2部第8節MANA CAMISA vs FUGA Ladies - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

2部第8節MANA CAMISA vs FUGA Ladies

2010年9月20日 20:50

MANA CAMISA 1?9 FUGA Ladies

 

前回の試合で開幕戦以来の2勝目を挙げて意気上がるMANA CAMISA(以下CAMISA)と現在得失点差ながら2位につけるFUGA Ladiesの対戦。FUGAは直前の試合でSUGINAMI FANTASISTAが敗戦を喫した為、勝ち点、得失点差共に広げるチャンスとなった。

 

FUGAは今季から取り入れている前プレを試合開始直後から実施。するといきなり前半1分にFUGA?前田選手が放った強烈なシュートのこぼれ球を?秋元選手が押し込んで先制点を奪う。立て続けに左キックインの落としから?吉島選手がシュートを決めて追加点を奪った。実はCAMISAは試合開始からやや平常心を乱していた。以前の記事で「東京都女子リーグ審判事情」について書いた事があったが東京都女子フットサルリーグ2部では主審が割当、副審が帯同審判員となっている。この試合、副審の経験値に乏しくCAMISAは過敏に反応してしまっていた。FUGAが前からプレスをかけていて思うように試合展開ができなかった事もありCAMISAがそうなってしまうのも無理はない。しかし3分にキックインからの落としのシュートがニアサイドを抜けてゴールが決まったが、途中で笛が吹かれコーナーキックであった為、やり直しになった事でイライラはピークに達した。するとそれに付け込んだFUGAは?江川選手の自陣からのロングシュートが抜群のコースに決まり3点差、続いて4分にも?古賀選手のシュートで加点し4点差となり更に勢いづいた。CAMISAはタイムアウトにてやや落ち着きを取り戻すが、FUGAのオールコートプレスに対応できすほとんど攻撃の形を作れないまま前半を終える事となった。

 

後半に入りFUGAはGKを?木場選手から?中村選手に交代。一方のCAMISAは?増田選手がGKのユニフォームを着てパワープレイを開始した。パワープレイで点差を詰めたかったCAMISAだったが、開始1分で?古賀選手の得点とオウンゴールで2失点を喫し更に点差を広げられてしまう。3分には?前田選手がこぼれ球を押し込み、その直後にも?秋元選手もゴールを決めて一気に8点差という意外な点差となってしまった。8点差で開き直った事もあり、残り4分程からMANA CAMISAが徐々に攻勢に転ずる。FUGAは何とかCAMISAの攻撃を凌ぎきると、残り16秒には左サイド角度のない所から?江川選手がゴールを決めて9点目とした。試合終了1秒後にはCAMISA?江田選手が意地の1点を返したものの大勢に影響はなく9?1のスコアでFUGAが勝利を収めた。

 

FUGAのオールコートプレスは女子にとっては本当に脅威である。ましてや今日のような狭いコートでは大きな武器になる事は間違いない。相手を自由にさせない事はもちろん精神的にもプレッシャーをかける事ができているのはこの試合でも証明された。CAMISAは立ち上がりのジャッジとFUGAのプレスにナーバスになってしまった事がもろに試合結果に反映してしまったのかもしれない。正直これ程までに点差が開く程の実力差はないはず。気持ちと一言で言われる事が多いが、試合中での気持ちのコントロールがいかに大切か目の当たりにした感があった。

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