日本女子フットサル代表在原監督インタビュー - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

日本女子フットサル代表在原監督インタビュー

2011年11月29日 23:50

?今日の試合の感想をお聞かせ下さい。

準備期間が短い中でかなり詰め込んでいます。頭の中に様々なタスクや役割を入れながらトレーニングをしているのですぐにはうまくいかないと考えていました。しかし選手たちがコミュニケーションを積極的に取り、監督である自分が細かく言わなくても解決できる能力を示してくれた事に満足しています。但しまだまだ詳細を詰めなくてはいけない部分もあるし、国際舞台で戦う為にはもっと内容が欲しいと考えています。

?チームのコンセプトはどのようなものを掲げているのでしょうか。

まずは全ての面において積極的にプレイして欲しいと考えています。相手のミスを待つ為に引いて守ると言う受動的な戦い方では我々が得られるものが少ないしそれで結果が残るとも思っていません。常に主導権争いをしながら試合をする事が今後男子も含めて日本が世界で戦う為のスタイルにだと考えまさにそれに取り組んでいます。

?初代表も多く選出され、逆に今まで選出されていた選手がいないという所もありますが

年齢とか経験とかに捉われずに、純粋に今まで国際大会でプレーしてきた選手を評価して今季各リーグ戦等で戦っている姿を私自身が観戦し、今後どれだけ伸び白があるのか、チームの役割として重要な役割を担ってくれるのかという部分を評価して選びました。それ以外のものは何もありません。もっと多い人数を選べるに越した事はありませんし、まだまだ埋もれている選手もいるかもしれませんが、自分が選びたくて選んだ15名です。

?今日は積極的にキックインやコーナーキックから戦術を行っていました。まだ迷いのある選手もあるようでしたが、攻撃に関する約束事等はあるのでしょうか。

セットプレイは別にして攻撃に関してはまだ全く触れていません。相手のゾーン間にある、いわゆるエントロリニアスと呼ばれるスペースを誰が有効に使うかを示しただけで今日は選手達なりに理解して攻撃を組み立てたのが今日のボールの回し方だったと思います。

?守備に関しては前から言いますかボール保持者へのプレッシャーを心がけているように見えました。

基本的に守備は前から行く事にしています。ボールにプレッシャーがかかっているかかかっていないかで守備のやり方が変わるかとは思いますが、ピッチのどこでもプレスをかけるというのは大前提です。ただまだ4対4のゲーム形式の紅白戦はやっておらず今日の試合が初めてでした。立ち上がりの時間はうまくいかない部分もありましたが、選手が場面場面で判断して守備をしていきました。今後も選手のやりやすい形に収束していけば良いと思っています。

?最後に大会への意気込みを教えて下さい。

今日の練習試合や練習を評価した上で予選リーグ突破がちょうど良い目標だと思っています。ポルトガルに関しては本当に選手の質、戦術、更には国内リーグも非常にレベルが高いと思っています。その為、何分間対等に戦えるかという事になると思います。但しロシア、アルゼンチンに関しては勝利をかけて最後の最後まで戦いたいと思います。

 

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