【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第15節FUGADORすみだレディースvsVEEX TOKYO Ladies - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】SuperSports XEBIO東京都女子フットサルリーグ1部第15節FUGADORすみだレディースvsVEEX TOKYO Ladies

2015年12月27日 22:05

FUGADORすみだレディース 4-3 VEEX TOKYO Ladies

<得点者>
5分 21番勝俣選手(FUGADOR)
8分 5番伊藤選手(VEEX)
11分 オウンゴール(VEEX)
11分 19番金子選手(FUGADOR)
17分 5番伊藤選手(VEEX)
26分 21番勝俣選手(FUGADOR)
29分 21番勝俣選手(FUGADOR)

 

 勝ち点22で並ぶ両チーム。1stステージでの対戦は0-0とスコアレスドロー。得失点差で4点FUGADORが上回っており、引き分け以上でFUGADORの優勝となる。フットサル日本女子代表及び候補の経験者は両チーム合わせて12名。都リーグ優勝決定戦は12/27(日)18:45にキックオフの笛が鳴った。

 立ち上がりは両チーム慎重にゲームを組み立てる。先制点が大きな意味を持つ事を十分に理解した上での立ち上がりと見える。共に引いてから徐々に押し上げる守備を見せるが、FUGADORの方がややラインが高めか。静寂を打ち破ったのは一瞬の事だった。FUGADOR21番勝俣選手が得意の左サイドを縦に突破して体を倒しながら放った左足シュートがファーポスト低くの絶妙なコースに決まりFUGADORが先制点を奪う。先制されたVEEXだったが、細かく交代を行い、相手のセットの様子を伺っているようにも見える。すると8分VEEX5番伊藤選手が左サイドで仕掛けて縦に突破しシュートパス。微妙なコースにFUGADORディフェンスがたまらずスライディングするが、クリアしきれずゴールへ吸い込まれた。(記録は伊藤選手のゴール)更に11分には信じられない事に味方との息が合わなかったかバックパスがそのままゴールに入るVEEXにとってはラッキーなオウンゴールで一気に勝ち越しに成功する。重苦しい雰囲気を吹き消したのはFUGADOR持ち前の若さと勢いだった。失点直後の11分、右サイドをワンツーで突破した7番横山選手のシュートパスに19番金子選手が合わせてゴールを奪いすぐさま同点に追い付いた。一気にボルテージの上がる試合展開、観客の声援も大きくなった事もあり、落ち着かない展開が続くが、スコアは動かず、前半は2-2で折り返した。

 次の1点が重要なカギを握る事が予想される事もあり、前半とは違い落ち着いた展開が続く。そのカギを握るt得点を奪ったのはVEEXだった。後半2分右サイドから7番吉林選手が中央へカットインして得意の左足シュート、これをGKがはじいた所に15番小出選手がシュート、これを再度GKがブロックした所へ5番伊藤選手がスライディングシュートで押し込み、代表経験者3連続シュートでこちらもFUGADORの代表経験者のGK杉山選手から得点をもぎ取った。FUGADORは前節の敗戦の反省からか早い判断からボールを持つ時間が短く、システム攻撃を遂行しようという意図が見える。それを引き気味の守備でスペースを消して受けて立つVEEX。しびれる展開の中、後半11分、攻め込んだFUGADORは守備に跳ね返されたボールを21番勝俣選手が思い切ってダイレクトでミドルシュート。低い弾道のシュートがゴールに突き刺さり、FUGADORが3-3の同点に追い付く。同点では優勝できないVEEXは残り4分を切った所でタイムアウトを取り、再開後に5番伊藤選手をGKにしてパワープレーを敢行。しかしFUGADORは集中してこれを防ぎ、逆に後半残り14秒に21番勝俣選手のハットトリックが飛び出して4-3とFUGADORが勝ち越しに成功。更に優位に立ち、リードを守ったまま試合終了。FUGADORが21番勝俣選手のハットトリックでVEEXを粉砕し、都リーグ1部初制覇を果たした。

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<FUGADORすみだレディース富澤監督インタビュー>

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 - 優勝おめでとうございます。

冨澤:ありがとうございます。

 - どのように試合に入って行こうと考えていましたか?

冨澤:1順目で引き分けて、得失点差で優位に立っていましたが、守りに入って守りきれる訳ではないと思っていたので得点を狙ってアグレッシブに戦おうと考え、選手にも伝えていました。

 - 狙っていた先制点を奪いましたが、逆転をされてしまいました。作戦変更などありましたでしょうか

冨澤:特にありませんでした。VEEXさんが思っていたより前から(プレスに)来なかったのでやりやすい展開ではありました。

 - ビハインドを背負う展開から同点、そして勝ち越しまで行きました。この要因は何だと分析していますか?

富澤:今日GKがバックパスを後逸して失点する場面がありましたが、それでも雰囲気が悪くならずに、すぐに盛り返す事ができました。そういった点がまとまりのあり、チーム力が出せたからではないかなと思います。

 - 激戦区都リーグを優勝した事で当然関東への昇格が見えてきました。参入戦に向けての抱負をお聞かせください。

富澤:ストレートで関東昇格を果たしたいです。その力はあると思っていますし、他県のスカウティングを行う等してあと一か月しっかり準備したいと思います。

 

 

 

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