マルバラガッツァFC １?１３ ファンフットサルクラブレディース
この試合の始まる前に行われた5試合目が終わった時点でマルバは残念ながら最下位が確定してしまっていた。FUNはこの時点で浦安に続く2位に付けており、この試合に勝利する事で1位が確定する。FUNは今年新加入の?須佐美選手を先発に起用してきた。マルバはGK?松山選手、?大井選手、?梅原選手、?朴選手、?奈須選手という先発メンバーを揃えた。
試合は立ち上がり1分経過したとこで八代監督がいきなりタイムアウトを要求。指示を聞いていると守備ラインが乱れているとの事の修正の為にタイムアウトを取ったようだ。これが功を奏したのかその後FUNの猛攻を受けながらも粘り強く守り続け、逆にドリブルでカウンターを狙う等善戦を見せる。均衡を破ったのは前半8分、FUNのエースの?中島選手だった。相手陣内で?横山選手がパスカットするとゴール前の?中島選手がコースを消しに来たゴールキーパーをかわして無人のゴールに流し込んだ。ここから8分、12分に?宇津木選手が連続ゴールを決めて一気に3点差とした。しかしマルバは12分にシュートのこぼれ球を?大井選手が押し込んで1点を返す。しかしFUNは14分に多々良選手、15分に服部選手、更に四宮選手がゴールを決めて前半はFUNが5点差をつけて折り返した。
後半に入ってもFUNの攻勢は止まず3分に?須佐美選手が決めると5分に?中島選手、9分に?四宮選手が決めると10分に?宇津木選手がこの日ハットトリックとなるゴールを決めて8点差。更に12分?渡部選手、14分?多々良選手、15分?鎌倉選手、と終わってみると13-1というスコアになっていた。この試合まさにFUNの攻撃力が爆発した形となった。しかも選手をまんべんなく起用しチームとしての総合力を見せつけた。これでFUNは1stステージを1位で終える事となった。今年はメンバーが大きく入れ替わるなどチームの作り直しが必要となったが、オスカー監督がうまくまとめあげ、結果につなげてきた。完成度という点ではまだまだかもしれないが、総合力は着実に上がってきている。
マルバは悔しい大敗となってしまったが1点を取れた事は自信になっただろう。個人のドリブルや球際の強さでは決して引けをとらないだけにフットサルのセオリー、約束事等が浸透すればチームとして伸びる要素は持っているはずだ。2ndリーグでの健闘を期待したい。
