第9回全日本女子フットサル選手権関東大会3位決定戦 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

第9回全日本女子フットサル選手権関東大会3位決定戦

2012年10月13日 22:10
Amaralo/峰FC 3-2 FUNフットサルクラブLadies
得点者:2分12番井川選手、5分12番井川選手、11分14番渡部選手(FUN)、22分3番村上選手(FUN)、23分3番村上選手(FUN)

3位決定戦が一番熱い戦いになるというのはよくある事。残り一つの全国大会への切符を手に入れる為にFUNと峰が激闘を繰り広げる事となった。先手を取ったのは峰。2回のチャンスを確実にものにして前半5分で峰が2点をリードした。何か噛み合わない感のあるFUNは負傷欠場の9番四宮選手の不在が影響しているのか。しかし徐々に攻撃が機能を見せ始める。すると11分に右サイドキックインからディフェンスのギャップに入り込んだ14番渡部選手がキックインからのパスをダイレクトでゴールへ蹴り込み1点を返す。

後半、守勢に回る事の多くなった峰だが、リスクを避け、守備の集中を切らさない事でFUNの猛攻に耐える。逆にFUNはなかなか攻撃が実らず得点を挙げる事ができない。すると残り2分、GK1番森選手がハーフラインを越え、パワープレイを開始する。最初はパス回しをしていたが、一瞬の隙を付いて1番森選手が左サイドで縦にドリブルをしかけディフェンスを一人かわしゴール前に折り返す。ゴール前のディフェンスに一旦は防がれたがこぼれ球を4番吉林選手がファーサイドへシュートパス。これを3番村上選手がダイレクトで合わせる。ボールがゴールに吸い込まれた瞬間、観客から大歓声が沸き起こった。ここはFUNの地元東京。FUNを後押しする観衆に包まれていた。勢いづくFUNはサポーターの後押しを受けて更に攻撃を仕掛ける。しかし時計は残り2秒。ここで左サイドのキックインを素早く開始したFUNは、11番多々良選手が左足でシュートを放つとファーサイドで待ち構えた3番村上選手がまたもやダイレクトで押し込み土壇場で勝ち越しに成功する。歓喜のFUN、茫然とする峰の選手達。この時、時計は0秒を指していたがゴールを認めた上で1秒戻して再開。しかしキックオフから1秒で得点を奪えるべくもなくこのままタイムアップ。FUNは2年ぶりの全国出場権を勝ち獲った。

喜びの涙を流しサポーターに応えるFUNの横で敗戦に泣き崩れる峰。勝者と敗者のコントラストは非常に残酷だった。昨年全国で準優勝を果たした峰は関東大会で敗退。昨年全国優勝まであと一つだったという悔しさを持って挑んだ今年の大会は関東で終わる事となってしまった。


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