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- 11/02/05
- 2010年度埼玉県女子フットサルリーグ最終節
過去最高の11チームを集めた今季の埼玉県女子フットサルリーグもいよいよ最終節。日程変更があった事もあり、優勝を争う全勝の2チーム、武蔵丘短期大学とAventuraが対決する。両チームが対戦する第4試合には日本女子フットサル代表の首脳陣や関係者等が多く駆け付け、更にAventuraのサポーターも団幕を掲げるなど否が応でも盛り上がっていた。
<試合結果>
ロクFC Grama 0?2 I.F.C/ems
武蔵浦和FC 2?2 り?ずなぶる
dolce da donna 5?1 CHU-BAR
武蔵丘短期大学 2?0 Aventura
これにより最終順位が確定以下の通りとなった。
【最終順位】
1位:Aventura
2位:武蔵丘短期大学
3位:武蔵浦和FC
4位:dolce da donna
5位:り?ずなぶる。
6位:CHU-BAR
7位:FUKAYA
8位:I.F.C/ems
9位:FILHO Ladies
10位:ロクFC Grama
11位:chechio
2010年度埼玉県女子フットサルリーグは新規参入のAventuraが優勝を飾った。今季の埼玉県は全日本女子フットサル選手権での武蔵丘短期大学の優勝、そしてトリムカップ全国大会への出場決定など躍進の年となった。しかし上位、下位の差が大きくなったという現実も見え隠れする。今後の埼玉県女子フットサルの発展の為にも活気あるリーグ戦を期待したい。
- 11/02/05
- 最終節ロクFC Grama vs I.F.C/ems
ロクFC Grama 0?2 I.F.C/ems
得点者:9分?加藤選手(I.F.C)、39分?長選手(I.F.C)
立ち上がりから力強い突破力を武器とする?長選手を中心に攻撃を組み立てるI.F.Cは前半9分に?加藤選手がワンツーでゴール前に侵入し冷静にゴールへ流し込んで先制。その後も基本的にセット毎に小まめに交代を行い試合の主導権を握るI.F.C。一方のロクは?阿部選手がほとんどの時間ピッチに立ち奮闘。前半一時はロクがI.F.Cを押し込みあわやという場面も見せたが、キャプテンでもあるGK?冨澤選手を中心にロクの攻撃を凌いだ。
後半は一進一退の時間が続きシュート数は多いものの決定的な場面が両チームとも作れず刻一刻と時間が過ぎていったが、試合終了間際の39分I.F.C?長選手がロク陣地内でのパスカットからシュートを決め、2-0と勝ち越して逃げ切った。
I.F.Cは特に後半、一発で縦を狙う等の単調な攻撃が多かった為に攻めあぐねる時間が続いたが、セット毎の交代など試合を通じての戦い方でロクを倒した。
- 11/02/05
- 最終節ロクFC Grama vs I.F.C/ems
ロクFC Grama 0?2 I.F.C/ems
得点者:9分?加藤選手(I.F.C)、39分?長選手(I.F.C)
立ち上がりから力強い突破力を武器とする?長選手を中心に攻撃を組み立てるI.F.Cは前半9分に?加藤選手がワンツーでゴール前に侵入し冷静にゴールへ流し込んで先制。その後も基本的にセット毎に小まめに交代を行い試合の主導権を握るI.F.C。一方のロクは?阿部選手がほとんどの時間ピッチに立ち奮闘。前半一時はロクがI.F.Cを押し込みあわやという場面も見せたが、キャプテンでもあるGK?冨澤選手を中心にロクの攻撃を凌いだ。
後半は一進一退の時間が続きシュート数は多いものの決定的な場面が両チームとも作れず刻一刻と時間が過ぎていったが、試合終了間際の39分I.F.C?長選手がロク陣地内でのパスカットからシュートを決め、2-0と勝ち越して逃げ切った。
I.F.Cは特に後半、一発で縦を狙う等の単調な攻撃が多かった為に攻めあぐねる時間が続いたが、セット毎の交代など試合を通じての戦い方でロクを倒した。
- 11/02/05
- 最終節武蔵浦和FC vs り?ずなぶる。
武蔵浦和FC 2?2 り?ずなぶる。
得点者:9分?荻選手(武蔵浦和)、12分?加藤選手(り?ずなぶる)、21分?加藤選手(り?ずなぶる)、26分?山田選手(武蔵浦和)
3位を確保したい武蔵浦和FCは試合序盤から前からプレスをかけ積極的に攻撃につなげようという意識が見える。マイボールにするとテンポよくボールを回し、時折見せるダイレクトの縦パスを有効に使い、り?ずなぶる。に襲いかかる。り?ずなぶるは武蔵浦和の前プレに苦慮し自陣に押し込まれてしまうが、GK?忍田選手を中心にゴール前を死守し時折カウンターでチャンスをうかがう。得点が動いたのは前半9分、シュートをこぼれ球を素早く反応して?荻選手が反応して流し込み武蔵浦和が先制点を奪う。しかし浦和の攻撃に徐々に慣れてきた事もあり、り?ずなばる。が徐々に反撃に転ずる。前半12分り?ずなぶる?加藤選手の右サイドのキックインからジュートがブラインドになったのかGKが反応できずそのままゴールへ吸い込まれていった。
後半開始直後の1分にもり?ずなぶるは右サイドのキックインを?加藤選手がファーサイドで合わせて勝ち越し点を奪う。しかし続く4分武蔵浦和は左CKからファーサイドで?山田選手がインサイドボレーを決めて同点に追いつく。その後前半同様武蔵浦和が力強い攻撃でり?ずなぶる。を攻めたてるが粘り強くり?ずなぶる。が体を張って守る。結局前後半合計46本のシュートをり?ずなぶる。が耐えきり2?2の同点で試合を終えた。
- 11/02/05
- 最終節dolce da donna vs CHU-BAR
dolce da donna 5?1 CHU-BAR
得点者:6分?葛西選手(dolce)、7分?葛西選手(dolce)、9分?葛西選手(dolce)、25分?野口選手(dolce)、28分?小嶋選手(dolce)、32分?菅原選手(CHU)
両チーム共に攻撃に比重を置いた打ち合いの試合となった。立ち上がり主導権を握ったのはCHU-BAR。やや引き気味の守備からボールを奪うとカウンターを発動。幾度とdolceゴール前に攻め入るが素早い守備の切り替えにゴールを割れないでいた。前半6分にdolce?葛西選手の深い切り替えしから左足でゴールを決めると徐々にdolceのボールポゼッションが高まり7分、9分にも?葛西選手がゴールを奪い早々とハットトリックを達成。一気にdolceが試合の主導権を奪い返した。
後半に入ってもdolceが攻め込む場面が続き5分に右サイドのワンツーで崩した右サイドからのパスをファーサイドで?野口選手が決めて4点差。更に8分にも右サイドキックインから?小嶋選手のシュートがニアサイドをぶち抜いて5点差とした。CHU-BARは12分にゴール前でのGKとの1対1を冷静に流し込んで1点を返したが、それ以後、ボールキープ時間を長くするdolceのボールを奪ってもなかなかカウンターまで行けなくなり攻め手が徐々に減っていしまい、そのまま試合終了。5-1でdolceが勝利でリーグ戦を締めくくった。
- 11/02/05
- 最終節武蔵丘短大 vs Aventura
最終節武蔵丘短大 0?2 Aventura
得点者:39分?小野選手(Ave)、39分?小野選手(Ave)
現在首位、全日本女子フットサル選手権を制した武蔵丘短大と日本代表3人を擁するAvenuraの対戦。試合菓子が近付くにつれ、観客席はにわかに賑やかさを増していった。よく見ると日本女子代表監督とコーチ、更には関東女子フットサルリーグ参入戦へ挑むチームが顔を揃えていた。
武蔵丘短大の先発はGK?斎田選手、?鈴木選手、?石田選手、22番柴田選手、30番渡辺選手。対するAventuraはGK?本多選手、?藤田選手、?渡辺選手、?臼井選手、?佐藤選手。序盤は武蔵短大がボールをキープし隙を伺うが、Aventuraがしっかりと自陣に引いて守備を固める。中央を固めるAventuraに対してサイドで仕掛けて何度かゴール前にシュートパスを送るがそのままファーサイドへ抜けてしまう場面が何度かあり、惜しいチャンスを逃す武蔵短大。すると次第にAventuraはカウンターで攻撃を作りゴール前に迫るが武蔵短大GK?齋田選手の的確なコーチングで決定機までは作らせない。それでも前からボールを奪いに来る武蔵短大が押し気味に試合を作り押される場面の多いAventura。しかし決定機を本多が好セーブで凌いで得点を許さない。随所で体を激しくぶつかり合いお互いに転倒する場面もあるが、得点はお互いに奪えないままハーフタイムへ突入した。
後半に入るとAventuraのポゼッションがやや高まるが武蔵短大の猛攻は続く。お互いの攻撃を食い止めるとカウンターで反撃し更にそのカウンターをカットしてカウンターで返すなど試合はますますヒートアップする。ここで大活躍を見せたのはAventuraのGK?本多選手。前半の好セーブでいわゆる「当たって」しまったのか再三のピンチも間一髪で防ぎ、更にゴール前から飛び出してクリアするなど八面六臂の活躍を見せ、観客のどよめきを誘っていた。武蔵短大、Aventura共に出場する選手は限られ、20m×40mでの20分ハーフにやや疲れも見せていたが、残り時間は刻一刻と少なくなっていく。引き分けならば得失点差で武蔵短大の優勝・・・。そんな考えが過ぎった後半19分Aventuraの左CKからふわりとファーサイドへ供給されたパスは?小野選手がジャンプ一番のヘディングシュート。前後にふられたGKの思い切り伸ばした腕の上を越えてゴールへゆっくりと吸い込まれていった。土壇場でAventuraが得点を奪う。僅かな残り時間で得点を奪う為に果敢にボールへと詰める武蔵短大だったが、?藤田選手が抜群のボールキープを見せて相手をいなしていなして?臼井選手へパス。それを?臼井選手がシュートへ持ち込むとこれがポストに当たり跳ね返りをまたもや?小野選手が押し込んで2点差へとする。この時タイマーの残り時間は14秒。この14秒を守り切りAventuraがこのゲームをものにし埼玉県リーグの優勝を勝ち取った。
<Aventura藤田選手兼監督の談話>
?今日はほとんどの時間ピッチに立っていましたが。
自前の施設を持ち、毎日練習する武蔵短大のフィジカルの強さは本当に脅威に感じていました。その為、そのフィジカルに対応できる選手をピッチに送り出す事を考えていました。例えFUNや浦安とやったとしても全選手を起用する事を考えるのですが、今日は勝たないといけない試合だったのでチーム全体でその準備をしてきました。
?武蔵短大とはの埼玉県リーグの参入戦で戦った経験がありました。その時とはお互いに全く違うチームだったと思いますが、今日の印象はいかがでしたか。
やはり足元の技術も高く、もちろん警戒していたフィジカルも高く本当に手強い相手でした。試合前から中央でシュート打たれないような守備を心がけていました。外からのシュートであればGK?本多選手が何とかしてくれると思っていましたので。
?さてこの後は関東リーグ参入戦が控えています。意気込みを聞かせて下さい。
今年度は関東リーグ参入が最大の目標です。今日の勝利はその挑戦への権利を得たに過ぎません。目標を達成するために準備をしたいと思います。
- 10/05/23
- 埼玉県女子フットサルリーグ第4節
5/23(日)埼玉県女子フットサルリーグ第4節が宮代町総合体育館で開催された。今節の注目カードは何と言ってもdolce da donnaとAventura Kawaguchiの一戦。第2節で武蔵丘短期大学に敗戦を喫したdolce da donnaは優勝を狙うにはもう負けたくない。Aventura Kawaguchiも埼玉県女子フットサルリーグでの立ち位置を計る意味でも重要な1戦となるはずだ。
<試合結果>
I.F.C/erms 6?12 武蔵丘短期大学
dolce da donna 2?6 Aventura Kawaguchi
CHU-BAR 5?1 FILHO Ladies
り?じなぶる。 2?0 ロクFC Grama
注目の1戦はAventura Kawaguchiが2点を先制。一時は同点まで追い上げたdolce da donnaだったが、再び突き放したAventura Kawaguchiが6?2で振り切った。1試合目は首位を走る武蔵丘短期大学が12点を奪いながら6失点を喫した。第2節でも攻撃力の高いdolce da donnaに4失点を重ねるなど”フットサルの守備の仕方”にまだ迷っている様子。補って余りある攻撃力があるので大きな問題にはなっていないが、今後の課題とも言える。また3,4試合目は昨季の上位チームが順当に勝ち星を挙げた。
- 10/05/23
- 第4節I.F.C/ems vs 武蔵丘短期大学
I.F.C/ems 6?12 武蔵丘短期大学
武蔵丘短期大学は今日もベンチ入りが8人、対するIwatsuki Futsalclub/ems(以下IFC)は7人とお互い控えが少なめで挑んだこの試合、引き気味にしたIFCに対して武蔵丘短期大学が圧倒的にボールを支配するという構図で始まる。やはり圧倒的な攻撃力を武器にする武蔵丘短期大学に対して守備的になってしまうのは仕方ない。守りを固めたIFCだったが、先制点は前半5分武蔵丘短期大学?石田選手が奪った。一気にペースを掴むと思いきや前半6分IFC?加藤選手が武蔵丘短期大学の攻撃を中央でパスカットするとカウンター攻撃となりGKとの1対1を冷静に股を抜いてゴールを決めて同点とした。
立て直しを図りたい武蔵丘短期大学は前半9分に?岡見選手が決めてすぐに勝ち越すと12分に?石田選手14分に22番柴田選手、15分に?中村選手が決めて4連続得点となり、一気に点差をつけてIFCを突き放した。IFCは16分に?小川選手に右サイドをドリブルしシュートギロチンでディフェンスをスライディングさせてファーサイドで?長選手が決めて1点を返す。しかし逆に17分に?石田選手、?中村選手の得点で7-2と5点差を付けて前半を折り返した。
後半に入っても武蔵丘短期大学の攻撃の勢いは止まずに後半4分に?岡見選手、?石田選手が決めて7点差とした。しかしここからIFCが粘りを見せる。後半7分に?長選手がこの日2点目となる得点を挙げるとIFCはGK?冨澤選手がポジションを上げてパワープレイを開始。武蔵丘短期大学は初めての事態に戸惑いを見せ、「とりあえず」引いて守る事で逆にIFCは楽にハーフウェイラインを越えてパワープレイを容易に開始できるようになる。武蔵丘短期大学には前プレをかけてパワープレイをさせないという選択肢は考えていなかったようだった。後半31分パワープレイから意表をつくドリブルで守備を混乱させるとファーサイドの?瀬山選手へパス。そこへ寄せたディフェンスがファールを犯しPKを獲得する。このPKを?小川選手が一度は止められたものの跳ね返りを冷静にゴールへ叩き込み得点を挙げる。
IFCパワープレイの精度が良いのかと言うと単純なパスミスをしてしまうなど簡単にマイボールを失ってしまう場面もあり、武蔵丘短期大学ボールになると途端に受け身に回ってしまう。12分?岡見選手が?中村選手とのワンツーで抜け出してシュートを決めて反撃すると、14分に?岡見選手が、?黒濱選手がパワープレイ崩れからゴールを獲得して12-4とした。しかし諦めないIFCは17分にキックインの落としから?長坂選手が決めると17分にも?小川選手がGKとの1対1を冷静にかわしてゴールネットを揺らした。点の奪い合いとなった試合は12-6で武蔵丘短期大学が制した。
IFCは大黒柱である?小川選手の諦めない気持ちで選手全員を奮起させたはもちろん、持ち前の負けん気で武蔵丘短期大学に挑む姿は女性には失礼な表現かもしれないが、「カッコイイ!」と思わせるものだった。逆に武蔵丘短期大学は守備のほころびを見せて6失点は想定外だったのではとないだろうか。まだフットサルの守備に慣れていない場面は多くみられる。例えばシュートに対して簡単にスライディングに行ってしまって切り返しに対応できなかったり、ドリブルする選手を抑える(カバー)事に注力してしまい自分のマークに裏を取られてファーで詰められてしまったり。分かっているのに同じパターンでやられてしまっているというのが本音かもしれない。これを修正していくにはよりレベルの高い試合を経験していく必要があるのかもしれない。
- 10/05/23
- 第4節dolce da donna vs Aventura Kawaguchi
dolce da donna 2?6 Aventura Kawaguchi
dolce da donna(以下dolce)は既に1敗しており、いろいろな星勘定をするともう負けたくはない状況にあるのは事実で優勝争いをするうえでライバルとなり得るであろうAventura Kawaguchi(以下Aventura)には勝ち星を挙げておきたいところだろう。Aventuraはこの日ろう者日本女子フットサル代表合宿で濱田選手が不在、そして臼井選手が怪我で欠場とフィールドプレイヤー8人+GK1名の9人という状況だった。dolce先発はGK?山川選手、?会田選手、?葛西選手、?坂本選手、?深田選手。対するAventuraはGK?本多選手、?藤田選手、?渡辺選手、?佐藤選手、?小野選手という布陣。お互いに引き気味に布陣を引き守備的かと思いきや前半2分にいきなり試合は動いた。右Ckから?渡辺選手がダイレクトでシュートを放ちファーサイドのネットに突き刺さった。先制点を奪われたdolceだったが、慌てずに自分たちのフットサルをする為にマイボールを大切にして攻撃を組み立てる。お互いに一進一退の状況は続いたが、10分にdolceがカウンターからあわやという場面を作り出す等dolceがシュートを放つ場面が徐々に増えてきた。しかしいずれもAventuraGK?本多選手が立ちはだかり得点を許さない。すると前半13分、左サイドを突破した?渡辺選手からの折り返しをファーサイドに走り込んだ?小野選手がインサイドで合わせて2点目を奪う。
Aventuraはボールを動かして片方に寄せて広い逆サイドへ展開、Pivoにいる選手はスペースを作ったりディフェンスと駆け引きで裏を取ったり、ケブラで降りてきたりとスペースを作り出す、使うのがうまいなと感じさせる場面が多くチームとしての動きに統一感が見られる。
後半に入ってまず1点を返したいdolceはやや前がかりになりはじめ、攻撃に比重を置いてきた。後半4分に?深田選手がペナルティエリア内でファールを受けてPKを獲得。これぞ?深田選手が自ら決めて一点差とすると迎えた後半6分に?深田選手のループ気味のパスから?坂本選手のバックヘッドがゴールに吸い込まれ同点に追いついた。盛り上がるdolceだったが、冷静に受け止めていたAventuraはすぐさま勝ち越しに成功する後半6分に?渡辺選手が右サイドで思い切り振り抜いたシュートが決まる。このゴールでdolceの反撃ムードを断ち切るとともにAventuraも元気を取り戻した。続く9分に左サイドを?堂道選手からのパスをファーサイドで?渡辺選手がダイレクトで右足で合わせこの日ハットトリックとなるゴールを決めた。あっという間に点差をつけられたdplceはボールに厳しく寄せ、うまく体をぶつけて相手からボールを奪うとやや遠目からでも積極的にシュートを放ち攻勢を強めていく。しかしこれをうまくいなしたAventuraは14分に?堂道選手とのワンツーで抜け出た?小野選手がゴールを決めて3点差、更に15分にCKからゴール前での浮き玉を?堂道選手が合わせて4点差とした。最後まで攻めるdolceだったが、うまく時間を使ったAventuraのゴールを奪う事ができず、6?2でAventura勝利となった。
dolceは同点となった直後の失点が痛かったか。試合の流れをつかむのも試合にはとても重要な要素。経験豊富な選手の多いAventuraに一日の長があったか。今日3得点2アシストと大活躍をした?渡辺選手の存在感が際立った。そんな渡辺選手に話を聞いた。
<渡辺選手インタビュー>
?今日の試合の感想を聞かせて下さい。
パスミスなどでリズムを崩して流れが作れない場面もあったが、徐々にリズムが良くなってきた。失点の場面は崩された失点ではなかったのでやられたという実感はなかったので大丈夫だと思っていた。まだまだコミュニケーションが必要だと思っています。
?同点に追いつかれた直後の渡辺選手の得点は大きかったと思いますが
確かに点が取れてチームが落ち着いた感がありました。自分としても落ち着きました。
?コミュニケーションが・・・と言われましたが、チームの様子はいかがですか?
練習の時に毎回選手が揃う訳ではないのでまだまだコミュニケーションが不足していると思います。特に平日活動できない事が多く、もっともっと練習をしてチームとして成長していきたいです。
?話は変わりますが、Aventuraに加入したきっかけは?
日本を代表する選手である藤田選手、小野選手に誘っていただいた事が大きかったですね。本多さんも加入すると聞いてそんな中で私に声をかけていただいた事は本当に嬉しかったです。自分としても成長できる良い機会になるのではと思い移籍を決めました。
?チームには若手選手も多いですが、どんな事を伝えたいですか?
まだまだ私は伝える程の選手ではありません。若い選手には藤田選手や小野選手という良い手本があるので信じて付いていけば良いと思っています。もちろん自分も貪欲に学んでいきたいと思っています。若手の選手はいろんんたタイプがあるかと思うので自分の適性を見極めて自分がなりたい選手になれるようにいろいろと感じてほしいと思います。もちろん自分もその手助けをしていきたいと思っています。
- 10/05/23
- 第4節CHU-BAR vs FILHO Ladies
CHU-BAR 5?1 FILHO Ladies
試合は序盤、FILHO Ladies(以下FILHO)が前へ積極的にプレスをかけて攻め込む場面が見られたが、徐々にCHU-BARもリズムを作り、FILHO陣内へと攻め込む。しかしFILHOのGK?田村選手の好守連発でシュートを跳ね返していく。しかし前半7分、自陣で相手ボールをカットしたCHUーBARがカウンターを発動。ゴール前への折り返しを?眞貝選手がスライディングで押し込み先制点を決める。その後CHU-BARはゲームの主導権を握り、ボールポゼッションを高める事で攻撃への糸口を探るがGKを中心に守るFILHOの壁をなかなか破れないでいた。しかしつまらないパスミスでカウンターを食らう場面もあり、追加点がなかなか奪えないでした。前半17分、ディフェンスを引き連れてドリブル突破で切れ込むと見せかけて足裏ヒールで落としたボールを?眞貝選手がフリーで放ったシュートが決まり待望の追加点を決めた。
後半に入ってCHU-BARはGKが?坂部選手から?高橋選手へチェンジ。まずは1点を返したいFILHOは?長浜選手、?大森選手の息の合ったプレイでシュートまでいくが、あと一歩の所で得点を奪えない。引き気味に守っているため、攻撃を開始する場所が低く、ゴール前に持ち上がる前にチェックされてしまってた事もあった。CHU-BARもFILHOの攻撃を防いで攻めに転じるも決定打が出ず、何か淡々と時間が過ぎていく時間帯が続く。次に得点が入ったのが後半14分、ゴール前にこぼれてきたボールをこの日ハットトリックとなる3点目を眞貝選手が押し込んで3点差。更にCKの際にFILHOの守備の綻びを見逃さずにまたもや?眞貝選手がゴールを奪った。4点差としてホッとしてしまったのかCHU-BARはゴール前でファールを犯し左サイドでFILHOにFKを与えてしまう。角度的にはやや厳しかったが、FILHO?大森選手が直接決めて1点を返した。しかしCHU-BARもすぐに?菅原選手からの折り返しを本日5点目となる?眞貝選手がスライディングシュートを決めて5-1とダメ押しの得点を決めて試合を決めた。
CHU-BAR?眞貝選手はこの日チーム全得点を叩きだす5ゴールの大活躍を見せてチームを勝利に導いた。FILHOは序盤や後半の立ち上がりに攻め込む時間帯があっただけにそこで得点を奪えなかった事が大きく響いた様子。守りはGK中心に粘り強く守れただけに得点のタイミングで試合の流れが変わっていたかもしれないだけに残念。前線へのボールの運び方とフィニッシュにもう一工夫あれば良い結果をもたらせてくれそうな予感はある。