第4回関東女子フットサルリーグ第3節Aventura川口 vs ceu paletaA&S - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

第4回関東女子フットサルリーグ第3節Aventura川口 vs ceu paletaA&S

2013年7月27日 18:00
Aventura川口 1-1 ceu paletaA&S

得点者:25分19番宇津木恵選手(ceu paleta)、9番佐藤選手(Aventura)


試合の立ち上がり、ceu paletaの攻撃が目に見えて変わっているのがすぐに感じられた。引き気味で守るAventuraに対してフィクソがボールを出すとパス&ゴーで動き、エントロリニアスの位置でもう一度ボールを受けてチャンスがあれば前を向く、ダメなら戻してもう一度動き直し、回りもこれに対して連動して動く。この動きに長けていたのが10番宇津木恵選手や13番間瀬選手。いずれも前を向いて勝負できる選手だ。また、サイドの高い位置で起点ができた時に寄って行って足裏で落としたボールをシュートする等、コンビネーションの良さも見えた。対するAventuraはこの日はGKに17番臼井選手が入ったが、ベンチ入りメンバー9名とやや少ない。前半から3番廣田選手をピヴォに置いてボールを集め、3番廣田選手が積極的にシュートを狙い、また走り込んだ選手に落としてシュートを打たせる。長い時間コートに立ち続ける3番廣田選手を中心に攻撃を組み立てていた。

前半を0-0で折り返し、迎えた後半5分、先制点が生まれる。ceu paleta13番間瀬選手がボールを奪い、カウンターへ。ドリブルを一旦切り返し、戻した所に走り込んだ10番宇津木恵選手が豪快にゴールへ打ち込んだ。これで勢いの出てきたceu paletaはパスがよく回り始め、ダイレクトを織り交ぜたパスはリズム良くボールポゼッションを高めていた。先制されたAventuraは攻撃に転じたい所だが、ゴール前を崩しきれず、やや遠目からのシュートが多く、リードしている事で集中力を欠かさないceu paletaの守備に阻まれていた。しかしこの試合、はっきりしない審判の判定に首をかしげていた両チーム。疲れも出てきたのか徐々に審判の判定に苛立ちを見せ始めたのはceu paletaだった。その隙を突いたか、残り2分にAventura3番廣田選手が左サイドで1対1を仕掛けると見せてゴール前へ走り込んだ9番佐藤選手へラストパス。これを丁寧に左足インサイドで合わせてAventuraが同点に追い付く。試合はこのまま1-1で終了し勝ち点1ずつを分け合った。

この試合ceu paletaは本当に惜しい試合だった。シュート数はAventura46本に対して20本と半分以下だったが、集中して守り、少ないチャンスを決め試合を優位に進めた。たらればは禁句だが、最後までメンタルが持てば勝ち点3を得ていたはず。特に前述のようにエントロリニアスを使う動きが出てきた事でショートパスの連続から2番宇津木有選手からの長いパスが通るようになり、攻撃にバリエーションが出てきているように見えた。一方Aventuraはシュート数で大きく上回りながら、決定機を決められず、終了間際に何とか同点に追いついた。この日怪我等でメンバーが揃わなかった事もあるが、攻撃力があるだけに決定力が今後の鍵になるだろう。

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