第4回世界女子フットサルトーナメント第2戦フットサル日本女子代表vsフットサルポルトガル女子代表 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

第4回世界女子フットサルトーナメント第2戦フットサル日本女子代表vsフットサルポルトガル女子代表

2013年12月15日 22:00

フットサル日本女子代表vsフットサルポルトガル女子代表

 
得点者:7分オウンゴール(ポルトガル)、12分8番アズヴェド(ポルトガル)、19分4番ヴァネッサシウバ(ポルトガル)、19分10番アントゥネス(ポルトガル)
 
 
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初戦でスペインに敗戦を喫したフットサル日本女子代表の2戦目はポルトガル代表。ブラジル、スペインと並んで世界TOP3の実力を持つポルトガルから最低でも勝ち点1を取らないとその時点で決勝トーナメント進出の道が断たれてしまう大事な1戦。
 
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 先発メンバーはGK12番本多選手、6番井野選手、8番坂田選手、10番中島選手、15番石鍋選手の陣容。昨日同様やや引き気味の守備ラインで始めた日本だったが、相手陣内でのキックインや、追い込めた時には前から積極的にボールホルダーへと寄せ、スペイン戦とは違う、今までのような戦い方を見せる。ポルトガルも前からプレスをかける為、日本はシンプルに縦に入れてラインの押し上げを図る。ポルトガルはボールポゼッションからピヴォアラチェンジで縦に起点を作り、また後ろ3枚のフィクソとアラの間に1人を配して細かなパス交換からスペースへの動きと連動性でボールを回す意図が見える。このパス回しで徐々にポルトガルのボールポゼッションが長くなり、日本は守勢に回る事となる。すると前半7分ポルトガルの左突破からゴール前に早いボールを入れると相手と並走してゴールへ向かいながら頭でクリアしようとしたボールはゴールへと入ってしまい、オウンゴールを献上してしまう。日本も少しずつプレスが掛かるようになるが、前半12分、左サイドのコーナーキックをカットしたポルトガルがカウンター発動。一気に2人が抜け出てGKに対して2-1の状況を作り、8番アズヴェドが難なくゴールを決め、2点差となった。ポルトガルには19分にもポルトガルの個人能力の高さを活かしたドリブルからディフェンスがかわされ、4番ヴァネッサシウバ、10番アントゥネスに2得点を奪われ、4-0とポルトガルリードで前半を終えた。
 
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後半はGKを13番山本選手へと交代。12番本多選手は足を引きずる仕草が見られ、負傷があったようだ。4点差を付けられた日本は積極的に前からボールに寄せるが、ポルトガルは足元の技術が素晴らく、プレスがかかっても1対1でディフェンスをかわすスピードとテクニックを持ち合わせている選手が多く、180cm近くあるような選手も細かいタッチからまた抜きを見せる等して観客を沸かす余裕を見せていた。また強いプレスをかわすために質の高いワンツーで一気に2人のディフェンスを置き去りにする等、判断の良さを見せる。後半5分にパス回しで崩され、8番アズヴェドがゴールを決めると11分にも左サイドからブロックを使ってカットインで中央に侵入した4番ヴァネッサシウバのコースを狙ったシュートが決まり、ポルトガルは6-0と大きくリードする。攻撃に時間を割きたいは徐々にプレスが利いて相手陣内でキックインをする機会が多くなり、セットプレイを見せるが、ポルトガルは冷静に対応しなかなかシュートまで持ち込めず、刻々と時間は経過する。事態が改善しないと見た在原監督は残り7分、5番小出選手をGKにしてパワープレイを開始。開始直後決定機を迎えるが、素早いカバーリングを見せたポルトガルに防がれ、得点を奪えない。するとポルトガルはすぐさまタイムアウトを取り、パワープレイの守備を確認。これ以降、なかなか良い形が作れず、日本は得点を奪えないままタイムアップ。目標であった決勝トーナメント進出の夢は断たれた。
 
 
<在原監督の談話>
 
 - 0-6というスコアでの敗戦となりました
在原:両国の力の差が明確にスコアで示された結果だと思います。
 
 - 昨日よりもプレスラインを上げているように感じましたが。
在原:スペインと比べてポルトガルは縦への推進力が非常にあるチームなので、引いて守ると個で崩される可能性が高いというのが、昨年、一昨年の対戦で分かっていたのでその根を断とうと引くだけでなく、プレスをかけて相手陣内で戦いたいというプランでした。
 
 - 今日のボールへのプレスについてはいかがでしたか。
 
在原:昨年と比べるとフレッシュな時間帯についてはプレスがかかる時間帯も多かったなと思いますが、ポルトガルはコンディションを上げつつある中で逆に日本は連戦の影響が出ていたかと思います。
 
 - 失点についてはいかがでしょう。
 
在原:失点は非常に残念です。どういう状況でボールを失えば失点につながるかという点の認識を伝えてきましたが、まだまだ浸透できないのは私の責任でもあると思います。男子でも同様のケースが見えるので日本全体の問題なのかもしれません。グループリーグ突破はなりませんでしたが、我々は常に成長しなくてはなりません。コスタリカに勝利を収められるよう戦いたいと思います。

 

 

 

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