決勝 武蔵丘短期大学シエンシア vs バルドラール浦安ラスボニータス - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

決勝 武蔵丘短期大学シエンシア vs バルドラール浦安ラスボニータス

2010年11月 7日 21:55

武蔵丘短期大学シエンシア 3?3(PK5-4) バルドラール浦安ラスボニータス

得点者:5分?北上選手(武蔵丘短大)、16分? 吉川選手(浦安)、34分?岡林選手(浦安)、38分?北上選手(武蔵丘短大)、45分30番渡辺選手(武蔵丘短大)、50分?吉川選手(浦安)

 

どちらが勝っても初優勝、初の東京都以外の優勝チームが生まれる事となった決勝戦。毎年のようにFUNの壁に跳ね返され続けた浦安。そしてそのFUNに関東大会では一 度屈したものの全国大会の準決勝でリベンジして決勝まで勝ち上がった武蔵丘短大。浦安先発はGK?小林奈選手、?小林あ選手、?岩崎選手、?阿部選手、?高橋選手。武蔵丘 短大はGK?齋田選手、?岡見選手、?北上選手、?鈴木選手、22柴田選手の布陣。

立ち上がりから武蔵丘短大はハーフより前の位置からプレスをかける。 ボールの出所を狙って激しくアプローチする事で浦安がなかなか前線へボールを運べない状態が続いた。そんな中先制点は武蔵丘短大?北上選手が奪った。右サ イドを30番渡辺選手が突破しシュートパスを送るとファーサイドで?北上選手がスライディングで飛び込んだ。浦安は有効的なカウンターは見せるものの前へ 急ぎすぎるきらいがあり、何か気合が空回りしているのかコンビネーションやお互いの意図が合っていない感もあった。しかし寄せてくる武蔵丘短大に対してワ ンツーや裏を取る動きで何度かカウンターを発動。前半15分に自陣深い場所でののパス回しから?岩崎選手が左サイドへ流れた?吉川選手へ縦パス。ハーフライン付近でボールを受けると素早くドリブルを開始しGKとの1対1をトゥーキックで合わせて同点に追いついた。前半はこの後一進一退の攻防が続き同点のまま後半へと折り返した。

 

後半に入るとお互いのスタイルを理解できたのかリスクを排除する事を心がけていたが、武蔵丘短大はパスの受け手に素早く詰める守備とサッカーで鍛えたスライ ディングを積極的に行う事で浦安を自陣に釘付けにしていた。浦安は武蔵丘短大にボールを持たれるのは構わないとしハーフラインより後ろを頂点にしてドリブルのスペースを与えないようにケアしていた。

次に試合が動いたのは後半14分、武蔵丘短大のゴール前に侵入した浦安に対してGKがやや前に位置するとボールを素早くつなぎ?吉田選手がシュートを放つとファーサイドで?岡林選手が合わせて浦安が勝ち越しに成功する。しかし粘る武蔵丘短大は後半18分左サイドをドリブルで駆け上がったもののコーナー付近へ追い込まれた。一気に囲い込もうと3人のディフェンスが詰めよるがそのわずかな隙からゴール前フリーで待ち構える?北上選手へパス。?北上選手はGKに寄せられる前にトゥーキックで素早くシュートを放ちタイスコアに持ち込み試合は前後半5分ずつの延長戦へと突入した。

 

延長戦に先手を取ったのは武蔵丘短大。30番渡辺選手がゴール前でディフェンスを背負ってボールを受ける素早く反転して放った左足のシュートは勢いはなかったもののGK、ディフェンスは逆を突かれ、ゴールへ転がって行った。浦安は延長後半に入ると?岩崎選手にGKのシャツを着せてパワープレイを開始。必死に攻める浦安だったが、武蔵丘短大はルール改正となり、解禁されたスライディングを最大限に使い必死に守る。ほぼ武蔵丘短大陣営で試合は進むものの試合時間は刻々と過ぎついに残り1分を切った。ここまでか・・・という雰囲気の中、ボールを回しで守備のギャップを作り?吉田選手がシュートを放つ。これをファーサイドで?吉川選手が押し込み起死回生の同点ゴールが生まれる。この時、時計は残り8秒を指していた。鳥肌が立つような試合展開の決勝戦はPK戦へとなだれ込んだ。

PK戦GKは浦安は準決勝で当たりまくった?小林奈選手、そして武蔵丘短大はPKストッパー役として?島田選手がピッチに登場した。共に2人目が失敗した後にサドンデスへ突入。先攻の浦安が外したのに対して武蔵丘短大は22柴田選手が決めて歓喜の瞬間が訪れた。それと同時に武蔵丘短大は初出場、初優勝の偉業を達成した。

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