決勝 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

決勝

2011年3月27日 21:45

 <試合結果>

静岡県選抜 3?2 大分県選抜

 

2年連続で3位の好成績を収め、今年初の決勝進出で悲願の優勝を狙う静岡県選抜。対するは全国大会へは初出場で無欲の勝利で勝ち上がってきた大分県選抜。試合前の予想では経験と若さという見方もでき、やや静岡県選抜優位でどれだけ大分県選抜が対抗できるかというものだった。

試合は前半開始早々いきなり動く。2分右サイドからのキックインを落としてからのシュートで大分が先制する。決めたのは今大会の活躍で注目度が上がっている?佐藤選手だった。更に6分には左サイドをシザースでマークを振り切ると豪華に振り抜いた左足シュートが逆サイドネットに突き刺さった。どよめく観衆と勢いに乗る大分。改めて認識した大分の強さに静岡はタイムアウトを取る事無く自らで自分たちのフットサルを再確認する。予選から続けてきたボールを回してリズムを作り、チームとして個の力を生かす戦い方を思いだしたようだ。すると8分に静岡?石川選手が左サイドを突破するとGKと1対1となり、GKの動きを見ながら冷静にニアへ流し込んだ。ボールを動かす静岡に大分の守備がやや混乱し始める。すかさず9分にタイムアウトを取って守備の確認を行うが静岡のペースのまま。追加点を取りたい大分だったが、?佐藤選手を徹底的にマークされてしまっていた。普段フィクソの位置にいる?佐藤選手が機を見て得意のドリブルで攻め上がる所をディフェンスでカバーしあい、攻撃を防いでいく。すると13分に第2PKスポット付近で後ろ向きでボールを受けると鮮やかなステップで反転し素早く左足を振り抜く。ボールは逆サイドネットに吸い込まれ同点に追い付く。見応えのあった前半は2-2のままハーフタイムへと突入した。

後半に入って試合は膠着状態に入る。お互いに引き気味の陣を取り、素早くボールを回して前のスペースを伺う静岡とゆっくりとボールを回しエース?中島選手のドリブル突破からチャンスを創出する大分。連日連戦で疲れも見え始めてきたのかやや攻撃が単調となり、決定機も作り出せずにいた。ピッチが広い事もあり、カウンターを発動してもシュートまで持ち込む事に両チーム共苦しんでいた。お互いの攻め手に欠ける状態で時計は既に残り3分を切っていた。このまま行くとPK戦もあるのか?そう思っていた後半12分、静岡が左サイドでキックインを得るとサインプレイで早いボールをゴール前に供給する。やや高いボールだったが、これを後ろから走り込んできた静岡の?志田選手が左足でジャンピングシュート。ドンピシャという訳ではなかったが、ボールはややラインドライブがかかりゴールへと吸い込まれていった。してやったりの得点で沸き上がる静岡ベンチ。残り時間何とか同点、そして逆転を狙いたい大分だったが、不運にも大分のエース?佐藤選手が接触で激しく倒れた際に右足首を負傷し出場できなくなってしまった。大黒柱を失った大分は必至の反撃を見せるが、静岡が有効に時間を使いこのままタイムアップのブザーを聞いた。

 

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