準決勝(1) - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

準決勝(1)

2010年3月28日 21:50

静岡県選抜 0-2 兵庫県選抜

 

静岡県選抜の先発はGK?清水選手、?小林選手、?安部選手、?川添選手、?石川選手。対する兵庫県は毎試合少しずつ先発メンバーが変わっておりこの試合は?高田選手、?長嶋選手、?藤田選手、?中野選手、?江口選手というスタメン。

試合開始直後から兵庫県選抜は前プレを実施。ボールを回してリズムを作りたい静岡県選抜を押し込む。それでもスキを付いて前線へボールを運びシュートシーンまで持っていく。マイボールを大切にする静岡県選抜に対してボールを回しながらも効率よく前線へボール運ぶ兵庫県選抜だったが、静岡県選抜はここぞという場面には組織的な守り対抗。そんな中での先制点は6分、兵庫県選抜?中野選手がやや後ろから来た浮き玉のパスを見事に合わせたシュートがゴールに吸い込まれていった。難易度の高いシュートが決まり場内がどよめく。更に13分GK?高田選手のロングスローに?江口選手がディフェンスの裏に素早く走り込み頭で合わせて2点目を奪取した。静岡県選抜の押し込んでいた時間帯での2点目は大きな得点だった。決定力の高さを見せた兵庫県選抜が2点リードしてハーフタイムへ入った。

後半に入っては2点差を追いつこうと静岡県が丁寧にパスをつなぎ前線でポイントを作るが、素早い寄せで決定機を作らせない。緊迫した時間帯が続くがスコアは一向に動かない。後がない静岡県選抜は後半10分にタイムアウトを取る。タイムアウト1分を終えるブザーが鳴ると?小林選手がGKの赤いユニフォームを来てピッチに入ってきた。背番号?を付けたGKユニフォームを作成していたという事はこういった場面を想定しての事だったろう。その後のパワープレイを見ればとても練習されていると思われるパワープレイを披露した。押し込まれた兵庫はこの試合ほとんどの時間でピッチに立っていた?長嶋選手を中心に気持ちを切らす精力的に守備を行い、体を張って静岡のパワープレイに耐える。時間は刻々と過ぎていき最後まで静岡県選抜は得点を挙げる事ができないまま会場には試合終了のブザーが鳴り響いた。

シュート本数ではは静岡県選抜が32分、兵庫県選抜は25本。このデータを見ても兵庫県選抜は効果的な攻撃での勝利と言える。泣き崩れる選手もいた静岡県選抜。この1年間の積み重ねは昨年優勝チーム相手にこれだけできたという確かな進歩を感じ取れたからこその「悔しさ」ではなっかたのだろう。

 

静岡県選抜今川監督の談話

?準決勝の感想をお聞かせ下さい。

兵庫県が準決勝に上がってきたのは正に執念だったんですかね。手強い相手との対戦に選手は本当によくやってくれた。勝たせてあげられなかったのは自分の責任だと思っています。2点共に崩されて奪われた点という状況ではなかったですが、兵庫県選抜のピンポイントの精度の高さを見せつけられた感じがします。特に2点目については押し込んでいただけに少なからず選手にショックがあったかもしれません。普段から東海地域で交流のある三重県選抜と決勝で当たりましょうと言っていただけにとても残念です。

?強いて静岡県選抜で頑張ってくれた選手を挙げると

選手全員頑張ってくれたました。本当に全員です。それでも強いて挙げるならば?安部選手、?石川選手ですかね。長い時間ピッチにいる試合も多くて疲労もあったと思いますが、試合中は精神的支柱としてそしてムードメーカーとして頑張ってくれたと思います。

?今年度のチームの総括としてはいかがでしょうか。

この大会で静岡県選抜らしさは出せたのではないかと思います。昨年は準決勝で東京都選抜に敗れたが、その東京都選抜が決勝で大差で負ける試合を見て全国のトップとはどれだけ差があるのだろうと感じたのを鮮明に覚えています。しかし今年兵庫県選抜とこれだけの試合ができて少しは差が縮まったのではないかと考えています。

?大会中チーム全員喪章を付けていましたが

今年1月上旬に静岡県フットサル委員長あった波多野一記さんが急逝されました。フットサルの普及、発展に寄与された方で女子選抜の活動も本当に気にかけて下さっていました。結果は3位と昨年と同じですが、成長を見せる事ができたのではないかと思いますので胸を張って報告したいと思います。

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