【試合レポート】日本女子フットサルリーグ2016プレ大会第2節Bardral浦安Las Bonitas vs arco-iris KOBE - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】日本女子フットサルリーグ2016プレ大会第2節Bardral浦安Las Bonitas vs arco-iris KOBE

2016年10月10日 20:05

第2節第2試合

Bardral浦安Las Bonitas 2-3 arco-iris KOBE

<得点者>
2分 9番関灘選手(arco)
6分 7番平井選手(arco)
23分 17番藤田選手(arco)
29分 4番四井選手(浦安)
35分 6番田中選手(浦安)

公式記録

 第1節で快勝のarcoは前半2分いきなり得点を奪う。左サイドからカットインして放ったシュートがポストへ当たるもののGKの背中に当たりゴールに吸い込まれ先制点を奪う。不運な失点となった浦安は落ち着いてクワトロでボールを回し攻撃を組み立てる。しかしarcoのカバーリングが早く、フィニッシュまで持ち込めない。すると前半6分arcoは19番若林選手のシュートパスを7番平井選手がゴール前でコースを変えてゴールを奪い2-0とリードを広げる。浦安は3-1の攻撃セットにすると17番池田選手のボールキープする事で攻撃が活性化してくる。特にGK12番本多選手から直接ピヴォへスローイングで入れる場面が有効で一気に押し上げに成功する。更にクワトロセットにしてからもリズムが出始め、ゴール前のチャンスを作り続ける。組織の中で個の力を生かす事で惜しい場面を作るが、arcoも体を投げ出してゴールを死守する。前半は序盤を除いて一進一退の緊迫した試合展開が続いた。

 カギとなると思われた次の得点はarcoが奪う。後半3分右サイドのキックインからのチョンドンシュートを17番藤田選手がファーで合わせるarcoらしい得点で3-0とリードを広げる。後がなくなった浦安はここから意地の追い上げを見せる。プレー強度の高いarcoに対して負けずに体をぶつけ合い、フィジカル面で真っ向勝負を挑む。戦う気持ちを前面に出してきた浦安は後半9分カウンターから4番四井選手のゴールが決まり士気が高まると後半15分にはPKを獲得。キャプテン6番田中選手がこれを確実に決めて気持ちの入ったガッツボーズ。追い上げムードの浦安は次々とチャンスを作り出すが、arcoも必死のディフェンス。気持ちがぶつかり合う展開が続いたが、この後ゴールは生まれずにタイムアップのブザー。浦安の追い上げを振り払ったarcoが勝利し開幕2連勝を飾った。

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<arco-iris KOBE小屋監督>

小屋監督:浦安に対して強い気持ちで臨みました。勝利にこだわっているので結果には満足していますが、内容はまだ精査する必要があるのでしっかり振り返り、次に生かしていきたいと思います

 - 昨日同様後半に得点が奪い辛い試合になりました。ハーフタイムで相手が改善をしてきている等、今後arcoのフットサルを分析研究してくる事は間違いないと思います。その中で従来通り自分達のストロングポイントを出す事にこだわるか、あるいは戦術的な引き出しを求めるか、現時点ではどちらの方向性を考えていますか?

小屋監督:我々はやはりストロングポイントを出していく事が重要だと考えています。その中で相手のやり方に対してどうやって対応していくかだと思います。その対応力、言い換えるとゲームマネージメントの部分だと思うので、試合の終わらせ方や選手起用など改善はしていきたいと思います。我々は全勝優勝を目指しているのでしっかりと改善して次に臨みたいと思います。

 

<Bardral浦安Las Bonitas山本監督>

山本監督:昨シーズン関西遠征をした際にarcoさんと練習試合をさせていただい際に感じた個のレベルの差を埋める為にフィジカル面も含めてトレーニングしてきました。どのくらい戦えるのかと思って今日に臨み、2-3での敗戦に悔しい気持ちです。内容の面から行けばarcoのプレスに思うようにフットサルできないチームが多い中、自分たちが積み上げてきていた浦安のフットサルを出せた事ができたゲームでもあったと思います。シュートを決めきれないという課題は昨日と同じでしたのでこの点をしっかり改善したい。

 - 後半戦になって明らかに浦安の動きが良くなったようにみえましたが、ハーフタイムでの指示はどのようなものだったのでしょうか。

山本監督:前半2点のビハインドを背負いましたが、決して自分達のフットサルができていなかった訳ではないと考えていたので、しっかりと続けて行こうと伝えました。後半また先に失点してしまいましたが、その中でも選手が強い気持ちを持って戦ってくれました。それが故に2点を奪う事ができたのだと思います。

 - (後半フィジカル面で互角に見えましたが)arcoの強いフィジカル面に負けないようにという点と浦安のフットサルを続けようという二つだとどちらの指示が強かったですか

山本監督:どちらも必要だと思います。ですからどちらかという事ではありませんでした。昨日今日丸岡さんとarcoさんと戦って2敗してしまったのですが、優勝を狙っていた中で厳しい状況になってしまいましたが、残り3試合しっかりと戦い経験を積む事も必要だと思っています。今日も結果がついてきていないですが、貴重な経験ができた事は間違いないのでこれを今後に活かしていきたいと思います。

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