SAICOLO 1-4 FUNフットサルクラブLadies com VEEX
得点者：8分14番渡部選手（FUN）、10分9番四宮選手（FUN）、15分9番安選手（SAICOLO）、25分3番村上選手（FUN）、37分11番多々良選手（FUN）
首位を勝ち点5で追う2位のSAICOLO、勝ち点6で追う3位のFUN。この試合で引き分けとなり、浦安が勝利するとその時点で早々と浦安の優勝が決定しまうだけに両チームとしては是が非でも勝ち点3を手にしたい所。試合は序盤からFUNが前線から積極的にプレスをかけ、SAICOLOを押し込もうとするが、SAICOLOは寄せられる前にダイレクトでパスをはたき、ボールを動かして回避を試みる。時にはゴール前に一気にロングボールを放り込みヘディングでGKと競り合う事でチャンスを作り出す。SAICOLOは遠目からでも積極的にシュートを放ちゴールを狙う。FUNはピヴォに張る3番村上選手を使う事で一気に押し上げ、8番須佐美選手が強烈なシュートを放ち攻撃に出る。先制点は前半8分、FUN14番渡部選手がパスカットからGKとの1対1を決めてゴールを奪う。更にFUNは10分にボールを効率的に回し、右サイドで9番四宮選手と3番村上選手とのコンビネーションでピヴォ当てからの落としを9番四宮選手が豪快に決めて2点差とした。この後、FUNはGKを1番森選手から新海選手に交代。15分にSAICOLO9番安選手の豪快なシュートで1点を失うが、この日2番新海選手が大当たり。その後の際どいシュートや1対1も冷静に対処。技術はもちろんメンタル面での成長も見え、チームを引き締めた。
後半5分にこの日息の合ったプレイを見せていた3番村上選手、9番四宮選手の連携で3番村上選手が決めて3-1。SAICOLOは1対1を積極的に仕掛け、GKをもかわす場面を何度か作るが、ディフェンスの素早いカバーリングで間一髪阻まれる場面が数度。中盤チャンスはSAICOLOの方が多かったが、決めきれない。FUNは後半11分に再びGKを1番森選手へと交代。同様にSAICOLOは猛攻をしかけるが、どうしても得点が奪えない。すると後半17分中盤でパスカットしたFUN11番多々良選手がそのまま駆け上がり、寄せられながらも左足ミドルシュートを叩き込み4-1とリードを3点差と広げ、このままのスコアで試合終了を迎えた。
この日のFUNの気迫はすさまじく、代表遠征で不在の4番吉林選手の不在を感じさせず、終盤も集中力を切らさなかった。SAICOLOはこの日ベンチ入り8名で終盤疲労が出てしまったか。この結果SAICOLOの優勝の芽は断たれてしまった。
