第4回アジアインドがゲームズ準決勝勝利後のフットサル日本女子代表在原監督コメント - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

第4回アジアインドがゲームズ準決勝勝利後のフットサル日本女子代表在原監督コメント

2013年7月 5日 02:30

 - 本日の勝利おめでとうございます。

在原:ありがとうございます。
 
 - 非常に厳しい試合だったと思いますが、当初のプランとは大きな変更がありましたか?
在原:若干のプランの変更は試合中に起こったのですが、試合は元々そういうものなのですので。前半はリスクを冒したくないというか、お互いにカウンターを喰らう事を怖がっている所もあったのでリズムがとてもゆっくりとした展開となり、戦術的な試合になっていたと思います。日本も何度かチャンスがありましたが、それよりもタイのディフェンスへの適応に時間をかけてしまったのが、前半の序盤10分に何度かピンチを作られた原因だったと思います。しかしその後は徐々に対応し前半の内に適応していった時間も早かったのでチームとしても成熟してきていると感じました。
 
 - 前半特にいわゆるチョンドンというキックインからの落としをシュートする形が少ないように思いましたが、これは意図的なものでしょうか。
在原:リスタートはセットプレイとクイックプレイがあると思うのですが、チョンドンは相手の守備が整っていない時に使うクイックプレイだと考えていて変化をつける為に有効だと常々選手と話していました。経験を積むという意義の大きいワールドトーナメント等ではチョンドン等の初級者が行う戦術は使わないのですが、この大会は勝つ為に来ているので有効な状況であれば使うように常に指示しています。
 
 - このような質問をしたのは2点目の9番関灘選手の得点の際に縦パス一本で裏が取れてゴールに繋がったので意図的なものだと思っていました。
在原:はい、GKの本多選手をはじめ他の選手にも話していて、ポゼッションした後に長いボールを入れる、長いボールの後にリズムを落とした後にクイックでプレイを始める等指示しています。フットサルは一本調子で攻撃をしてもなかなか得点に結び辛いので、いろんな道具を使って攻撃を組み立てるのが今の代表の姿です。それが実った結果があの場面だったと思いますし、決してチョンドン等を禁止している訳ではありませんし、ディフェンスについても引いて守る事を禁止している訳でもありません。ひとつの事だけに捉われてそのスタイルだけが唯一の答えのようなやり方をするチームは魅力的ではありませんし、誰もが憧れる代表というチームを率いる上では常に選手達へ伝えています。それを体現してくれたからこその今日の勝利に繋がったのだった思います。
 
 - あと1試合となりました、あえて聞くのも野暮ですが目標を教えて下さい。
在原:優勝できるチームですし、使命を持ってたくさんの方々の協力の下で送り出されたチームなので優勝して大会を終えたいと思います。
 
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