【大会展望】第15回全日本女子フットサル選手権 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【大会展望】第15回全日本女子フットサル選手権

2018年11月 1日 19:19

 

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 今年の決戦の場は石川県金沢市の「いしかわ総合スポーツセンター」。11/2(金)〜4(日)の3日間、全27試合が開催される。大会要項を確認すると予選リーグは12分プレイングタイム。そして昨年に引き続き初日平日の金曜日に各チーム予選リーグ2試合を消化する。今までの大会、平日にはメンバーを揃える事ができず、予選敗退するというチームを何度か見ているだけに、まずは初日にメンバーを集める事ができるかという事は勝ち抜くためには大きなファクターと成り得るだろう。その為には木曜の夜には移動を終えて前泊できるかという問題もある。地域によっては木、金と休みが取れるか、一般の社会人にとってはハードルが高いのかもしれないが、何とかメンバーが揃う事を願いたい。

 

【グループA】

ビークス石川レディース(開催地枠/石川県)※初出場
エスポラーダ北海道イルネーヴェ(北海道)※初出場
カレビッチ愛媛レディース(四国/愛媛県)※初出場
メンバー オブ ザ ギャング(東海2/三重県)※4連連続12回目

 このグループは初出場が3チーム揃うが、北海道は日本リーグで、カレビッチは地域女子CLで全国レベルを経験。そしてビークス石川は半数以上が全国大会経験者で元代表選手も数名含まれている。しかし経験という面では全国常連のギャングが頭一つ抜けている事は間違いない。ただエスポラーダ北海道イルネーヴェは初出場ながら日本リーグで経験を積み、成長を重ねてきた。このグループはどこが勝ち抜けるかは正直予測が難しく、勝ち切る力が求められる。

 

【グループB】

ビークス東京レディース(関東1/東京都)※2年ぶり4回目
アルコイリス神戸(関西2/兵庫県)※4年連続8回目
メッセ仙台レディース(東北2/宮城県)※2年連続2回目
ベップ(東海1/愛知県)※初出場

 昨年予選リーグ敗退となった日本リーグを戦うアルコイリス神戸が準決勝進出の一番手に挙げられる事は間違いない。しかしここに待ったをかけたいのはビークス東京。2年ぶりの出場だが経験は神戸にも引けを取らない。更に勢いがあり、また成長著しいベップがどう絡んでくるか。このベップとの対戦がこのグループのカギになると思われる。2年連続で神戸と同一グループとなったメッセ仙台は昨年の大敗からどれだけ成長したかが問われる。

 

【グループC】

SWHレディースフットサルクラブ(関西1/兵庫県)※3年連続5回目
フウガドールすみだレディース(関東3/東京都)※2年連続2回目
コラッサ福岡(九州/福岡県)※2年連続5回目
ラオフェン(北信越2/富山県)※初出場

 またかと思われるSWHLとすみだの同居。昨年の全日本女子フットサル選手権、そして地域女子CLでも同じグループとなり、接戦を演じている。ここに九州のコラッサ、初出場のラオフェンがどう絡んでくるか。ラオフェンは全国的には無名だが、若く活きの良いチームであり、U-18フットサル日本女子代表も輩出。ダークホース的な存在になりそう。総合力が高い3チームと若さのラオフェン、混戦になる可能性も高い。

 

【グループD】

ウノフットDione(中国/岡山県)※4年ぶり2回目
福井丸岡RUCK(北信越1/福井県)※7年連続7回目
シュラインレディースFC(東北1/青森県)※3年ぶり5回目
府中アスレティックFCプリメイラ(関東2/東京都)※初出場

 唯一日本リーグ勢が2チーム存在するグループDは実績では丸岡RUCKが頭一つ抜け出ている。しかし丸岡と府中、日本リーグでの対戦は互角。そこに中国リーグ勢を押し退けて全国出場を決めたウノフット、東北地域代表で全国常連のシュラインというフットボールスキルの高い両チームがどう絡んでくるかがカギになる。

 

 初日11/2(金)から16試合が開催。予選リーグは12分ハーフと普段とは違うレギュレーション、そして対戦順位もカギになる。最終日の準決勝に進む4チームはどこになるのか、優勝を手にするのはどこになるのか。3日間の激闘に注目を!

 

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