを身上とする静岡県選抜は誰がピッチに立ってもチーム力が変わらず定期的な活動が着実に実力へと還元されているように感じられる。

香川県選抜はグループ2位という好成績は鋭いカウンターが非常に効いていた。香川県にも女子フットサルリーグがあるようでここで切磋琢磨している結果とも 言える。

結果にはつながらなかったが福岡県選抜のフットサルも非常に評価される、無理に前へは急がずにマイボールを大切にしようとする姿勢はしっかりとした指導の賜物だろう。しかしボールは回るが、ひかれた相手を崩す事にてこずってしまった感がある。

富山県選抜は個の力は素晴らしいだけに組織とし機能すればとても面白いチームになりそうな気がする。

 

順位 Aグループ 富山県選抜 福岡県選抜 香川県選抜 静岡県選抜

勝点

得失
4 富山県選抜   0 ● 1 4 ● 6 0 ● 7 0 0 0 3 4 14 -10
3 福岡県選抜 1 ○ 0   2 △ 2 1 ● 6 4 1 1 1 4 8 -4
2 香川県選抜 6 ○ 4 2 △ 2   2 ● 5 4 1 1 1 10 11 -1
1 静岡県選抜 7 ○ 0 6 ○ 1 5 ○ 2   9 3 0 0 18 3 15

 

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10/03/27
Bグループ

東京都選抜 3?0 高知県選抜

北海道選抜 14?0 兵庫県選抜

東京都選抜 2?1 兵庫県選抜

北海道選抜 1?1 高知県選抜

 

死のグループと形容されたBグループを制したのは東京都選抜となった。地元高知県選抜を退けて迎えた昨年決勝で敗れた兵庫県選抜との試合は、先制されるものの?中島選手の2得点で逆転し全勝で予選リーグ突破を決めた。東京都との決戦に敗れた兵庫県選抜だったが、Cグループの結果を経て首の皮一枚でワイルドカードででの準決勝進出が決まり、歓喜の声を挙げた。

高知県選抜は念願の1勝をと挑んだ北海道選抜との試合は相譲らず1-1のドロー。惜しくも勝ち点3を挙げる事はできなかったが、昨年からの成長ぶりに関係者も胸をなでおろすとともに悔しさもにじませた。

北海道選抜は兵庫県に大敗を喫したものの高知県選抜との試合はアウェイの中懸命に闘う姿にフットサルどころ北国の意地を見た。

 

順位 Bグループ 東京都選抜 北海道選抜 兵庫県選抜 高知県選抜 勝点 得失
1 東京都選抜
5 ○ 0 2 ○ 1 3 ○ 0 9 3 0 0 10 1 9
4 北海道選抜 0 ● 5
0 ● 14 1 △ 1 1 0 1 2 1 20 -19
2 兵庫県選抜 1 ● 2 14 ○ 0
1 △ 1 4 1 1 1 16 3 13
3 高知県選抜 0 ● 3 1 △ 1 1 △ 1
2 0 2 1 2 5 -3

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10/03/27
Cグループ

広島県選抜 6?1 青森県選抜

三重県選抜2?0 京都府選抜

広島県選抜 0?0 京都府選抜

三重県選抜 2?1 青森県選抜

 

接戦となったCグループは試合によってなかなか主導権をつかめない時間帯もあるものの個の力に勝る三重県選抜が3連勝で準決勝進出を決めた。

ワイルドカードを争う事になった予選最終ゲームの広島県選抜と京都府選抜の試合は手に汗握る攻防戦。勝てば準決勝進出となるはずだったが、双方のGK中心に必死の守備で決定機を決められず目の前にあった準決勝への最終切符を手に入れる事は両チームとも叶わなかった。

平均年齢が非常に若い青森県選抜はさわやかな印象を残してグループリーグを終えた。おそらくサッカーを中心に活動していると思われるがサッカーのオフシーズンだけでなく、フットサルも続けて欲しいと感じた。

 

順位 Cグループ 広島県選抜 三重県選抜 京都府選抜 青森県選抜 勝点 得失
2 広島県選抜
0 ● 3 0 △ 0 6 ○ 1 4 1 1 1 6 4 2
1 三重県選抜 3 ○ 0
2 ○ 0 2 ○ 1 9 3 0 0 7 1 6
3 京都府選抜 0 △ 0 0 ● 2
3 ○ 2 4 1 1 1 3 4 -1
4 青森県選抜 1 ● 6 1 ● 2 2 ● 3
0 0 0 3 4 11 -7

 

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10/03/27
ワイルドカードの行方

予選最終試合を前にしてA、Bグループの2位チームは共に勝ち点4となっていた。Cグループの広島県選抜と京都選抜の試合で勝利した方が勝ち点6となりワイルドカードの権利を得る事ができる。しかし引き分けとなると得失点差で大きなアドバンテージのある兵庫県選抜がワイルドカード獲得となる。両チームの対戦は昨年も予選リーグで対戦し、3?2で京都府選抜が勝利を挙げワイルドカードとして準決勝へ進出した。

試合はボールをつなぐ京都府選抜だったが、サイドの突破はあるものの中央を固める広島県選抜の守備を崩す事ができず、不用意なパスやシュートをカットされると広島県選抜のカウンター攻撃を受けるという構図がピッチで繰り広げられる。次第に京都府選抜もパス回しを省略しGKからのロングボールを多用する場面もあったが、決定機を与えずそれぞれのスタイルで前半を終えた。

後半に入りますます試合は激しくなり、焦りもあるのか両チームファールを犯す場面も多くなる。疲労もピークだったと予想される。刻々と時間は過ぎていき、チャンスが出てきたとばかりに兵庫県選抜も身を乗り出して試合にのめり込んでいく。後半残り6秒、ゴール前で得た広島県選抜のチャンスを生かす事ができなかった直後、無情にもタイムアップのブザーが鳴り響き崩れ落ちる両チーム。観客席からは兵庫県選抜の歓喜の声。ワイルドカードは首の皮一枚でつながっていた兵庫県選抜となった。

 

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10/03/26
トリムカップ2010 第2回全国女子選抜フットサル大会1日目

昨年に引き続きトリムカップとして全国女子選抜フットサル大会が3/26(金)?28(日)の予定で高知県県民体育館で開催された。本年度の大会出場チームは以下の通り。

 

<出場チーム>

北海道女子選抜(北海道)

青森県女子選抜(東北)

東京都女子選抜(関東)

富山県女子選抜(北信越)

三重県女子選抜(東海)

静岡県女子選抜(東海)

兵庫県女子選抜(関西)

京都府女子選抜(関西)

広島県女子選抜(中国)

香川県女子選抜(四国)

福岡県女子選抜(九州)

高知県女子選抜(開催地)

 

昨年はこの大会から多くの日本女子フットサル代表が選出され、第2回アジアインドアゲームズの女子フットサルで見事に金メダルを獲得した。全日本女子フットサル選手権とは別にこのような全国規模の大会が開催されるのは埋もれてしまいかねない人材を見出すにとてもありがたい大会だと日本女子フットサル代表監督中村恭平氏は語っていた。

第1回は兵庫県選抜が優勝を果たした。今大会はどの都道府県が勝ち名乗りをあげるのか、また新たな発見があるのか大変注目される。

 

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北海道女子選抜

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青森県女子選抜

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東京都女子選抜

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富山県女子選抜

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三重県女子選抜

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静岡県選抜

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兵庫県選抜

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京都府選抜

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広島県女子選抜

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香川県女子選抜

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福岡県女子選抜

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高知県女子選抜

 

 

10/03/26
Aグループ

【Aグループ】

富山県女子選抜

福岡県女子選抜

香川県女子選抜

静岡県女子選抜

 

<試合結果>

富山県選抜 0?1 福岡県選抜

香川県選抜 2?5 静岡県選抜

 

縦への突破力がある富山県選抜に対してボールをしっかり回すフットサルを展開する福岡県選抜が競り勝った。富山県選抜?水守選手はPivoの位置に入ると深い懐と巧みなボールキープで可能性を感じさせる選手だった。福岡選抜はフィクソの位置に入る?石井選手が強烈なシュートが印象的だった。

 

優勝候補の一角に挙げられる静岡県選抜はボールを巧みにつないで香川県の出鼻をくじいた。香川県選抜はカウンター主体の攻撃だったが、キックインやコーナーキックから?藤井選手の強烈な右足のシュートで反撃した。

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10/03/26
Bグループ

【Bグループ】

東京都女子選抜

北海道女子選抜

兵庫県女子選抜

高知県女子選抜

 

<試合結果>

東京都選抜 0?5 北海道選抜

兵庫県選抜 1?1 高知県選抜

 

いわゆる死のグループとはこの事か。前回優勝、準優勝、開催地チームが同一グループとなった。スロースターターの東京都選抜は北海道選抜の堅い守りに苦しんだが、5?0と好発進した。地元の大声援に後押しされた高知県選抜は日本女子代表?GK神原選手が当たりまくり、好セーブを連発。兵庫県の怒涛の攻撃を1点に抑えた。1点を先制した後に追加点が取れず、高知県選抜が1点を返してから圧倒的にボールをキープするものの決定力に欠けた。

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Cグループ

【Cグループ】

広島県女子選抜

三重県女子選抜

京都府女子選抜

青森県女子選抜

 

<試合結果>

広島県選抜 0?3 三重県選抜

京都府選抜 3?2 青森県選抜

 

個々の能力に勝る三重県選抜は曲者広島県選抜を巧みに封じ込めた。特に3点目のゴールはフィールドプレイヤーが連動して”狙って”取った得点だった。

青森県選抜はほとんどが中学生、高校生のチーム。?佐藤選手が強烈なキックで一気にゴール前へボールを供給して京都府選抜を苦しめた。特に2点目となった?多田選手のシャペウからGKをあざ笑うようなループシュートはあどけない顔に秘められた非凡な才能を感じさせた。

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10/03/26
トリムカップ

大会のスポンサーである株式会社日本トリムは東証1部に上場する企業で電解還元水整水器等を取り扱う会社。全国女子選抜フットサル大会のスポンサーとなり高知県で開催されている事には理由があった。代表取締役社長の森澤紳勝氏は高知県出身であり、現在も高知県内には日本トリムの営業所はもちろん工場、研究所を開設している。その為、このトリムカップは高知県で開催されているようだ。

高知県サッカー協会のホスピタリティはとても素晴らしく多くのスタッフが常に試合進行に気を配りスムーズに運営されていた。また地元高知新聞やテレビ局の高知放送等のクルーが会場に駆け付け、大会の模様が新聞やニュースで大きく報じられ、大会を盛り上げようとする意欲が感じられた。高知県選抜の試合には多くの観衆が駆け付け大きな声援を送っていた。

高知県選抜岡本監督に話を聞くとは昨年の予選リーグでの惨敗を教訓にサッカーをかけもちする選手も多い中、夏頃より活発な活動を行い、選抜チームの強化を行ってきた様子。まずは守備からという意識を持たせた事で今大会失点が格段に減少した。しかし1試合目に兵庫県選抜と引き分けた事で少し満足してしまった面も見えたとの事。次回大会には更に強化を行って大会に望みたいと少なからず手ごたえを感じている様子。

ここ高知県でも是非とも女子フットサルが根付いていって欲しい。

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