【試合レポート】日本女子フットサルリーグ2016プレ大会第5節Bardral浦安Las Bonitas vs Futsal Clube UNIAO Ladies - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】日本女子フットサルリーグ2016プレ大会第5節Bardral浦安Las Bonitas vs Futsal Clube UNIAO Ladies

2017年1月15日 16:49

Bardral浦安Las Bonitas 7-1 Futsal Clube UNIAO Ladies

<得点者>
5分 7番加藤選手(UNIAO)
7分 13番阿部選手(浦安)
17分 13番阿部選手(浦安)
18分 13番阿部選手(浦安)
23分 13番阿部選手(浦安)
29分 13番阿部選手(浦安)
31分 9番江川選手(浦安)
38分 14番笠井選手(浦安)

 試合は序盤から浦安ペース。4-0の攻撃システムでパスを細かくつなぐ押し上げを図る。しかし先制点はUNIAO。前半5分、右サイドのキックインからのセットプレーでゴール前に走り込んだ4番加藤選手がボレーで合わせて1-0とUNIAOがリードを奪う。しかしすぐに建て直した浦安は前半7分、13番阿部選手のゴールが決まり同点に追い付く。UNIAOも持ち前のパス回しで攻撃を組み立てるが、なかなか前進がままならない。浦安は途中からピヴォの位置で生きる17番池田選手を投入してリズムを掴むとカウンターから13番阿部選手がこの2点目となるゴールで浦安が2-1と勝ち越しに成功する。浦安は続けざまに18分にもゴール前のこぼれ球を13番阿部選手が押し込み、3-1とする。13番阿部選手は前半だけでハットトリックを達成し、浦安は2点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても浦安ペースは続く。後半3分に右コーナーキックのこぼれををまたもや浦安13番阿部選手がゴールに突き刺し、4-1とリードを広げると9分にも前線でのパスカットから13番阿部選手がゴールを奪い5点の荒稼ぎ。11分には浦安9番江川選手得意のトゥーキックがゴールに突き刺さり6-1とする。残り約3分となった所で浦安は今季限りで現役引退を表明している12番本多選手が登場。UNIAOはロングボールでゴール前に一気に持ち込む展開もあったが、なかなかパスワークで押し上げできず、残り2分となった辺りから16番上杉選手を前線に上げてパワープレーを開始する。しかしこれに対しても浦安は14番笠井選手のパワープレー返しで対抗し7-1としてゲームセット。浦安は今季最終ゲームを大勝し12番本多選手の引退に花を添えた。

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<Futsal Clube UNIAO Ladie記者会見>

齋藤監督:我々まだ1勝もできていない日本リーグだったのでとにかく勝ち点をと臨んだ一戦でした。立ち上がりも悪くなく先制点も取れましたし、自分達のイメージした試合の流れで進められたのかなと思っています。しかし今日の敗戦に関しては7失点の仕方がすべてかなと思っています。ただ幸せな事にチームはまだ2月の地域女子CLという公式戦が残っていますのでそこに向けて頑張れるように修正していきたいなと思っています。

森本選手:監督の言う通り、1勝して帰ろうと言っていたので、練習していた形で先制点を奪えたのは良かったのですが、試合トータルの中で見るとシーズン通してゴール前、ライン際の球際の攻防が課題でした。その部分も修正していかないと日本リーグでの1勝は遠いんだなと感じた試合でした。

 - 失点の仕方がという中でプレスに押し込まれる展開が続きました。UNIAOと言えばパスワークが得意なチームという印象がありますが、うまく行かなかった点はどのような点でしょうか。

齋藤監督:失点の仕方に直結しているかどうか分かりませんが、相手のプレスに対してもネガティブな捉え方はしていなくて、パスラインを作りにいくタイミングがズレたりして綻びが出始める、そんな雰囲気もあったのでタイムアウトなどで修正して挑みましたので、マイボールの時に関してはそれほど問題だとは思っていませんでした。ただ森本も言ったように最後の所で体を張れない、体を投げ出せない、滑れない、皆がボールを見てしまうという初歩的な部分、戦術コンセプト云々以前の問題だと感じています。点を取らせない、点を取りたいという気持ちの部分だったと思います。

 - プレ大会を全体を振り返っていただき、チームにもたらしたものをお聞かせ下さい。

齋藤監督:日本リーグに参加させてもらった事で選手はたくましくなりました。今年初めて全日本にも出れて3位という結果も残せました。その舞台でも経験が活かせていましたし、1試合1試合成長していく選手達を見て頼もしい想いで見ていました。この日本リーグに関して言うと参加のモチベーションはありましたが、スケジュールの問題だとか、諸々が影響してチームとしてうまく挑める準備としては少し不十分な状態で挑まざるを得なかった事もありました。ただどのチームも一緒であり、プレ大会1勝できなかったのは事実ですので、来季に向けて修正し、選手のたくましさも尊重しつつ、成長していけたらなと思っています。

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<Bardral浦安Las Bonitas記者会見>

山本監督:チームとしては残念ながら今シーズン最後の試合となってしまうという事と、女子フットサル界では偉大な選手であった本多さかえの最後の試合という事で高いモチベーションで臨み、結果を残せたという事は良かったと思います。戦術的な部分に関しても試合前のスカウティングによって自分達の形を出せたいう部分が勝因だったと思います。ただ失点の場面だったりはまだ課題があるので、今シーズンの課題を来シーズンに繋げていきたいと思います。

田中選手:今日の試合は今シーズン最後という事で勝って終わるという事が目標だったので、しっかり勝って終えられたのは良かったと思います。ただ失点の場面も含めてまだまだ足りないと思う所はありますが、課題となっていた得点の部分が解決できて勝利できたのが本当に良かったです。難しいシーズンだったのですが、すごく今後の自分達にとって意味のあるシーズンにしていかなくてはいけないと思っています。

 - 今シーズン通じてチャンスは作れるものの決めきれないというのが課題と聞いていました。今日は大量得点という結果が出ました。良くなったという部分はどういう部分でしたでしょうか

山本監督:多くの得点が入ったのは積極性を全員が持っていたという事とゴール前で数的優位を作る為に走り切る事ができたという部分と、自分達がシーズン通して取り組んでいたフィジカルの部分で相手を上回ったという事があれだけの差になったのではないかと思います。

 - 今日でプレ大会が終了しました。大会を通してチームにもたらしたものがあればお聞かせ下さい。

山本監督:初めて開催されて参加する事ができましたが、普段戦う関東リーグという舞台と比べると雰囲気も相手のレベルも違いますし、このリーグが日本代表のや地域の強化の為になると思います。ようやく女子にもこのようなリーグができたなと感じています。ただここでやる事だけが目的ではないので、今シーズン出せなかった結果を来シーズン出せるように選手、スタッフ含めてモチベーションを更に上げて新しいシーズンを過ごして行きたいと思っています。

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