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17/11/17
【優勝インタビュー】福井丸岡ラック

 

福井丸岡ラック田中監督
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 - 初優勝おめでとうございます。苦しかったグループリーグを勝ち抜いた後、準決勝、決勝は楽な展開が続いたのではと感じますが。

田中監督:決勝戦が日本リーグ同士の対戦で安心したと言うか、良かったと思います。決勝の相手サイコロさんとはずっと引き分けが続いていました。圧力が強くて6〜7人でずっと回していたのですが、思い通りの4点、思い描いた通りの試合展開になりました。

 - 優勝の要因は何でしたか?

田中監督:池内の急成長です。彼女がボールをしっかりさばいてくれて、フローターとしてボールを奪ってくれるし、繋いでくれるし、アシストもしてくれる、ウチにとって貴重な戦力になっています。あとは高尾の決定力。凄まじかったと思います。また北川もピッチにいると安心するというか、存在感がありました。田中、横山、準決勝の小林のゴールも大きかったです。選手全員が頑張ってくれました。

 - この後、年が明けて日本リーグのプレーオフがあります。それまで公式戦がなく、真剣勝負の場がありませんが、どのように強化を図りますか?

田中監督:我々は年明け1/2にスペイン、バルセロナへ遠征してカタルーニャ州U-21代表と強化試合を行います。自分達の目標はあくまで世界一になる事であり、スペインの自分達の同年代のチームとどれだけできるか、腕試しをしてきます。

 - 日本リーグ、地域CLの3冠を狙えるのは丸岡だけです。抱負を聞かせて下さい。

田中監督:自分達はもう一つ、今大会でもアルコイリスさんに勝っていないんです。まずは打倒アルコイリスさんで頑張っていきたいと思います。直接対決ではシュート数の差も大きく、力の差はまだまだあると思っています。ただ自分達のフットサルが分かってきました。日本中のいろんな方々から教えてもらったフットサルなので良いトコ取りで頑張っていきたいと思います。

 

福井丸岡ラック10番池内天紀選手
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 - この1年での成長を凄く感じます。

池内選手:大学生が何人か県外に出てしまった事もあって、自分達高校生が頑張らないといけないと思い、いつでも試合に出れるようにと準備してきました。

 - と言いながらも実際に多くの時間出場していましたが、ずっと出ていましたね、体力的にはどうでしたか?

池内選手:最後は結構きつかったです(苦笑)

 - 背はあまり伸びていないようですが(笑)成長した要因は何ですか?

池内選手:ディフェンスはちゃんとできるように意識しました。今まではあまり意識していなかったのですが、シュートを狙う事を意識するようにしました。

 - 決勝点の2点目のカウンターの起点になって、自らゴールを決めたシーンですが、ボールを受ける際の体の動きでカウンターが発動しました。あれは何度か見た事があるのですが、得意技ですか?

池内選手:あれは高尾さんがよくやるんです。見習ってやってます。背も近いのでいつも参考にさせてもらっています。

 - 日本一を取りましたが、次の目標はなんですか

池内選手:世界一です(笑)

 - 年末年始にはバルセロナ遠征、そして日本リーグプレーオフ、地域CLと続きます。意気込みを聞かせて下さい。

池内選手:バルセロナではどれだけできるか試してみたいです。プレーオフではアルコイリスと戦うので、皆で戦えるように自分も上げていきたいし、高校生全員が出れるように、チームレベルアップ目指して頑張っていきたいです。

 

福井丸岡ラック13番高尾茜利選手
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 - 優勝おめでとうございます。

高尾選手:金メダル重いです。というか本当に良かった!感動!なんか分からない感情です。今大会辛かったし。組み合わせ見た時は(アルコイリスと同組で)ヤバイと思いました。状況としても皆で練習できている訳ではないですし。でもやっぱりラックが好きで、このメンバーで優勝したいという想いでずっとやってきたので・・・。

 - 初戦アルコイリスとの対戦で勝たないといけないという想いはあったと思うのですが、1-1で引き分けた時はどうでしたか?

高尾選手:良かったというよりは(先制したので)勝ち切りたかったというのが本音です。もったいない失点だったので。自分が裏を取られたのもありますし、立ち上がりが悪いといのをいつも声かけていたのに、あの時だけ声かけていなくて・・・。あれが無ければ気持ち的にも楽だったと思います。ただまだ終わっていないという気持ちは持ち続けて、自分も皆も諦めていなくて、大会中チームはずっと良い雰囲気でした。

 - 2戦目終わって得失点差で4点差がありました。

高尾選手:ヤバイって思いました(苦笑)でも諦めている人は誰もいませんでした。得失点差で勝ち上がるのは割と得意な方だと思っていましたが、相手がアルコイリス。それでも諦めている人は誰もいなかったです。

- 3試合目は隣で行われているアルコイリスのスコア見えていませんでしたか?

高尾選手:後半途中まで見ていなくて、ベンチに帰ってきた時に5点位上回っているだろうと思ってみたら17-0と15-0で、そこから後は覚えていません。疲れて死ぬかと思いました。あの後の準決勝、決勝は辛かったです。本当に足が動かなくて・・・。

- いやいや両試合とも大活躍でした。決勝は2得点1アシストですから。

高尾選手:でも辛い時はここを乗り越えれば金メダルと思ってずっと頑張ってました。ここまで来たら絶対に獲りたいと思って。

 - 去年負けてから何を一番鍛えましたか?

高尾選手:シュートの決定力です。チャンスいっぱいあったのに決めきれなかったので・・・。

- 今回成果を出せましたね。外しているイメージが強かったですけど、それを続けられるメンタルですかね。

高尾選手:昨年はシュートが決められなくてメンタルをやられてしまって。メンタルもフィジカルも頑張りました。

 - 初めての全日本は北九州、まだ中学生でしたね。悲願の全日本を獲った次の目標は?

高尾選手:チームとしては地域CLも日本リーグプレーオフもありますし、全部タイトル獲りたいです。個人的にはまだまだですが、世界で戦える選手になりたいと思いますが。

 - スペイン挑戦とかいかがですか?

高尾選手:したいです!今回スペイン遠征するのでどれだけできるか試してみたいです。実は今回の遠征絶対に行きたいと親にお願いして、何とか行かせてもらえる事になりました。少しでも自分で稼ごうといまレジのバイトしているんです(笑)本当に楽しみです。

17/11/13
【大会総括】第14回全日本女子フットサル選手権大会

 

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【大会総括】

 第14回全日本女子フットサル選手権大会は、3回目のチャレンジで福井丸岡RUCKが悲願の初優勝を果たした。初出場は福岡県北九州市で行われた第9回大会、当時まだ高校生、中学生が中心のチームでの初出場3位入賞の衝撃から早くも5年が経過。連続6回目の出場での大願成就となった。昨年は得失点差で予選リーグ敗退。そして今大会では公式戦未だ勝利した事のない、アルコイリス神戸との同居。そしてそのアルコイリスとは引き分けたものの、得失点差で敗退の危機に3戦目は20-0のスコアでアルコイリスを得失点差1で上回り、1次ラウンドを突破し、準決勝、決勝を一気に駆け抜けた。

特に公表された訳ではないが、今大会フットサル日本女子代表歴のある5番五十嵐選手が学業の為に欠場。高校生メンバーは重要な局面での起用には慎重になり、6名で回状況。特に予選リーグの3試合目では9番北川選手、13番高尾選手はほぼコートに立っているというスクランブル体制。それだけ厳しい状況だった。五十嵐選手の欠場の他にも実は大学生となり、地元を離れているメンバーもいる。平日の練習には参加できず、学業の合間を縫って週末に帰省して練習参加を続けている。ただ今大会急成長を遂げたのは10番池内選手。身長148cmながらセンスの塊。フットサル日本女子代表サポートメンバーに呼ばれる程の逸材でまさに”小さな巨人”とも言える活躍を見せた。また田中監督が危惧する高校生も少しずつ経験を積み重ね、余裕のある展開の時には出場時間を得て成長を重ねている。ただ田中監督、そして選手も一応に声を揃えるのは「アルコイリスに勝っていない」。今大会引き分けに持ち込んだものの、勝利をしていない事には変わりない。”アルコを倒して日本一”それが丸岡の次の目標になるだろう。

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 準優勝を果たしたさいたまサイコロは昨年予選リーグでアルコイリスと同組となり、1次ラウンド敗退となっていた。実はサイコロは昨年とは状況が変わっていた。日本リーグではプレーオフ進出を逃し、2連覇していた関東リーグでは現時点で優勝の可能性が消失し、地域チャンピオンズリーグ出場権の3位以内も可能性がなくなった。言わば”この大会しかない”と意気込んでの北海道入りだった。ただ初戦のバンブ戦では2点を先制される展開から逆転勝利。続く2試合でも決して楽な試合はなく、大会を通じて終始厳しい展開を強いられた。しかし最後まで戦い抜く強いメンタルを証明したとも言え、さすが日本リーグ参加チームと強く印象付けた。

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 3位には揃って東海勢が入った。メンバー オブ ザ ギャングは全国常連、デリッツィア磐田は初出場、そして己のスタイルを貫き通すギャング、まだフットサルに慣れていないながら、リスクの状況判断が的確なデリッツィアという違いはあるものの、高い個人能力がベースとなっていた事は間違いない。東海勢の4強進出は昨年のUNIAOに続き、2年連続、2チームが1次ラウンドを突破したのは初。特にデリッツィアは優勝候補に挙げられていたSWHL、フウガドールを押しのけての準決勝進出は誰もが予想できなかった。ただこの上との力の差は大きいのも事実。ギャング、デリッツィアをはじめとした東海勢が今後この成績を続けるには、現状に満足する事なく、更に上を目指す強化が必要となるだろう。

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 さて次に触れなくてはならないのは昨年女王のアルコイリスのグループリーグ敗退。アルコは優勝した丸岡と同じ組で2勝1分、得失点差+27で予選敗退。初めて最終日を観戦する側に回ったた。だこうなった時のアルコイリスは怖い。過去に地域の予選大会で敗退した翌年は必ず全日本優勝を果たしている。アルコイリスの逆襲には注目したい。そして兵庫県勢のSWHL、そして初出場ながら優勝候補の一角にも挙げられたフウガドールは実力を発揮できなかったか。戦術性の高い両チームは12分ハーフの試合では相手に応ずる戦略面よりも高い個人能力やよりシンプルで実直な戦い方が必要なのかもしれない。

 他に気になった点はレギュレーションの問題。試合時間、1次ラウンド突破チーム、または昨年の成績や日本リーグ参戦を考慮しない組み合わせ、12分での試合等、今後のレギュレーションのきっかけになるのではないだろうか。いっそのこと男子のように2週に渡っての開催などの方法も。参加16チームというのは第1回大会から変わっていない事もあり、大きな見直しが必要なのかもしれない。代表強化の為にもよりレベルの高い大会になるレギュレーションを期待したい。

17/11/12
【試合レポート】第14回全日本女子フットサル選手権決勝さいたまサイコロ vs 福井丸岡ラック

 

【決勝】

さいたまサイコロ 2-4 福井丸岡ラック

<得点者>
10分 13番高尾茜利(丸岡)
16分 10番池内天紀(丸岡)
21分 13番高尾茜利(丸岡)
26分 14番初見尚美(サイコロ)
39分 2番横山夢花(丸岡)
40分 9番安奈希沙(サイコロ)

 日本リーグに参加する両チームが勝ち上がった決勝戦。サイコロは初出場、丸岡は3回目、どちらが勝利しても初優勝となる第14回全日本女子フットサル選手権決勝戦は11/12(日)14:00にキックオフされた。試合序盤、サイコロは無理してパスをつながず、GKのロングスローを多用して前線の起点を作ろうと、逆に丸岡はプレスに対してしっかりとボールをつなぎ、縦へのボールを狙う対称的な立ち上がり。またサイコロはカバーリングを意識し、1対1で仕掛ける丸岡に対応。しかし先制点は丸岡が奪う事に。前半10分、11番小林選手が前線でボールを奪い、ドリブルで仕掛けてボールがこぼれたところを13番高尾選手が左足で蹴り込み、これがゴールネットを揺らした。サイコロもこの後のGKとの1対1のピンチもGK12番吉村選手が冷静に対応。サイコロもゴール前でのチャンスを作り出すが、スコアは動けない。逆に前半16分、自陣で奪ったボールを"高尾選手から盗んだ”と話す10番池内選手が緩急をつけた動きで一気にカウンターへ持ち込むと並走した13番高尾選手からのリターンパスを10番池内選手がダイレクトで押し込み、2-0とリードを広げる。前半は2-0のままハーフタイムを迎える。

 後半に入り、すぐにスコアが動く。後半1分、ゴール前で得た間接フリーキックを13番高尾選手がゴール上に豪快に突き刺し、3-0とする。チャンスを決められないサイコロだったが、後半6分にGKスローを収めた7番秋田谷選手がダブルタッチでディフェンスを交わしてシュートを放ったこぼれ球を14番初見選手が押し込み、サイコロが1点を返す。この後は両チームトランジション局面での攻撃が中心となるが、丸岡がやや優勢か。この状況を打開する為にサイコロは残り5分を切ったところから10番堀田選手をGKにしてパワープレーを敢行。精度の高いサイコロのパワープレーで再三チャンスを作るが、逆に丸岡は18分に2番横山選手の自陣からのパワープレー返しが決まりリードを広げる。サイコロは後半20分に9番安選手のバシクルシュートが決まり4-2とするが、その後ゴールを奪う事ができず、ゲームセット。丸岡は3回目の挑戦で初の全日本女王の座を手にした。

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17/11/12
【試合レポート】第14回全日本女子フットサル選手権準決勝福井丸岡ラック vs デリッツィア磐田

 

【準決勝】

福井丸岡ラック 7-3 デリッツィア磐田

<得点者>
1分 10番池内天紀(丸岡)
8分 19番大井恵子(デリッツィア)
10分 9番北川夏奈(丸岡)
11分 13番高尾茜利(丸岡)
18分 11番小林心(丸岡)
19分 14番前田海羽(丸岡)
20分 17番西ヶ谷千乃(デリッツィア)
25分 14番前田海羽(丸岡)
27分 25番北村知子(デリッツィア)
28分 11番小林心(丸岡)

 悲願の初優勝を目指す丸岡の対戦相手は、難しいグループを勝ち上がってきたデリッツィア。丸岡田中監督は昨日の疲労を気にしていたが、不安を打ち消すような先制弾が決まる。キックオフから攻撃をしかけ、左サイドを突破した13番高尾選手が左足でシュートパスを入れると走り込んだ10番池内選手がドンピシャで合わせて丸岡が先制する。しかしデリッツィアも少しずつ落ち着きを取り戻し、得意のカウンターから9番寛野選手が持ち上がるとゴール前のこぼれ球を19番大井選手が押し込み1-1の同点に追い付く。しかし丸岡前半10分、左サイドからのお仕返しを9番北川選手が合わせて2-1と再び勝ち越しに成功する。直後にもコーナーキックから13番高尾選手がゴールを奪い、3-1とリードを広げる。この得点で楽になったか、高校生を起用しはじめた丸岡。逆にデリッツィアも少ない人数で回していた事から、疲労の色も伺える。着実に得点を重ねる丸岡に対して、カウンターからデリッツィアも加点するが、終わってみれば7-3で丸岡が完勝。3年ぶりの決勝へ進出を果たした。

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17/11/12
【試合レポート】第14回全日本女子フットサル選手権準決勝メンバーオブザギャング vs さいたまサイコロ

 

【準決勝】

メンバーオブザギャング vs さいたまサイコロ

<得点者>
8分 9番安奈希沙(サイコロ)
12分 8番高橋彩子(サイコロ)
19分 5番坂本枚侑美(サイコロ)
30分 9番伊藤千沙(ギャング)

 サッカーなでしこリーグをご存知の方々には懐かしい顔ばかりと言われそうな、両チームの対戦。このベースがしっかりとして、チームの戦術コンセプトははっきりしている。噛み合った見応えのある試合展開の中、先制点を奪ったのはサイコロ。前半8分、9番安選手のゴールで1-0リードする。更に12分にも右サイドのキックインからチョンドンでゴール前にクロスを上げるとDFが両チーム競りながらもボールに触れる事ができず、そのままゴールに吸い込まれ2-0とリードを広げる。サイコロのプレスに対してギャングはシンプルにピヴォを狙い、キープ力を生かして押し上げを計る。前半をギャングがリードして折り返して迎えた後半、4分にサイコロが右サイドでキックインを得ると、サインプレイからゴール前に入ってきた5番坂本選手が体で合わせて追加点を奪う。ギャングはシュートまで持ち込むものの、ゴールを割れないでいたが、試合終了残り40秒、9番伊藤千選手の糸を引くようなミドルシュートが決まり1点を返し、一矢報いた。3-1のスコアでサイコロが勝利し、優勝に王手をかけた。

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17/11/11
【試合レポート】第14回全日本女子フットサル選手権1次ラウンドグループD

 

【グループD】

 激戦必死のグループを抜け出したのは伏兵デリッツィア磐田。結成2年目で全日本初出場ながら、高いプレー強度と粘り強い守備で、台風の目と目されていた関東1位のフウガドールを撃破し、優勝経験のあるSWHLとも引き分け、2勝1分の成績で準決勝へ進出を果たした。元々静岡産業大ボニータ出身の選手で結成され、昨年限りで活動停止したFrontierから代表活動に参加経験のある2名が参加した事で安定感が増した感がある。準決勝での丸岡との対戦は非常に興味深い。

 2位は優勝経験のあるSWHレディースフットサルクラブ。1勝2分の無敗ながらグループリーグ敗退となった。山場と言われた初戦のフウガドール戦で勝利し、勢いに乗ると思われたが、残りの2試合では勝ちきれなかった感が強く、持ち前の攻撃力がありながら、得点を重ねる事ができなかった。

 3位は事前予想でも高い評価だったフウガドールすみだレディース。関東での戦いぶりから、優勝候補に挙げられる声もあったが、初戦のSWHLで敗戦を喫し、デリッツィアにも敗れた事で準決勝進出の目がなくなってしまった。サスペンドや選手の怪我、欠場などの要因が重なった事もあるが、実力を発揮できなかったのは、初出場という事もあったか。

 今年戦力補強で全日本出場を果たしたアストゥーロ鹿児島は、どの試合でも接戦を演じ、高い実力を見せたが、グループ最下位となってしまった。しかしサッカーで培った技術やフィジカルの能力は高く、対戦相手を苦しめた。

 

アストゥーロ鹿児島 0-2 デリッツィア磐田

<得点者>
1分 9番寛野未恵(デリッツィア)
19分 オウンゴール(デリッツィア)

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フウガドールすみだレディース 0-1 SWHレディースフットサルクラブ

<得点者>
3分 14番坂田睦(SWHL)

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デリッツィア磐田 3-2 フウガドールすみだレディース

<得点者>
12分 11番駒形奈々(デリッツィア)
18分 6番水谷伊澄(デリッツィア)
22分 19番金子由香里(フウガドール)
23分 1番前原りんご(デリッツィア)
24分 21番勝俣里穂(フウガドール)

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SWHレディースフットサルクラブ 1-1 アストゥーロ鹿児島

<得点者>
16分 10番網城安奈(SWHL)
17分 18番東谷彩香(SWHL)

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アストゥーロ鹿児島 0-1 フウガドールすみだレディース

<得点者>
16分 21番勝俣里穂(フウガドール)

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SWHレディースフットサルクラブ 1-1 デリッツィア磐田

<得点者>
10分 9番上野愛里(SWHL)
14分 16番竹本凪沙(デリッツィア)

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17/11/11
【試合レポート】第14回全日本女子フットサル選手権1次ラウンドグループC

 

【グループC】

 アルコイリス神戸と福井丸岡ラックが同居し、最も注目を集めたグループC。初戦で対決した両チームは1-1のドロー。その後の2試合での得失点差で準決勝進出が決まる事となった。2試合目を終わって優位に立ったのはアルコイリス。12点を荒稼ぎし、丸岡の8点を上回り4点の差を付けた。しかし3戦目は両チームとも更に得点を重ねる。同時開催となった試合は、無失点を守りながら得点を着実に重ねる。前半を終わった時点では得失点差がなくなり、+18で並ぶ。後半は両コートでゴールが上る歓声が交互に起こる、どちらのコートを見たら良いのか分からない展開。タイムアップの笛がなった時には丸岡が20点、アルコは15点を重ね、得失点差で1点上回った丸岡が準決勝進出を決めた。昨年女王のアルコイリスは2勝1分、負けなしの得失点差+27という成績ながら予選リーグ敗退となった。

 メッセ仙台レディースとSC水都キングフィッシャーとの対戦ではメッセ仙台が勝利してメッセ仙台が3位になったが、メッセは得失点差が??30、キングフィッシャーは?25と厳しい全日本の洗礼を浴びた。準決勝進出が得失点差勝負となった事も要因であるが、厳しい言い方ながら、12分ハーフで10点差以上の差がつくのは、各地域の強豪が集まる全日本で見たくはないと感じた。これを糧にもう一度全日本を目指してリベンジして欲しい。

 

メッセ仙台レディース 2-0 SC水都キングフィッシャー

<得点者>
6分 17番佐藤一美(メッセ)
22分 17番佐藤一美(メッセ)

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福井丸岡ラック 1-1 アルコイリス神戸

<得点者>
6分 13番高尾茜利(丸岡)
13分 18番加藤正美(アルコイリス)

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SC水都キングフィッシャー 0-8 福井丸岡ラック

<得点者>
2分 2番横山夢花(丸岡)
4分 9番北川夏奈(丸岡)
4分 9番北川夏奈(丸岡)
5分 9番北川夏奈(丸岡)
11分 オウンゴール(丸岡)
13分 13番高尾茜利(丸岡)
19分 13番高尾茜利(丸岡)
24分 9番北川夏奈(丸岡)

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アルコイリス神戸 12-0 メッセ仙台レディース

<得点者>
5分 3番江口未珂(アルコイリス)
10分 3番江口未珂(アルコイリス)
10分 9番関灘美那子(アルコイリス)
10分 3番江口未珂(アルコイリス)
11分 6番小村美聡(アルコイリス)
12分 18番加藤正美(アルコイリス)
13分 18番加藤正美(アルコイリス)
14分 9番関灘美那子(アルコイリス)
14分 3番江口未珂(アルコイリス)
16分 17番藤田靖香(アルコイリス)
21分 3番江口未珂(アルコイリス)
23分 18番加藤正美(アルコイリス)

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メッセ仙台レディース 0-20 福井丸岡ラック

<得点者>
1分 2番横山夢花(丸岡)
3分 13番高尾茜利(丸岡)
4分 9番北川夏奈(丸岡)
7分 7番田中悠香(丸岡)
7分 13番高尾茜利(丸岡)
9分 9番北川夏奈(丸岡)
9分 2番横山夢花(丸岡)
11分 13番高尾茜利(丸岡)
11分 9番北川夏奈(丸岡)
12分 13番高尾茜利(丸岡)
14分 9番北川夏奈(丸岡)
14分 13番高尾茜利(丸岡)
16分 10番池内天紀(丸岡)
17分 11番小林心(丸岡)
20分 9番北川夏奈(丸岡)
21分 13番高尾茜利(丸岡)
23分 9番北川夏奈(丸岡)
23分 13番高尾茜利(丸岡)
24分 13番高尾茜利(丸岡)
24分 13番高尾茜利(丸岡)

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アルコイリス神戸 15-0 SC水都キングフィッシャー

<得点者>
3分 18番加藤正美(アルコイリス)
4分 19番若林エリ(アルコイリス)
4分 9番関灘美那子(アルコイリス)
9分 3番江口未珂(アルコイリス)
10分 9番関灘美那子(アルコイリス)
12分 18番加藤正美(アルコイリス)
15分 9番関灘美那子(アルコイリス)
15分 3番江口未珂(アルコイリス)
17分 6番小村美聡(アルコイリス)
18分 3番江口未珂(アルコイリス)
19分 3番江口未珂(アルコイリス)
21分 18番加藤正美(アルコイリス)
21分 9番関灘美那子(アルコイリス)
22分 18番加藤正美(アルコイリス)
22分 3番江口未珂(アルコイリス)

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17/11/11
【試合レポート】第14回全日本女子フットサル選手権1次ラウンドグループB

 

【グループB】

 下馬評通り日本リーグ参加チームであるさいたまサイコロがグループリーグ唯一の3連勝で初の4強へ駒を進めた。結果だけを見れば盤石とは思えるが、いずれの試合も先手を取られたり、勝ち越されたししながらの勝利。準決勝進出を見据えてターンオーバーを採用したりしながらも準決勝進出を果たした。

 サイコロ以外は3チームが1勝2敗で並ぶ、混戦。得失点差で2位を獲得したのはバンブグリーンパークレディース。初戦でサイコロ相手に2点を先制しながらも逆転負けを喫し、2戦目もコラッサに敗戦だったが、3戦目でようやくらしさが見え、2-0と快勝。たらればは禁物だが、不完全燃焼となった。

 3位は九州のコラッサ福岡が入った。初戦レイナージョに敗戦となったが、2戦目でバンブに勝利。サイコロ相手に健闘を見せたが、2敗目を喫し、3位となった。4年ぶりの全日本だったが、戦力の充実ぶりが伺えた。

 得失点差で最下位となってしまったのは地元レイナージョ。地元の声援を受けて検討したが、攻撃面で個に頼る部分もあり、得点を重ねる事ができなかった。しかし若手の実力もあり、経験を積めば更に上が望める好チームだった。

 

さいたまサイコロ 3-2 バンブグリーンパークレディース

<得点者>
3分 9番金房夏希(バンブ)
7分 10番野木亜希子(バンブ)
8分 9番安奈希沙(サイコロ)
13分 オウンゴール(サイコロ)
15分 8番高橋彩子(サイコロ)

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コラッサ福岡 0-1 レイナージョ

<得点者>
16分 17番堀真依子(レイナージョ)

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バンブグリーンパークレディース 1-2 コラッサ福岡

<得点者>
7分 11番藤岡理沙(コラッサ)
17分 13番岡村亜希(コラッサ)
19分 10番野木亜希子(バンブ)

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レイナージョ 2-4 さいたまサイコロ

<得点者>
5分 11番吉川紗代(サイコロ)
6分 10番森美里(レイナージョ)
7分 8番酒井ちなみ(レイナージョ)
8分 7番秋田谷美里(サイコロ)
10分 6番木原梢(サイコロ)
21分 10番堀田えり子(サイコロ)

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さいたまサイコロ 3-1 コラッサ福岡

<得点者>
9分 14番初見尚美(サイコロ)
13分 13番岡村亜希(コラッサ)
15分 5番坂本枚侑美(サイコロ)
17分 6番木原梢(サイコロ)

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レイナージョ 0-2 バンブグリーンパークレディース

<得点者>
4分 14番菊池京佳(バンブ)
13分 4番田端麻里(バンブ)

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17/11/11
【試合レポート】第14回全日本女子フットサル選手権1次ラウンドグループA

 

【グループA】

 地域リーグの強豪3チームに初出場の八戸学院大学が入るこのグループを制したのは東海での実績No.1のギャング。第7回大会以来の準決勝進出となった。ここ2年、全日本の舞台に立つものの、なかなか勝利を得る事ができなかったが、今大会は2勝1分の成績で勝ち上がる事ができた。経験豊富なベテランと若手の融合が図れば初の決勝の舞台も夢ではない。

 2位に入ったのは中国地域のジュンジーズ。初戦の地元コルミージョに勝利し、八戸学院大学にも競り勝ち、2勝1敗と過去最高の成績を挙げた。昨年はFUTSAL地域女子チャンピオンズリーグにも出場しており、今季も中国リーグで首位を狙う位置にあり、チーム力が上向きになっていると思われる。

 3位は地元のコルミージョが入った。道大会で2年連続3位の十勝甲山レディースを破り、7年連続出場を決めた全国常連コルミージョは首位のギャングに引き分けるなど健闘を見せたが、今年も準決勝進出は果たせなかった。

 4位には初出場の八戸学院大学。粗削りながら非凡な才能を見せるチーム。球際の強さや、最後まで諦めない姿勢は見習うべき点も多い。是非継続して大会に参加し続け、また卒場後も何らかの形でフットサルを続けて欲しいと感じる程の内容だった。

 

サフィルヴァ コルミージョ 2-5 ジュンジーズFFミネルバ

<得点者>
6分 11番加藤沙織(コルミージョ)
7分 4番大森真由奈(ジュンジーズ)
10分 8番長野亜幸紗(ジュンジーズ)
14分 4番大森真由奈(ジュンジーズ)
15分 10番吉本安未(ジュンジーズ)
23分 5番長谷川ちひろ(コルミージョ)
24分 5番阿部なるみ(ジュンジーズ)

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メンバーオブザギャング 2-1 八戸学院大学女子サッカー部

<得点者>
6分 9番續橋琴菜(八戸学院大)
10分 4番伊藤沙世(ギャング)
16分 10番小山美佳(ギャング)

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ジュンジーズFFミネルバ 0-2 メンバーオブザギャング

<得点者>
12分 4番伊藤沙世(ギャング)
18分 9番伊藤千咲(ギャング)

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八戸学院大学女子サッカー部 0-1 サフィルヴァコルミージョ

<得点者>
5分 11番加藤沙織(コルミージョ)

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サフィルバコルミージョ 2-2 メンバーオブザギャング

<得点者>
2分 3番櫻田由佳(コルミージョ)
7分 19番榎木園美加(ギャング)
16分 19番榎園美加(ギャング)
22分 5番長谷川ちひろ(コルミージョ)

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八戸学院大学女子サッカー部 2-4 ジュンジーズFFミネルバ

<得点者>
3分 9番續橋琴菜(八戸学院大)
3分 10番高畠早奈恵(八戸学院大)
9分 14番真鍋亜矢子(ジュンジーズ)
15分 4番大森真由奈(ジュンジーズ)
17番 11番岡本沙耶(ジュンジーズ)
22分 7番中松真優(ジュンジーズ)

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17/11/06
【大会展望】第14回全日本女子フットサル選手権

 

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 いよいよ第14回全日本女子フットサル選手権まで1週間を切った。今年は11/10(金)〜12(日)のスケジュール、4年連続で北海道の地で行われ、昨年に引き続き北海きたえ〜るに全国の予選を勝ち抜いた16チームが集結する。昨年と今年の出場枠は北信越が1減、九州が1増という形になった。過去優勝経験があるのはアルコイリス神戸、SWHレディースフットサルクラブの2チーム。関西勢優勢の流れの中、昨年の決勝を戦った両チームが優勝候補である事は間違いない。この2チームに続くのは日本リーグ勢の丸岡RUCK、SAICOLOと思われる。今回注目したいのはフウガドールすみだレディース。関東大会ではバルドラール浦安ラス・ボニータス、さいたまサイコロの日本リーグ2チームを下し優勝。代表経験者5名を擁し、現在関東リーグでも首位に立っている。名前が挙がったチームだけでなく、各地域の代表はいずれも劣らぬ強豪ばかり。それではグループ毎に見てみよう。

 

【グループA】

サフィルヴァ コルミージョ(北海道/開催地)※7年連続7回目
メンバー オブ ザ ギャング(東海1/三重県)※3年連続11回目
八戸学院大学女子サッカー部(東北1/青森県)※初出場
ジュンジーズFFミネルバ(中国/山口県)※5年ぶり4回目

 地元コルミージョ、そして最多の11回出場を誇るギャング、ジュンジーズを中心に繰り広げられる事は間違いないが、不気味なのは八戸学院大学。大学チームの出場は武蔵丘短期大学以来だが、そのムサタンは初出場初優勝を果たしており、毎日練習できる大学チームのフィジカルは脅威。初出場で東北を制した勢いを全国の舞台に持ち込む事ができるか。

 

【グループB】

さいたまサイコロ(関東2/埼玉県)※2年連続2回目
コラッサ福岡(九州2/福岡県)※4年ぶり4回目
レイナージョ(北海道)※3年ぶり2回目
バンブグリーンパークレディース(関西3/京都府)※5年ぶり3回目

 日本リーグのサイコロ中心に繰り広げられるはずだが、いずれも過去に全日本出増経験のあるチームが強豪が揃ったグループ。どの試合も拮抗した試合になる事が予想され、その中で引き分けが発生し、混戦に持ち込めばどこが勝ち抜いてもおかしくない状況になる可能性がある。初日からどの試合も目が離せない。

 

【グループC】

メッセ仙台レディース(東北2/宮城県)※初出場
福井丸岡RUCK(北信越/福井県)※6年連続6回目
アルコイリス神戸(関西1/兵庫県)※3年連続7回目
SC水都キングフィッシャー(四国/愛媛県)※初出場

 今大会の抽選で一番の驚きだったのが、アルコイリスと丸岡が同じグループになり、どちらかが予選グループで敗退となってしまう事実。しかも初日の第1戦目に激突し、11/10(金)12:20にいきなりの山場を迎える。この2強に対してメッセ仙台、キングフィッシャーはどこまで食い下がれるのか。

 

【グループD】

アストゥーロ鹿児島(九州1/鹿児島県)※3年ぶり2回目
フウガドールすみだレディース(関東1/東京都)※初出場
SWHレディースフットサルクラブ(関西2/兵庫県)※2年連続4回目
デリッツィア磐田(東海2/静岡県)※初出場

 注目がCグループに注がれるが、実はこのグループも興味深い。昨季の地域CLに出場したアストゥーロ、フウガドール、SWHLの3チームに加えて、東海で成長著しいデリッツィアが入った。そしてこのグループも初日に大一番フウガドールとSWHLの対戦が見られる。

 

 グループ毎でも書いたが、どのグループでも金曜日から注目カードが目白押し。初日から3日間観戦が楽しめそうだ。今からでも休暇を取って金曜日から、いや前日木曜日に北海道入りしても損はないだろう。