Bardral浦安Las Bonitas 1-3 SAICOLO
＜得点者＞
9分 4番内田選手（SAICOLO）
27分 12番長谷川選手（SAICOLO）
33分 8番高橋選手（SAICOLO）
37分 13番阿部選手（浦安）
ここまで8勝1分の浦安、8勝1敗のSAICOLO。今季この2チームは他のチームを引き離して勝ち点を重ねてきた。同組となった全日本関東大会では6-0と浦安が大勝、前期は2-1で浦安逆転勝利と今季の対戦成績では浦安がやや有利か。引き分け以上で浦安が優勝、SAICOLOは勝利のみで優勝を掴み撮る事ができる。
立ち上がり優勢に攻撃を組み立てたのは浦安。組織的に動きながらも高い個の能力で突破を図り、シュートまで持ち込むが、SAICOLOの堅い守備でゴールを割るまでには至らない。一方前半6分左サイドをパラレラで抜け出た16番小島選手がファーサイドへパス。そこに走り込んだ4番内田選手が押し込みSAICOLOが先制点を奪う。守備の堅い両チーム、やはり慎重な試合運びが続き、チャンスはトランジションから生まれる事が多くなってきた。
後半も同様に慎重な展開。次の得点がこの試合の重要なカギになる事は両チームとも重々承知していたからだろう。そしてそのカギとなる次の点を奪ったのはSAICOLOだった。後半7分、自陣で12番長谷川選手がボールを奪って一気にカウンターをしかける。2-1の局面で14番三好選手へ一旦パスを出してゴール前へ走り込むとそこへ折り返しのパス。落ち着いて無人のゴールへ流し込み、SAICOLOが2-0とリードを広げた。SAICOLOは更に後半13分にも中盤でボールを奪って一気にカウンター。6番木原選手のパスを8番高橋選手が芸術的なワンタッチループシュートをゴールへ流し込みSAICOLOは3点のリードを奪った。3点を追う浦安は4番加藤選手をGKにしてパワープレーを敢行。13番阿部選手の果敢なスライディングで1点を奪い3-1と追い上げるが、SAICOLOはその後集中した守りで追加点を与えず、3-1のままタイムアップ。浦安の5連覇を阻みSAICOLOが関東初制覇を果たした。
