Aventura川口 1-4 Forest ANNEX
得点者：12分4番石鍋選手（ANNEX）、15分14番河村選手（Aventura）、15分15番鹿毛選手（ANNEX）、30分11番福下選手（ANNEX）、32分14番半田選手（ANNEX）
開幕戦は試合がなかったAventuraは新戦力を加えた初めての公式戦。日本代表経験のある3番廣田選手、14番河村選手とフィジカルとシュート力を武器にした選手、そしてドリブルを武器とする21番多田選手という新戦力に注目が集まる。しかしGKは未だ固定できていないのが気にかかる。一方ANNEXは初戦敗れたものの女王浦安相手に優位に進める時間帯もあり、手ごたえと課題を抱えて迎えた第2戦となる。
試合は均衡した時間帯が続いた前半、Aventuraはシンプルな形で遠目からでも積極的にシュートを狙う姿勢が見える。特に14番河村選手の対応に手を焼き、再三チャンスの起点となっていた。ANNEXもシンプルにパスを回す遅行と一気にドリブルで攻め入る速攻をうまく織り交ぜ攻撃のバリエーションを見せる。先制点は前半12分ANNEX4番石鍋選手が右サイドからのシュートが決まりANNEXが先制する。失点直後にタイムアウトを取ったAventuraはすぐに体勢を整えると直後の15分に何度かチャンスを作っていたAventura14番河村選手がGKとの競り合いの際に巧みなボールコントロールを見せGK
をかわすと無人のゴールへと流し込んだ。しかし直後にANNEX15番鹿毛選手のゴールで再び勝ち越しに成功したANNEXが2-1と1点リードして折り返した。
後半に入っても一進一退の攻防は変わらず、好ゲームの様相を呈してきた。1点を勝ち越してはいるもののAventuraの攻撃に耐えながらもうまくカウンターを使い一気にチャンスを作りだす等、経験を生かしてANNEXがうまくゲームコントロールしているようにも見えた。すると後半10分にANNEX11番福下選手がペナルティエリア前のやや右サイドでボールを受けると体を倒しながら放ったシュートが決まり待望の追加点を奪う。更に後半12分にも14番半田選手がゴールを決め3点差とリードを広げる。タイムアウトを取って反撃をしたいAventuraだったが、老獪に相手の攻撃を断ち切ったANNEXがこのまま逃げ切り関東初勝利を飾った。Aventuraもチャンスも多く、シュート数も1本しか違わなかっただけに惜しい敗戦となってしまった。
