静岡県女子フットサルリーグ参入戦の最近のブログ記事
- 16/02/14
- 【試合レポート】東海女子フットサルトーナメント(入替戦)PRIDE ladies vs Belli Ragazze/INFINI FC
<入替戦>
PRIDE ladies 0-4 Belli Ragazze/INFINI FC
<得点者>
12分 6番大島選手(Belli)
24分 5番木村選手(Belli)
35分 3番松浦選手(Belli)
40分 9番原選手(Belli)東海女子フットサルリーグ残りの1枠を争うのは東海リーグ10位のPRIDE ladiesとDFUTに負けてこの日2試合目となるBelli Ragaze。奇しくも昨年の愛知県の入替戦と同カード。昨年はPKまでもつれ込み、PRIDEが土壇場で東海残留を決めた。(昨年度入替戦レポート)昨年の雪辱に燃えるBelliと東海での経験を見せつけたいPRIDEの戦いとなった。
両チーム引き気味に守備ラインを敷きながら、チームの攻撃コンセプトを実行する。フィクソとアラのボール回しからダイレクトで中央に構えるピヴォへパスを入れる事で一気に攻撃のスイッチを入れるPRIDE。対するBelliはフィクソ固定のパス回しからピヴォアラチェンジでサイド、特に右サイドの奥に起点を作り、空いたスペースに飛び込んでいく。得点が生まれないまま互角の展開が続いた前半12分、待望の先制点を奪ったのはBelli。ゴール前にロングボールを入れてクリアが不完全だった所を6番大島選手が頭で押し込み、1-0とする。ビハインドを背負ったPRIDEも素早いカウンターからシュートまで持ち込むがゴールは奪えず1-0Belliリードで前半を終える。
後半に入って徐々に優勢になってきたのはBelli。後半6分には右サイドを突破したBelli3番松浦選手からのシュートパスに5番木村選手がドンピシャのタイミングでスライディングシュートを決めて2-0とリードを広げる。リードしている事でBelliに余裕が出てきた事もあり、焦らずしっかりとパスを繋ぎ、押し込まれる場面でははっきりとクリアする等、状況判断ができている。その判断力が活きたのは後半15分、やや前からプレスしてきたPRIDEの守備に対してディフェンスの裏のスペースを埋めようとしていた前目に位置していたGKを見ていたBelli3番松浦選手が戻されたボールをダイレクトでゴールへロングシュート。このシュートが弧を描きながらゴールに吸い込まれ3-0と更にリードを広げる。前からプレスをかけるPRIDEも必死の反撃を見せるが、逆にBelli9番原選手の追加点で4-0となった所でタイムアップのブザー。Belliは昨年の雪辱を果たすと共に、結成4年目で念願の東海リーグ昇格を決めた。
<Belli Ragazze/INFINI FC代表庄司氏インタビュー>
- 勝利で東海リーグ昇格が決まりました。おめでとうございます。
庄司代表:ありがとうございます。- 試合終了後思わず涙を流されていました。
庄司代表:そうですね、結成当時からの選手も途中で加入した選手もいますが、昨年1度チャレンジして叶わなかった東海昇格の目標、1試合目で負けて難しかったと思いますが、選手達が頑張ってくれました。- 決定戦の相手は昨年と同じPRIDEでした。何か選手に鼓舞する言葉を伝えたのでしょうか。
庄司代表:同じ県内という事もあり、よく練習試合もしている間柄で多少やり辛い部分はあったと思います。でも1試合目で負けた事でできなかった部分、そして昨年の対戦でできなかった部分を一旦整理できた事で選手が集中して試合に臨めたのかもしれません。いつもロースコアで失点も重ねてしまうのですが、最後まで集中して走りきる事で無失点勝利ができ、1年間抱いていた悔しい気持ちを晴らす事ができました。- 来季は東海リーグでの戦いが待っています。抱負をお聞かせ下さい。
庄司代表:今日も1試合負けていますし、簡単な戦いではない事は認識しています。また今までなかった長距離の移動や日程も含めて難しい部分もあると思います。しかしチャレンジャーとして下手を承知の上でチーム一丸で努力し、結果を残せるよう頑張りたいと思います。
- 15/03/01
- 【大会レポート】静岡県女子フットサルリーグ参入戦
【静岡県レディースフットサルリーグ参入戦】
来季の静岡県レディースフットサルリーグへ参戦するチームを決定する為に4チームが集結。県リーグ7位のPraia Grande LFC、8位のsolazo、西部リーグ優勝のWednesday、そして推薦枠でスポパラDFUT WINGSが15分ハーフランニングタイムの総当たりリーグ戦で参入戦を戦う事となった。
<参加チーム>
Praia Grande LFC(県リーグ7位)
solazo(県リーグ8位)
Wednesday(西部)
スポパラDFUT WINGS(県推薦)
<対戦表>
Praia
Grande
LFCsolazo Wednesday DFUT
WINGS勝
点勝 負 特
失順
位Praia Grande LFC - 〇
6-0〇
2-1X
2-56 2 1 4 2 solazo X
0-6- X
1-5X
0-150 0 3 -25 4 Wednesday X
1-2〇
5-1- X
0-113 1 2 -8 3 スポパラDFUT WINGS 〇
5-2〇
15-0〇
11-0- 9 3 0 29 1 1位で県リーグ参入を決めたのはスポパラDFUT WINGS。静岡県内で放送されているスポーツパラダイスという番組内で結成されたチーム。今まで静岡県内で活動をしていたが、来季より競技性を強め、静岡県内でのサッカー経験者の新加入選手が加入。県リーグ参戦に名乗りを上げ、圧倒的な強さで参入戦を制した。足下の技術は確かであり、来季県リーグでの活躍が期待できる。
昨季県リーグ3位と好成績を上げながら、今季7位と低迷したPraia Grande LFCはこの日ベンチ入りメンバーも多く、フットサル日本女子代表候補経験のある久保田選手を中心として安定した戦いぶりを見せ、県リーグ残留を決めた。しかしこの日もGKは交代で務めており、メンバーの安定化が来季のカギとなりそうだ。
3位は1勝2敗のWednesday。ベンチ入りメンバーも多く、サッカー経験のある選手を中心に運動量豊富にコートを動き回り、Praia Grande LFCとの最終試合まで県リーグ昇格の可能性を残したが、あと一歩及ばず県リーグ参戦はならなかった。
残念ながら全敗で最下位となったのはsolazo。今季県リーグに参入したが、リーグ戦でも全敗で最下位、そしてこの日の参入戦でも勝利を挙げる事ができず、勝利を飾れないままで県リーグから降格となってしまった。しかし大差をつけられたとしても最後まで諦めない姿勢は特筆すべき点であり、決して若い年代ではないチームがこれだけ頑張っている姿には心を打たれた。是非県リーグへの参入にチャレンジしてもらいたい。
Praia Grande LFC 2-5 スポパラDFUT WINGS
得点者:4分5番久保田選手(DFUT),5分22番久保田選手(Praia),10分22番久保田選手(Praia)
solazo 1-5 Wednesday
得点者:2分8番鈴木選手(Wednesday),4分7番伊藤選手(Wednesday),6分24番加藤選手(Wednesday),15分24番加藤選手(Wednesday),20分オウンゴール(solazo),23分26番金井選手(Wednesday)
Praia Grande LFC 6-0 solazo
得点者:1分22番久保田選手(Praia),6分22番久保田選手(Praia),9分18番山田選手(Praia),19分23番芹沢選手(Praia),22分23番芹沢選手(Praia),29分23番芹沢選手(Praia)
Wednesday 0-11 スポパラDFUT WINGS
得点者:2分9番大石選手(DFUT),8分8番緒方選手(DFUT),9分9番大石選手(DFUT),16分5番久保田選手(DFUT),20分5番久保田選手(DFUT),21分7番鈴木選手(DFUT),24分7番鈴木選手(DFUT),25分9番大石選手(DFUT),25分8番緒方選手(DFUT),27分8番緒方選手(DFUT),27分9番大石選手(DFUT)
Praia Grande LFC 2-1 Wednesday
得点者:11分8番鈴木選手(Wednesday),12分23番芹沢選手(Praia),13分22番久保田選手(Praia)
solazo 0-15 スポパラDFUT WINGS
得点者:5分6番粟冠選手(DFUT),7分9番大石選手(DFUT),12分8番緒方選手(DFUT),13分9番大石選手(DFUT),13分11番平松選手(DFUT),18分11番平松選手(DFUT),19分6番粟冠選手(DFUT),21分9番大石選手(DFUT),24分11番平松選手(DFUT),25分8番緒方選手(DFUT),26分8番緒方選手(DFUT),28分8番緒方選手(DFUT),29分8番緒方選手(DFUT),29番9番大石選手(DFUT),30分8番緒方選手(DFUT)
【スポパラDFUT WINGS平野孝監督インタビュー】
- 3連勝での県リーグ昇格おめでとうございます。
平野:ありがとうございます。
- 静岡県ではご存知の方も多いかと思いますが、スポパラDFUT WINGSについて教えて下さい。
平野:このチームはJリーグ等の県内スポーツ情報を発信している静岡朝日放送の中で企画、結成されたチームです。今年新たにメンバー集めて構成をしたチームになります。まだ練習もあまりできていない現状ですが、DFUTとしてはまずは県内で一番になれるように頑張って行こうという目標を掲げて、チームを作っていますので、今回の昇格という事がその第一歩、そしてスタートラインに立てたかなと思っています。内容の部分では多少課題が残りましたが、これから試合を重ねていく中で選手達も学んでいけると思います。勝負にこだわる事はもちろんですが、もう一つの目的、使命として「フットサルは楽しいスポーツ」とい事を伝える為の役割もありますので、試合に勝ちながらフットサルの楽しさを伝えていけたらなと考えています。
- 静岡県内1位というお話がありましたが、県リーグの上には東海リーグが、そして全日本女子フットサル選手権という大会もあります。
平野:(東海リーグや全日本は)かなり先の目標になると思います。まずは足元を見据えてしっかりとチームを作っていきたいと思っています。