【コラム】写真に写ろう! - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【コラム】写真に写ろう!

2014年6月 5日 12:17

 おかげさまで女子フットサルの取材を初めて今季で6年目となります。最初は「なんだアイツ?」みたいな冷たい視線を集める事もありました。そりゃそうですよね、見た事のない中年男性が一眼レフ持ってパシャパシャ撮影しているんですからね。人見知りなので、一人で黙々と撮影していれば余計そう見えますよね。それでも「継続は力なり」、徐々に活動を認識していただけるようになり、自分でサイトを持つようにもなりました。

 試合撮影の時、実際に一眼レフを使用してみて分かったのですが、カメラの機材というのは本当に高いものです。特にフットサルは体育館等の室内で行われるスポーツで屋外より暗い為、いわゆる明るいレンズというのが必要になります。知れば知るほどもっと良い機材をと思ってしまいます。大体プロの方々はすごい機材持っていますよ。フルサイズ一眼レフ×2、300mmレンズ、70-200mmレンズ、標準ズーム、ストロボ等が揃ってますね。ざっと見積もって乗用車が買えます。軽自動車じゃないですよ、普通乗用車が新車で買えます。そしてプロカメラマンの方々は腕(撮影技術)も半端ないです。

 さて機材も撮影技術もまだまだな私ですが、5年間女子フットサルの撮影していてどの撮影パターンが撮影しやすいかというのが分かってきました。是非今回それを伝授してみたいと思います。

題して

【カメラマンに撮影してもらう10つの方法】

1、相手陣内で前を向こう

逆のゴールサイドから見ていると自陣だと遠いんです。機材の関係でなるべく手前に来てくれないと撮影できない事があります。よくフィクソやアラは前を向かないで横へばかりパスを出す事がありますが、そうなると横顔しか写りません。戦術的にも前を向いた方が良いかと思われますので積極的に前を向きましょう。できれば一度止まってゴール前の様子を伺えばバッチリですね。

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2、チョンドンでシュートを打とう

キックインから軽く出してシュートを打ついわゆる「チョンドン」。今からシュート打ちますよと言っているようなものなのでカメラマンが撮影準備でき、しかもシュートシーンが写せるという最大のシャッターチャンスとも言えます。但しシュートを打つ際に凄い顔をしてしまう人もいますので力みすぎないようにしましょう。

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3、カメラのあるサイドで縦にドリブルしよう

これ連射のチャンスです。中へカットインしていくとディフェンスと重なってしまって大事な場面が撮影できなくなるのでドリブルするなら縦に行きましょう。そのままシュートまで行くときれいな連続シーンが撮影できます。

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4、ゴールを奪ったらその場で止まってガッツポーズ

ゴールを奪って、喜びのあまりすぐに味方に駆け寄る選手がいますが、いろんな人と重なってしまって追えない事が多いんです。できればその場でガッツポーズして味方を引き寄せる位が良いかと思います。またスライディングシュートしたらそのまま天井に向かってガッツポーズすると結構画になると思います。

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5、ガッツポーズが終わったらベンチにハイタッチに行こう

ゴール後のガッツポーズが終わったら一目散に自陣ベンチへ走りましょう。そこで一列に並んだ味方にタッチです。万が一攻めているゴール側にカメラマンがいない場合は、自陣に来る事で歓喜の瞬間を撮影してもらう事ができます。

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6、フリーキックはキッカーになる、もしくはキッカーの近くにいよう

これから蹴るぞという時にボールの近くにいてゴールを狙っている様子は画になります。また笛で開始する前に味方同士でゴールを見ながら作戦会議をしている様子もカッコ良いです。

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7、GKはコーナーキックの時がチャンス

GKはなかなかプレイしている所が撮影できません。向こう側だと遠かったり、自陣側でも背中や横顔になってしまいます。シャッターチャンスはコーナーキックの時です。コーナーキックの時は一瞬時間が止まり、守備に切り替わる時間になります。その時にGKはかっこよく構えましょう。更に味方に指示を出すような仕草をすると本当にカッコよく見えます。

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8、PK戦になったらFPは肩を組んだり、手を繋ごう

これもプレーが止まっている所です。リーグ戦ではありませんが、選手権やカップ戦だと同点でPK戦が行われる場合があります。コートの中で味方を信じて方を組んだり、手をつないでいる光景は本当に画になります。祈ったりする様子も良いですね。

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9、勝った後はサポーターにガッツポーズ

チームで並んで笑顔で声援に応えて下さい。みんなで一斉にジャンプするときは思い切ってジャンプしましょう!怪我人は無理しないで下さい。

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10、負けたら泣こう

これ結構大事です。選手権の時のように負けたら終わりという時の敗戦の際に涙を流す場合があります。これも本当に画になります。できれば仲間に肩を抱き抱えながら涙を拭いている様子はこちらもウルウルしてしまいます。

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さて以上の10項目を守れば写真に撮影される可能性が上がるのは間違いありません。まずはベンチに入って、そして試合に出場する事が大前提になりますので日々の練習頑張って下さい。でもくれぐれもカメラに気を取られないようにして下さいね。

機材も撮影技術もまだまだですが、今季からは写真販売も検討しており、既に一部でテスト販売も開始しています。今後も選手、関係者の皆様にご協力いただきながら、良い写真が撮影できるように頑張って行きたいと思っています。

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