第11回を迎える全日本女子フットサル選手権は11/7（金）から9（日）の3日間で開催。今年、開催地は初めて北海道に上陸。北海道釧路市の釧路湿原の風アリーナに全国9地域から16チームが集結し、日本一の座を争う。今年は初出場が16チーム中8チームというフレッシュな顔ぶれが並ぶ。昨年はarco-iris KOBEが圧倒的な力で2年ぶり2回目の優勝を果たし、関東3チームの代表が全チーム準決勝に進出した。この関西、関東の牙城を崩すチームが出てくるのかが非常に注目される。
以下に各予選リーグの展望をまとめた。
＜予選グループA＞
シュラインレディース（東北1/青森県）
Shoot anilla（関東2/神奈川県）
FC ALEGRE CAMINHO（九州2/佐賀県）
ウノフットDione（中国/山口県）
Shoot anillaとウノフットDioneが初出場であるが、Shoot anillaは今季より参入を果たした関東リーグで3位と好調をキープ。ウノフットDioneは昨年度のJFA enjoy5レディース部門で全国優勝という実績を残している。シュラインレディースは3年連続3回目、FC ALEGRE CAMINHOは4年連続9回目と全国常連組となり、前回も同グループで戦い引き分けた拮抗した実力のチーム。若い選手が多く、サッカーと並行しながらも全日本の戦い方を知っているチーム。正直どこにもチャンスがある中、各チーム共に初戦がカギになるか。
http://www.jfa.jp/match/womens_futsal/news/00002458/（JFAサイト）
＜予選グループB＞
Aventura Kawaguchi（関東4/埼玉県）
arco-iris KOBE（関西/兵庫県）
Reinajo（開催地/北海道）
Frontier FC（東海1/静岡県）
4チームがすべて地域リーグに所属しており、今回の死のグループと行っても過言ではない。しかし昨年優勝のarco-iris KOBEを中心になる事は間違いなく、そこに悲願の準決勝進出を誓う東海の覇者、2年連続4回目出場のFrontierFCがどれだけ食い込めるか。初出場組のAventura、地元の声援を受けるReinajoは上記2チームにどれだけの戦いができるかが重要であり、初戦の戦い方がポイントとなりそうだ。
http://www.jfa.jp/match/womens_futsal/news/00002474/（JFAサイト）
＜予選グループC＞
ASTRO（九州1/鹿児島県）
蹴球小娘（東海2/三重県）
丸岡RUCKレディース（北信越/福井県）
VEEX TOKYO Ladies（関東3/東京都）
このグループも非常に面白い組み合わせとなった。初出場とは言え、経験と実績では群を抜くVEEX TOKYO Ladies、そして現在東海リーグで首位を走る3年連続3回目の丸岡RUCKレディースが中心となる。しかし初出場のASTRO、蹴球小娘の実力も折り紙付。ASTROは九州リーグ首位を走り、過去に別チームで全日本に出場した選手も在籍。蹴球小娘は一昨年まで東海リーグに所属。今年は三重県予選では東海リーグ3チームを押し退け、勢いそのままに東海大会も駆け抜けた。どの試合も目が離せない対戦となりそうだ。
http://www.jfa.jp/match/womens_futsal/news/00002483/（JFAサイト）
＜予選グループD＞
Fun Lady's football club2009（東北2/宮城県）
Bardral浦安Las Bonitas（関東1/千葉県）
colmillo（北海道/北海道）
道楽息子（四国/香川県）
悲願の初優勝を目指すBardral浦安Las Bonitasは11回連続出場を続ける唯一のチームでこのグループの大本命。そこに絡むのは地元北海道代表、4年連続4回目のcolmillo。地元の声援の後押しを受けて初の準決勝進出を狙う。更にFun Lady's Football club2009は3年連続3回目と全国常連。個の力を生かして組織を打開したい。道楽息子は四国を制した未知数のチームながら積極的な遠征で得た経験でグループを盛り上げるはず。
http://www.jfa.jp/match/womens_futsal/news/00002490/（JFAサイト）
