【試合レポート】日本女子フットサルリーグプレーオフ1回戦第1戦アルコイリス神戸 vs 丸岡RUCK - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】日本女子フットサルリーグプレーオフ1回戦第1戦アルコイリス神戸 vs 丸岡RUCK

2018年1月13日 11:30

 

【プレーオフ1回戦】

アルコイリス神戸 8-6 丸岡RUCK

<得点者>
00:30 3番江口未珂(神戸)
02:53 2番横山夢花(丸岡)
03:06 13番高尾茜利(丸岡)
04:29 3番江口未珂(神戸)
07:17 3番江口未珂(神戸)
19:04 13番高尾茜利(丸岡)
20:46 7番田中遥香(丸岡)
23:38 3番江口未珂(神戸)
28:32 3番江口未珂(神戸)
33:32 19番若林エリ(神戸)
35:21 3番江口未珂(神戸)
38:36 19番山川里佳子(丸岡)
38:28 18番加藤正美(神戸)
39:39 9番北川夏奈(丸岡)

 日本リーグ2位の神戸と丸岡の対戦は思わぬ点の取り合いとなった。主役は神戸3番江口選手。開始30秒に強烈なシュートを決めると、この試合なんと6点、Wハットトリックの荒稼ぎ。確かにフットサルは点が入りやすいスポーツかもしれないが、日本の最高峰リーグでのこの活躍は特筆もの。強靭なフィジカルと一瞬のアジリティの高さを感じさせる。試合は神戸がシンプルにボールを前進させて、シュートに持ち込むのに対して丸岡はなかなか前線でボールを収める事ができず、神戸のプレスに苦戦する。しかしプレスを受けるという事はそこを打開できればカウンターに持ち込む事ができる。先制点を許した後に連続得点で逆転に成功するが、前半は3-3で折り返す。

 後半に入り、丸岡7番田中選手のファー詰めで勝ち越しに成功したが、ここから神戸が3番江口選手、19番若林選手らの4連続ゴールで一気に試合の主導権を引き寄せる。この4連続ゴールの原因は後半9分、代表候補の経験もある丸岡7番田中選手の退場が大きかった。会場もレッドカードの提示に一瞬何が起きたのか分からず「イエローの間違いでないの?」そんな声も聞こえた。その後、何とか2点を返す丸岡だったが、試合は8-6で神戸が勝利。しかしシュート数を見ると神戸58本に対して丸岡は18本。神戸の優勢と丸岡の効率的な得点という印象のゲームだった。プレーオフ1回戦、見ている側としては得点の奪い合いは、ゲームに変化や盛り上がりがあり、良い事ではあるが、今後に向けた課題も浮き彫りになった。

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<アルコイリス神戸記者会見>

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小屋監督:チームとしては勝つ事にこだわっていて、勝つ為に何をすべきかを常に考えているので、結果が出た事は100点なので、それ以上の事はないです。ただ明日の結果によっては上に上がれるかどうか決まりますので、勝利に向けて全力でやれる事をやっていきたいなと思います。

関灘キャプテン:監督も言ったように、まず勝つ為にやってきて、先週もスポーツコートでやる機会を作ってもらいました。今日は結果もちゃんとついてきて結果につなぐ事ができて良かったと思っています。

 - 今日はプレスがとても良かったと感じました。何度も対戦していて相性が良い事も分かっていましたが、やはり事前の対策、スカウティングの結果と言って良いでしょうか。

小屋監督:丸岡さんだからという訳ではなく、チームとしてやらなくてはならないという基本の事、ボールに寄せる、前を向かせないという守備の原理原則を忠実にやり続ける事と精神的にもプレッシャーをかけられるようにパスラインを切ったり

距離を詰めたり、そういった部分を徹底しているので、プレスがはまったというかディフェンスが良かったかなという点はあります。ただ6点を取られているのでチームとしては改善しないといけないですし、まだまだできたとは思っていないので、、もっと見ていて面白いと思う試合をしたいと思います。

 

<丸岡RUCK記者会見>

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田中監督:素晴らしい体育館で試合できた事に私も選手も喜んでいます。序盤スポーツコートに戸惑いがあり、実際失点にもつながってしまったと思います。先日バルセロナ遠征へ行きましたが、見事に習ったプレーができたと思っています。前半3-3、後半も得点を奪い、「行けるぞ!」と思った時によもやの退場劇がありました。実はうちは退場になったのが初めてでした。その後ローテーションがうまく回す事ができず、失点を重ねてしてしまいましたが、最後2点奪う事ができました。明日この2点のビハインドを埋めたいと思います。バルセロナでは高校生が経験を積み、この試合でも出場させることができました。明日も高校生を積極的に出場させたいと思います。

浅野キャプテン:アルコさんは前プレ凄いので回避の練習をしてきました。自分はあまりスローが得意でないので、後ろ3枚で回す形を練習し、それがうまくいき、得点を奪う事ができました。点は取られましたが、皆体を張って守ってくれて守ってくれました。負けてしまいましたが、まだ明日があるので、高校生、大学生全員で戦って、勝ちたいと思います。

- 試合前大雪の影響があり、苦労されたとお聞きしました。

田中監督:雪は昨日が大変でした。車が家から出ず、駅までたどり着けないんです。旅行代理店の方も飛行機が欠航し、鉄道を含めて4回位切符を買いなおしくれてようやく東京に着きました。逆にいろんな方々のお世話になっていると改めて感じる事ができて、今日は6点取りました。アルコさんから6点取れたのは初めてでした。ただ冬場は雪との戦いも考えていかないといけないと感じています。

- スポーツコートに慣れていないという部分を詳しく教えて下さい。

田中監督:自分達はオーシャンアリーナのサブコートで経験あるのですが、サブアリーナはここと逆ですべります。スペインでGKのスローについて教わりましたが、今日ようやく言っている意味が分かった気がしましたし、良い経験を積む事ができました。

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