ワイルドカードの行方 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

ワイルドカードの行方

2010年3月27日 19:40

予選最終試合を前にしてA、Bグループの2位チームは共に勝ち点4となっていた。Cグループの広島県選抜と京都選抜の試合で勝利した方が勝ち点6となりワイルドカードの権利を得る事ができる。しかし引き分けとなると得失点差で大きなアドバンテージのある兵庫県選抜がワイルドカード獲得となる。両チームの対戦は昨年も予選リーグで対戦し、3?2で京都府選抜が勝利を挙げワイルドカードとして準決勝へ進出した。

試合はボールをつなぐ京都府選抜だったが、サイドの突破はあるものの中央を固める広島県選抜の守備を崩す事ができず、不用意なパスやシュートをカットされると広島県選抜のカウンター攻撃を受けるという構図がピッチで繰り広げられる。次第に京都府選抜もパス回しを省略しGKからのロングボールを多用する場面もあったが、決定機を与えずそれぞれのスタイルで前半を終えた。

後半に入りますます試合は激しくなり、焦りもあるのか両チームファールを犯す場面も多くなる。疲労もピークだったと予想される。刻々と時間は過ぎていき、チャンスが出てきたとばかりに兵庫県選抜も身を乗り出して試合にのめり込んでいく。後半残り6秒、ゴール前で得た広島県選抜のチャンスを生かす事ができなかった直後、無情にもタイムアップのブザーが鳴り響き崩れ落ちる両チーム。観客席からは兵庫県選抜の歓喜の声。ワイルドカードは首の皮一枚でつながっていた兵庫県選抜となった。

 

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