準決勝(2)

2009年11月29日 23:45

FUNフットサルクラブ Ladies 4?4(PK3-1) arco-iris

 

FUNとarco-irisは昨年も全日本の準決勝で対戦。この時は8?3でFUNが優勝した。しかし大会を通じてFUNから得点を挙げたのはarco-irisだけだった。今年もここまでFUNは無失点。arco-irisの攻撃力がどれだけFUNに通用するのかが試合の焦点になると予想された。

試合開始からarco-irisはこれまどの戦い方と同様にキックインからのシュート、そしてPivoに位置する?江口選手へのロングボールを主体に攻撃を組み立てる。前半3分の先制点はそのarco-iris?江口選手がFUNのゴールネットを揺らした。今大会初失点、そして初めて先手を取られてしまったFUNだが、ここから建て直し攻撃のリズムを作る。いつものようにオスカー監督の指示の下でボールを動かしゴールへのルートを探す。そして前半7分にFUN?四宮選手、続いて前半8分に?高橋選手が得点し逆転しペースを掴んだまま前半を終えた。

 

後半に入りいきなりのFUN?宇津木選手の追加点で突き放すが、後半8分にようやくarco-iris?江口選手が1点を返し反撃ムードが漂う。後半14分にFUN?中島選手が加点し再び2点差とするが徐々に打ち合いの様相を呈してきた。試合自身もヒートアップする。コートがそれほど広くない事もあり、arco-irisの素早い寄せと厳しいチャージで徐々にFUNを押し込んでいく。そして後半18分にゴール前のこぼれ球を?江口選手が押し込み1点差に、そしてとうとう残り9秒、ゴール前混戦から転がってきたボールに対して?関灘選手が放った豪快なシュートがゴールを突き刺しとうとう土壇場でarco-irsが追いついた。公式記録ではこの試合45本目となるシュートがFUNを追い詰めた。

準決勝は同点の場合、延長戦はなくそのままPK戦に突入する。同点の勢いそのままの押せ押せのarco-irisは後攻、FUNが先攻となった。FUNは一人目、二人目が連続失敗するが、それに付き合うようにarco-irisも連続失敗をしてしまう。特に味方が失敗した後のPKは緊張するものだが、FUNのGK?手塚選手の気合いは相当なものだった。3人目はお互い決めた後の4人目両チームの背番号?がキッカーを務めた。先攻のFUN?宇津木選手は見事に決めたが、arco-iris?井野選手はクロスバーに当てて外してしまう。FUN5人目?中島選手のPKが決まった瞬間、FUNの決勝進出が決まった。

 

arco-irisは特定の選手のシンプルな形からのシュート、そしてPivoへのロングボールという二つの戦法を実直に遂行している。しかし狙っての得点かというと何とも言い難い。例え壁があっても思い切り打てばどこか抜けれかもしれない、またこぼれ球が良い場所に転がれば再度シュートを打てるかもしれないと考えていると予想される。誤解を受ける事を覚悟して言えば、それは事故的な得点とも取れなくはない。しかしその戦法を貫く事でFUNをギリギリまで追い詰めた事も事実だが限界も感じているだろう。逆に考えればこれだけシンプルな攻撃でもここまでできた。この特徴を生かす為の戦術、ボール回しを会得したらもっとチーム力が上がるのではないだろうか。フットサルの定義は難しい。フットサルの面白さは様々あるが、相手との駆け引き、コンビネーション、戦術は大きな魅力だと感じている。勝てば官軍とは言うが、arco-irisの打倒FUNの道標はどの方向を指しているのだろうか。

FUNは終始冷静だった。崩されての失点ではなかった事もあるが、激しいプレスにもボールをキープする、まわす事を心がけていた。昨年と比べて両チームの得点差は縮まった。しかし”質”の面ではチームで成長してきたFUNの完成度の方が一歩も二歩も先を行っているチームのように感じた。

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