【試合レポート】日本女子フットサルリーグ第1節さいたまSAICOLO vs Bardral浦安Las Bonitas - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】日本女子フットサルリーグ第1節さいたまSAICOLO vs Bardral浦安Las Bonitas

2017年5月20日 19:00

 

【第1節】

さいたまSAICOLO 2-4 Bardral浦安Las Bonitas

<得点者>
04:23 4番四井選手(浦安)
06:27 オウンゴール(浦安)
18:15 10番多田選手(浦安)
26:18 4番四井選手(浦安)
33:41 11番吉川選手(SAICOLO)
36:16 11番吉川選手(SAICOLO)

 第1節2試合目はSAICOLOvs浦安という関東リーグを代表するチームの対戦。ベンチからの指示もあり、積極的にプレスをかける浦安。前半5分、浦安は6番田中選手の鋭い縦パスに4番四井選手が素早い反応でダイレクトで合わせてゴール。1-0と浦安が先制する。更に7分にも右サイドからの9番江川選手のシュートがゴール前でディフェンスがクリアしきれず、オウンゴールで2-0とリードを広げる。お互いにボールポゼッションの高いチームであるものの、共にプレスをかけ合う為、なかなかリズムよくパスがつながらず、むしろシンプルに前に張るピヴォへ入れる形の方が押し上げに有効だった。前半の内に浦安はもう1点を追加する。19分に右サイド9番江川選手からの折り返しに10番多田選手がダイレクトで合わせて浦安3点リードでハーフタイムを迎える。 

 後半に入ってもなかなかリズムが掴めないSAICOLOに対して浦安は後半7分に左コーナーキックからの戻しのパスを4番四井選手がシュート。これがディフェンスに当たってコースが変わりゴールに吸い込まれ4-0とする。後がなくなったSAICOLOは残り9分になってから10番堀田選手をGKにしてパワープレーを開始する。完全に引いた浦安に対して少しずつパワープレーが機能し始め、浦安を追い詰める。後半13分、SAICOLO11番吉川選手が左サイド角度のない所からのダイレクトシュートが決まり1点を返すと、後半17分にもPKを得たSAICOLOは11番吉川選手がきっちりと決めて4-2と追い上げる。しかし浦安も少しラインを上げる等、SAICOLOのパワープレーを揺さぶる事で対応し、追加点を許さずタイムアップ。浦安が快勝で勝ち点3を手にした。

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<Bardral浦安Las Bonitas記者会見>

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米川監督:浦安にはハードワークするという目標があって、それをピッチで体現できた事が勝利に繋がったと思っています。狙い通りショートカウンターで点も入っていますし、セットプレーでも点が入っていますし、開幕としては上出来だったかなと思っています。パワープレーに関しては細かなポジション修正がうまくいかず失点してしまいましたが、今後の練習でしっかりと改善していきたいなと思います。

田中選手:初戦という事で固い試合になりのかなと思っていたのですが、監督も言った通り、前からのプレスがうまく行き点が取れたので良いイメージで入れたと思います。その中でもう少しチャンスで点が取れていれば、パワープレーの際にも苦しまず、良い形でできたのではないかなと反省しています。

※帰りの交通機関の関係で質疑応答なし

 

<さいたまSAICOLO記者会見>

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小野監督:記念すべき公式日本リーグ第1戦という事で必勝を期して臨んだのですが、前半は思いのほか我々の動きが悪すぎて、そこにミスに重なって思わぬ3点差を付けられてしまいました。底辺でボールを持っている時のサポートの角度や距離が修正できずに浦安のプレスにはまったという感じです。警戒している選手に警戒しているプレーでやられてしまって失点が重なってしまったのかなと思います。後半に関してはとにかく最初から全員でプレスをしっかりかける、マイボールのサポートの角度を取りながら間を使っていこうと伝え、少しリズムが良くなってきたかなと思っていた所で失点しました。4-0となった所で仕方なくパワープレーを開始しました。パワープレーについては練習不足なのでまだまだでしたが、何とか同点に追い付こうと考えていましたが、うまく行きませんでした。リーグはまだ始まったばかりですし、今季はプレーオフもあるのでこの負けを良い意味で捉えて次節に向けて改善していきたいと思います。

高橋選手:一言で言えば自分達の出来が悪かったです。味方同士の距離感、角度が悪く浦安のプレスにはまってしまい、勢いに飲まれた前半でした。後半に少し自信を持って臨めたかなとは思いますが、負けてしまったので気持ちを切り替えていきたいと思います。

 - 前半と後半で様相が変わってきたのかなというお話がありました。一番選手に伝えた事はどんな事でしょうか。

小野監督:サポートの距離感と3点リードしているのでリスクをかけてでもプレスをかけないと行けないと伝えました。何人かピックアップしましたが、それ以外の選手には突っ込む位に寄せるように伝えました。

高橋選手:後半については前半と比べて自分達の思うような形で守備ができた場面が多くなってきました。

 - 入退団選手もあり、新しいチームになったかと思いますが、それによって変わってきた事はありますか?

小野監督:やっているベースは変わりません。昨年と同じ事を繰り返しても選手も面白くないでしょうし、チームの進歩もないので、今年は戦術的なより取り入れながら練習をしています。昨季までのように前で奪ってショートカウンターとかリスタートからゴールを狙うだけではなく、新しい事を試みてもいます。但し方向性は大きく変わっていないと思います。

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