フットサル日本女子代表の最近のブログ記事

18/08/16
フットサル日本女子代表ポルトガル遠征メンバー紹介

 

afcwfutsal2018qf0020.jpg

 8/16(木)日本サッカー協会からフットサル日本女子代表のポルトガル遠征のスケジュールをメンバーが発表された。

http://www.jfa.jp/news/00018457

 

 

監督:木暮 賢一郎 コグレ ケンイチロウ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
afcwfutsal2018final1240.jpg
 


GKコーチ:内山 慶太郎 ウチヤマ ケイタロウ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
afcwfutsal2018qf0157.jpg
 

フィジカルコーチ:下地 達朗 シモジ タツアキ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
afcwfutsal2018qf0153.jpg

 

GK
1 山本 彩加 ヤマモト アヤカ(SWHレディースフットサルクラブ)

 2013年の初招集以降代表に定着。いまや押しも押されぬ正GKに。長い手足を使った素早い反応でゴールを守る。
selecao2018porto0014.jpg


12 山本 楓果 ヤマモト フウカ(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)

 北海道の若きGKが嬉しい初招集。思い切りの良い飛び出しと強い体幹を活かしたセービングが特徴。GK争いに新たに表れたニューカマー。
selecao2018porto0002.jpg

FP
5 小林 海咲 コバヤシ ミサキ(Futsal Clube UNIAO Ladies)

 トリムカップでフットサル日本女子選抜に選出後、今季より日本リーグUNIAOへ移籍。強いフィジカルと強烈なシュートを放つレフティーが代表定着を狙う。
selecao2018porto0008.jpg


2 加藤 正美 カトウ マサミ(アルコイリス神戸)

 2016年に代表候補として招集後、常に代表に定着し、代表チームのダイナモとして欠かせない存在に成長。チームを引っ張る役割に期待。

selecao2018porto0010.jpg


8 網城 安奈 アミシロ アンナ(SWHレディースフットサルクラブ)

 AFC2018で代表復帰すると4試合連続MVPを獲得する活躍。快速ドリブルと高い決定力で木暮体制下で信頼を確固たるものにしたい。

selecao2018porto0012.jpg


7 平井 佑果 ヒライ ユウカ(アルコイリス神戸)

 2016年の代表キャンプに招集されて以降、久々の代表招集。今季好調を維持しており、国際経験も豊富な貴重なレフティーとして期待がかかる。
selecao2018porto0011.jpg


6 縄田 三佳 ナワタ ミカ(東京府中アスレティックFCプリメイラ)

 府中の若きフィクソが代表初招集。堅実なプレーが特徴でチームではパワープレーの時のGKをこなすクレバーな選手。
selecao2018porto0007.jpg


14 藤田 実桜 フジタ ミオ(東京府中アスレティックFCプリメイラ)

 AFCでも活躍し、代表チームの中心として信頼を勝ち得たオールラウンダー。パス、ドリブル、シュートいずれも非凡な才能を見せる。
selecao2018porto0001.jpg


15 伊藤 果穂 イトウ カホ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)

 過去にトリムカップで得点女王を得た経歴もあるが、今季浦安に移籍してフィクソとして新境地を開拓。突破力と得点力のあるフィクソとして期待される。
selecao2018porto0006.jpg


3 江口 未珂 エグチ ミカ(アルコイリス神戸)

 AFC2018では実力を発揮しきれず悔しい結果に。強いフィジカルと得点の形を持つ、日本屈指のストライカーとしてポルトガルにどれだけ通用するか要注目。
selecao2018porto0015.jpg


9 江川 涼 エガワ リョウ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)

 ピヴォへの転向を機に代表に定着し、フィジカルの強いオールラウンダーとしてAFCでも活躍。初の欧州との対戦で更なる飛躍のきっかけを掴みたい。
selecao2018porto0013.jpg


11 北川 夏奈 キタガワ カナ(福井丸岡RUCK)

 AFC2018では代表を外れたが、日本を代表する経験豊富な若き大型ピヴォ。世界に通用するピヴォを求める木暮監督の信頼を掴みたい。
selecao2018porto0004.jpg


13 高尾 茜利 タカオ アカリ(福井丸岡RUCK)

 AFC2018では怪我の回復が間に合わず招集は見送られたが、スピード感あふれるドリブルから放つ強烈なシュートは国内でも屈指。
selecao2018porto0003.jpg


4 山川 里佳子 ヤマカワ リカコ(福井丸岡RUCK)

 ユースオリンピックの出場資格を持つピヴォは相手の力を利用した反転からの得点パターンを持つ。課題と言われた守備を克服し、代表定着を狙う。

selecao2018porto0009.jpg

 

<スケジュール>

8/31(金)PM トレーニング
9/1(土)AM/PM トレーニング
9/2(日)AM トレーニング
     20:30 vs.フットサルポルトガル女子代表

9/3(日)20:30 vs.フットサルポルトガル女子代表
 

 

18/05/22
【大会総括】AFC女子フットサル選手権タイ2018

 

afcwfutsal2018final1578.jpg

 

 2015年に第1回大会が開催されたAFC女子フットサル選手権は決勝でイランに惜敗し、準優勝。そして木暮賢一郎氏を新監督に迎えた今大会も同じくイランに敗戦を喫し、2大会連続準優勝となったフットサル日本女子代表。今回のメンバーは、ベテランの復帰等の話題性もあり、伊藤前監督体制から7名が入れ替え、新たに14番藤田美桜選手がキャプテンマークを巻く事となった。
 
 国内で2日の合宿と1試合のトレーニングマッチを経て大会の開催地であるバンコクへ入り、現地でもトレーニンマッチを実施。そして予選リーグを迎えた日本は初戦のレバノン戦で5-1と幸先良いスタートを切ると、2戦目のバーレーン戦でも13-0と快勝。順調に勝ち星を重ね、ノックアウトステージ進出を決定。更に3戦目の結果如何では準々決勝で前回大会優勝のイランと対戦する事になるだけに、大いに注目されたが、チャレンジをしながらも中国に競り勝ち、見事3連勝で準々決勝進出を決めた。準々決勝のウズベキスタン戦では終始相手を圧倒。選手に経験を積ませながら、地元タイとの準決勝を迎える事となった。
 
 準決勝は地元の大声援を受けたタイ相手だったが、選手の成長が見られる試合だった。引いてカウンター攻撃を受ける事もあったが、攻撃は単発であり、スコアこそ2-1だったが試合の主導権は常に日本が握っていた。チャンスに確実に決められていればもっと楽な試合だったかもしれない。そして迎えた決勝戦は準決勝同様に前半はイランを圧倒。ここでも先に得点を決めていれば、結果は変わっていたかもしれない。それだけ前半の日本は優勢だった。しかし後半の失点から流れは一気にイランに。流れをつかみきれなかった日本は前回大会同様に準優勝で大会を終えた。
 
 日本の戦いぶりは、大会全体を見ても一番戦術的であり、先進的だった事は間違いない。しかしそれだけでは大会に勝つ事はできなかった。試合後の記者会見で木暮監督は「これだけハイレベルなコンペティションは国内にはない。」と語った。確かに日本女子フットサルリーグであっても1巡しかされず、地域リーグでも年間10試合前後。しかし恐らくアジアのどの国でも国内のリーグ戦で、これだけのレベルのコンペティションの経験をを得る事はできないはず。それでは他の国はどうしているのだろうか。それは活動日程の増加と海外遠征だ。イラン代表はヨーロッパ遠征を数回行い、ヨーロッパの強豪と試合を重ねてきた。タイは積極的に代表活動を重ね、2017年8月にはタイ代表が日本へ遠征し、日本リーグの福井丸岡RUCKやバルドラール浦安ラス・ボニータス等とトレーニングマッチを開催。2018年3月には中国代表が同じく日本に遠征。東京都選抜、府中アスレティックFCプリメイラ、バルドラール浦安ラス・ボニータス、TapaZida、フウガドールすみだレディースと対戦している。特にこの中国代表の試合の映像を何試合か見たが、今回のAFC女子フットサル選手権を見て、正直ここまで成長できるのかと驚いた程。いずれのチームも一か月単位で強化策を図っており、それだけ強化の為にも代表活動の増加は必須とも言える。逆に新監督となって初めての大会、僅か1週間余りの準備期間という事をを考えれば今大会、日本はチームとして短い時間でここまで成長できた事、そしてこの結果は上出来と言えるのではないかと感じています。だからこそ木暮監督及びスタッフと選手には本当に頑張ったと言えるだろう。
 
 しかし結果は受け止めるべきであり、アジアの女王に君臨する為には、代表活動が少ないからとそれだけのせいにする事はできない。日常でできる事からしなくてはならず、JFA、日本フットサル連盟を始めた各地域のフットサル連盟、クラブチーム、指導者、選手がいまできる事をしていかなくてはならない。木暮監督も「日常にアプローチしたい」とコメントしており、チームとの連携も多くなると思われる。次は2020年開催と言われているAFC女子フットサル選手権の戦いは既に始まっている。
 
 
18/05/15
【インタビュー】フットサル日本女子代表3番江口未珂選手「自分に足りないのは自信です」

 

afcwfutsal2018final0467.jpg

 

今大会3得点をマークした江口選手。日本フットサル連盟小倉会長の言葉でもあったように、新しい日本のエースと期待されて臨んだAFCはどうだったのだろうか。

 

 - 初めての代表は悔しい結果になりました。決勝を振り返って下さい。

江口選手:まず決勝で初めて先制点を獲られてしまって、流れが悪くなってしまって、イランにどんどん点を獲られ、結果パワープレーでしか返す事ができないという事になってしまいました。その中で失点もしてしまって、追い付けず、負けてしまったという印象です。

 - 初めての代表活動、振り返ってみていかがでしたか?

江口選手:普段チームでやっていない事をたくさん覚えなくてはいけない事があって、セットプレーや定位置攻撃だったり、覚えるのに時間がかかって、難しい練習とかもあったりして大変でした。

 - いつもの江口さんらしさ、思い切りさが足りなかったのが歯痒いように感じました。

江口選手:戦術をやろうとやろうと頭の中で考え過ぎていた部分があって、いつもだとシュートをどんどん打っているんですが、なかなかシュートに持っていく事ができなかったり、打っても入らなかったりして、そして自分で入らないからと慌ててしまってりしてしまい、チームへの貢献がなかなかできなかったです。

 - 自分の中で足りなかったのかなと思う部分は何ですか?

江口選手:一番は自信だと思います。シュートが入らないと、それだけで自信なさそうにプレーしていた試合もあって、木暮監督にも声をかけていただいた事もありました。なかなか難しかったです。

 - 次選ばれるとしたら、どういったところを改善して選ばれたいと思いますか?

江口選手:自分の持っている良いものをもっと出せるようにして+教えてもらった戦術を取り入れて、その中で自分のプレーが出せるようにしたいなと思います。

18/05/15
【インタビュー】フットサル日本女子代表杉山藍子選手「チームの為になる事を精一杯やりました」

 

afcwfutsal2018final0931.jpg

 

今回GKは2人。1試合のみの出場に甘んじた杉山選手。それでも審判に注意される程、ベンチから選手を鼓舞し続けた守護神の思う所は。

 

 - かなり悔しい想いをしたのではないでしょうか。結果としても自身の出場についても。

杉山選手:そうですね、常に準備はしていたので出場時間という意味では悔しかったです。でもチームの為に自分ができる事は精一杯やってきたので、その部分に関しは後悔は全くないです。

 - 今まで悔しい想いをして、それをバネに成長してきたのを見ていました。いま自分に必要な事を痛感した事はありますか?

杉山選手:例えば、トリムカップで兵庫に勝てなかった事とか、関西の個の力という部分、今回だとシュートのスピード等になかなか慣れなくて、追い付くまでに少し時間がかかってしまったので、まずは自分の所属チームが関西勢に勝てる事と、東京都選抜で兵庫県選抜に勝てるという事を一番の目標にしてやっていければ、この舞台に立てる一番の近道だと思っています。次に立てた時にはチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。

18/05/15
【インタビュー】フットサル日本女子代表5番勝俣里穂選手「全然足りませんでした・・・」

 

afcwfutsal2018final0456.jpg

決勝が終わってサポーターに挨拶に行った時に他の選手とは違う悔しさをにじませていた勝俣選手。決勝戦の出場時間は短く、試合終盤パワープレーで起用されたが、それも時間は僅かで、すぐに左利きの四井選手に替わった。いつもは楽しそうにプレーする勝俣選手からは程遠い表情だった。

 

 - 今日は思うように出場時間も得られず、悔しかったと思います。今大会全体でも構いません、印象を聞かせて下さい。

勝俣選手:これが今の自分の・・・いまの自分がこれなのかなと・・・。

 - 何が足りなかったのかなと思っていますか?

勝俣選手:・・・どうですかね・・・、全体的に・・・全然・・・足りなかったと思っています。

 - 次へ向けてのイメージはありますか?

勝俣選手:次・・・。(目を潤ませ、長い沈黙)本当にアジアの頂点に立つ為に本当にやっていくしかないと思っているので、自分自身とも向き合って、しっかり成長してこの舞台に戻ってきたいと思います。

18/05/15
【試合後囲み取材】木暮監督(2)

 

afcwfutsal2018final1240.jpg

 

【試合後記者会見】木暮監督(1)

 - 後半失点してから、経験として積めなかった部分が出てしまったのかなと思いますが、監督としては4連続失点の場面はどのように感じましたか。

木暮監督:起きるか起きないかで言えば、当然ハーフタイムにも話をしました。自分達にチャンスが多いけど、イランに先に点を取られる可能性もあるし、そこで崩れて連続失点してはいけないと。2点目の当たって入ってしまったとかというのもイランは狙っているといのも映像で何度も見せました。そういう相手のメリットがあっての失点というよりは自分達がプレゼントしてしまったというのは、どう止めるというのは、そういう日常をどれだけ経験しているかという事しかないですね。トレーニングできない、追求しきれない部分であると思います。それが本来のプロであれば、そういう決定的なミスを犯していけば、試合に出られなくなるとか、チームが無くなるとか、どの競技でも起こり得る事です。だからこそ選手はミスをしない、常に高いパフォーマンスを求められるのだと思います。今の女子の現状で行くと、そこを普段クラブで求めらるかと言えば、求められていないでしょうし、トレーニングの回数が少なかったりだとか、中心選手はミスがあったとしても長く出ざるを得ないでしょう。それは男子のFリーグでも起きている事であると思いますので、多くを求めるのは酷な事だとは思いますが、少しずつでもやれる事は、こういった事を伝えていく、起きないようにする事だと思います。

 理想は国内がそういった激しいリーグになって、ミスとかにこだわって、そういう評価をされて、また代表の試合や海外遠征があって、勝ちや負けとか成功、失敗を体験しながら成長していくのだと思いますけれども、いきなり多くを求めるのは酷だと思いますし、そういう限られたリソースの中で、決勝まで大きなミスもなく、高いレベルでやり続けてくれた事は、見方を変えれば素晴らしい事だと思います。たらればになりますが、勝ってきたという事でそこをリアルに体験できず、最後の試合に出てしまったというのは自分自身で経験してますし、見てきましたし、男子の男子A代表のイラン戦でも近い現象は起きているという事だと思っています。いきなり劇的にそういったものがなくなるというのは難しいと思いますが、2015年も今回もイランとのAFCの決勝で多くのチャンスを作りながら、決めきる事ができなくて、負けているという、この2つの大会にで起きている結果、内容というのが示していると思いますので、そこを本気で変えていくという、ぼくらコーチングスタッフ、そして選手14人+ここを目指したいという選手、そして各クラブのコーチングスタッフが本当に本気でイランに勝ちたい、本気でアジアのタイトルを獲りたいという所が、そもそも全員がコミットしているかどうか分からない状況だと思っています。それはかつての自分達も同じように少しずつそういう仲間が増えてイランに勝ちたい、アジアのチャンピオンを獲りたい、日本のフットサルを変えたいと思う選手やクラブが増えてきて、成長してきたと思うので。

 やはり女子も同じで、この決勝をYoutubeで見ている選手とか指導者とかいると思いますが、そういう方達が、「またか」とか「なんであそこでミスするんだ」とか思われると思いますが、それはここに来なくては分からない事だったりだとか、本気で目指そうと思うからこそ理解できる事だったり、そもそもそこを目指してなければ、ミスしたで終わったり、「負けたじゃないかなんでミスしたんだ」だと思うんです。そういう意味では女子フットサル全体がその同じ目標を持って行く、本気でアジアのチャンピオンになりたいという選手が増えてきて、そういった選手を育てたいうクラブや指導者が増えてきて、そういう選手、クラブ間での切磋琢磨が起きた、そういうグループが大きくなっていく、そういうものが代表の活動の中でそこでまた競争があってというサイクルを作り出せる事が大事だと思います。すごく道のりは大変だと思いますが、間違いなく正しい道を歩んでいるんだと思います。

 - 短期間でできる事が増えている事は明らかでチームのポテンシャルはあるように感じています。言い方は悪いですが、指導者がちゃんとやっていれば、もう少しレベルが高い人が普通にやっていればという事もあるのかなと感じます。

木暮監督:ベースの日常でのフットサルというスポーツの特性というのが、各クラブ選手によってバラつきがあるのは事実だと思っています。代表チームというのはクラブがあってこそだと思いますし、そこでの中身というのが日本代表に反映されるという事でもあると思います。自分がこれからできる事は、各チームを回ってだとか、リーグを見てとか、多くの指導者と触れ合って、勝負の厳しさとか、イランに勝つには何が必要か、何が足りていないのか、そういったものをしつこい位にアプローチして理解してもらって、みんなで2年後に向けていく事が必要だと思います。そしてユースオリンピックに出られる事になれば、若い選手に機会ができます。アジアの国以外は出場国が決まっていてブラジル、アルゼンチン、スペイン、ポルトガル、そういうものを高校生達が経験できるというのは、現状の女子のフットサルの活動回数を考えれば素晴らしい財産であり、経験になると思っています。AFCで2位以内に入ったという事で権利は得たと聞いていますが、その先の事は自分には分からないです。実現すれば凄く良い機会になると思います。

 この後の女子活動回数など分からないですけれども、そういったものを言い訳にせず、何とか日常を変えていく為に、ここに来た14人にもそういう話はしてきていますし、、決勝終わった後にもそういう話をして、理解はしてくれていると思っています。まずは彼女達から変わっていって多くの選手に伝えていってもらう、そしてメディアの方々にも伝えてもらっていって欲しいです。地味かもしれないですが、やり続けていく事が必要だと思います。もちろん今日勝って帰る事を目指していましたけれども、まずイランはチャンピオンに値する努力と活動があったりしているのも、彼女達の側面からすれば、プライドとかかけてきた時間やお金もあるでしょうし、そこのやり合いです。工夫して2年後には絶対にという想いでいます。

 - 次は2020年ですか?

木暮監督:聞いている所では、2019年ではなく2020年かと。アジアインドアと同じ年にしないようにする意図があるとかないとか。来年なのか再来年かはまだ確定してはいないのかもしれませんが、次のAFCでは必ず。ただ中国であったり、強化している国はもちろんあるので、イランだけを見るのではなく、チャンピオンを目指します。

 - 記者会見でユースオリンピックのラージリストがあると話しが出ましたが、出場できる前提でどういった選手が対象になるのでしょうか。予想するに日本リーグ等に所属する高校生や過去にトリムカップでフットサル日本女子選抜に選ばれた選手等が挙げられますが

木暮監督:ラージリストに関しては規定に従って締め切りがあって、この大会で権利を獲る前からJOCに提出しています。選手としては挙げられた予想の通りかと思います。年齢制限があるので現状日本リーグや地域リーグのフットサルのリーグに出ている選手を選抜し、昨年、今年のトリムで日本選抜を経験している選手がベースになります。見てない選手を入れる事はしていません。

 - 各チームの指導者に求めたい事はなんですか?

木暮監督:一つはフィジカルという一言ではなくて、怪我で会ったり、代表に来たら強度の高いトレーニング、そしてハードなスケジュールというものをやっていかないといけません。今大会も中1日で練習して試合してという事をやっています。それに耐え得るベース作りというのは必要だと思います。今回も下地フィジカルコーチから、ラージリストの25名の選手にはメニューを送って練習をしてもらいながら進めてきましたが、あくまで自己申告ですし、チェックをしきれている訳ではないです。例えば昨年日本リーグのチャンピオンのarco-iris KOBEは週2回しかトレーニングしていないですし、そういうクラブもあれば、週3だったり、クラブによってまちまちです。

 戦術的なものは好みですから、日本代表でやっている事でしたり、自分が用いているものを真似してくれとは思わないですが、シンプルに例えばパワープレーが攻撃も守備も行われる、なぜならばやった事がない選手が多ければゼロベースになり、スタートが遅い事になります。システムは別としてパワープレーはこういうものだ、守備はこうだ、オフェンスはこうだ、セットプレーの守備はこうだ、体の向きはどうだとか、そういう所をやっていく、ただ好きにやるのではなくてチームとしてのガイドラインを決めていく。そういう事もまだままならない部分もあります。そういう事を少しずつきっちりと監督がクラブのプレーモデルとかやり方というのを徹底してできる、そういったものを吸収して体現しなくてはいけない、体現する努力をする、個人の能力の向上とコレクティブなチームスポーツとしてフットサルという事を指導者が理解してやっていく、いろんなシステムだったり、いろんなやり方に対応できるようにそんな選手が増えていくようになれば強い日本代表のベースは各クラブが握っていると思います。

 イランやタイに比べて日本は2か月も3か月もクラブチームのように活動ができるという現実はないので。もちろん視察に行ってとかタレントキャラバンであるとか、必要であれば情報交換だったりはできますが、プレーの精度を上げていく、インテンシティを上げていく、フィジカルを向上させていく、そこは各クラブに求めるといのは私達としては必要な事です。アプローチはどんどんしていきますが、指導者の方もアジアで勝ちたい、そこに行ける選手を育てたい、そういうクラブにしていきたい、例えば日本リーグに出ている選手達の目標になり、そこに見えているという方向付けは必要なのかなと思います。なんとなくやっているのではなく、より具体的なものを共有できるような事をしていきたいと思います。

18/05/14
【試合後記者会見】木暮監督(1)

 

afcwfutsal2018final1143.jpg

 

 - 今日の試合はいかがでしたでしょうか。

木暮監督:前半とても良いフットサルをしたと思っていますし、決める所で決められなかった、そこに尽きるかと思います。でも選手は非常に短い準備期間の中、そしてイランより1試合多い中、最後まで全力を尽くしてくれたと思いますし、取り組みという面では本当に選手達を称えたいと思います。

 - 前半多くのチャンスがありながら、後半にイランの攻勢を許してしまった原因は何だと思いますか?

木暮監督:こういうハイレベルな大会は、日本の女子のフットサルの日常にはなく、一つのシュートが、ひとつのパスとか、ひとつのミスとかで日常が変わってしまうようなプロのような環境は、残念ながらそういうコンペティションの日常がないというのが現状で、代表チームとしての活動もそうですが、そういったものが、ハイレベルな決勝という舞台で負けたしまったのかなと。ただそういったものを努力して越えていく事が必要だと思っています。よりリアルなトレーニングであるといったところから改善していきたいなと思います。

 - お話があったように、準備期間が少なかったり、世界と戦う機会だと日本にいると少ないと思いますが、どう変わっていく事が必要だと思いますか

木暮監督:最初のミーティングで準備期間は短いけれども、それを言い訳にせずにベストを尽くそうという話はしました。そう意味ではチャンピオンになるギリギリまで行けたというのは選手の事を称えたいとおもいます。ただそうは言ってもレベルを上げていくという所では、国際試合であるとか、合宿の回数であるとか、必要か必要でないかと言えば、間違いなく必要だと思っていますけれども、そこは、こういうチャンスをものしてですとか、大会での結果やパフォーマンスという所で、少しずつ変わっていくでしょうし、変えていくという努力をしてきたという事で、決勝まで負けずにユースオリンピックに出られという成果があったり、そういう僅かな活動の中でも良いフットサルをして認めてもらえるような、そういう事を信じて努力していく事が必要だと思っています。男子のフットサルも10年以上というのは同じ道を辿ってきていますし、自分にとっては一度経験しているプロセスだと思っていますし、女子も男子と同じプロセスを辿れば、2020年には必ずチャンピオンになれると思っていますし、今日からそこに向けてスタートしていくという気持ちでいます。

 - ユースオリンピックについての展望はいかがですか?

木暮監督:まずは出場できるという事が決まる事が先ですが、当然準備を始めていてラージリストもありますし、最大の準備をしたいと思います。

 - 監督は選手としてイランと対戦してきました。女子の指揮官として初めて対戦したイランの印象はいかがですか?

 - かつてと一緒だと思います。選手にも話しましたが、自分が選手で初めてイランと対戦した時は8-0とか8-1で負けていましたし、今日のような決勝で負けるという光景は何度も見て、悔しい想いをしてきました。次こそイランに勝ちたい、次は自分達だと思い続けて、トレーニングをした集団が数年かけてイランを超える瞬間を迎えたという経験を自分自身経験しましたので、間違いなく同じ道だと思います。2015年に続いて今回も負けているというイランという国に、追い付く為に各選手が本当に努力をしていかないといけないと思いますし、この悔しさを忘れる事なく、日常から努力が必要です。そこに対して自分は出来る事を最大にやって、次は必ず優勝できるように、そういう意味で同じだと思っていて、次は必ず勝てるようにと思っています。

 - 木暮監督として、いくつかある選択肢の中で、いま何が一番必要だと思っていますか?例えば海外遠征だとか、合宿の増加、リーグの充実など

木暮監督:もちろん全部ですけれども、先程選手に言ったのは、正直クラブで監督がいないチームというのもありますし、練習量もバラバラですから、現状すぐに改善できるものは、この今回来た14人の選手が合宿、大会中に学んだ事や感じた事、できた事、できなかった事を努力するだけではなく、各チームのチームメイト達に代表はこうだった、こういう事が起きてうまくいった、うまくいかなくて負けてしまったという事を伝えていく、日本で待っている多くの選手達が、この14名から良い影響を受けて、私達も必ず代表に入りたいというサイクルを創り出す以外、、現実的にすぐ何かを変えるという事はできないと思っています。

※記者会見は時間の都合で以上で終了。続きは囲み取材で

【試合後囲み取材】木暮監督(2)

18/05/12
【試合レポート】AFC女子フットサル選手権タイ2018決勝フットサル日本女子代表 vs フットサルイラン女子代表

 

【決勝】

フットサル日本女子代表 2-5 フットサルイラン女子代表

<得点者>
27:29 失点
29:10 失点
29:41 失点
20:05 失点
31:46 3番江口選手(日本)
15:09 失点
19:04 8番網城選手(日本)

 第1回大会の前回決勝と同一カード。前回大会では1-0でイランが勝利し、初代女王を獲得した。昨年のアジアインドアゲームズでは2-0と日本が勝利しているだけに拮抗した試合展開が予想された。序盤は日本ペース。引き気味にしてゾーンで守るイランに対してボールポゼッションを高める日本はボランチや旋回を駆使してボールを回す。そして激しいマンツーマンでイランを押し込み、ボールをつなげさせない。ボールを回せるものの、なかなかボールを前進できない時間もあり、逆にイランの素早いカウンターでピンチにさらされる場面も。それでも今大会好調の8番網城選手が独特のリズムのドリブルでディフェンスをはがすとチャンスが生まれ、ゴール前で波状攻撃をしかけるが、あと一歩の所でゴールを奪う事ができない。前半はスコアが動かないままハーフタイムを迎える事となった。

 後半に入り、イランが日本の厳しいプレスを回避しはじめる。フィクソとアラの段差を使った中ワンツーでスピードにのり、一気にゴール前まで迫る場面が何度か見られ、日本は数的不利や後ろ向きのディフェンスを余儀なくされる場面も。するとイランは、後半7分、右アラとの中ワンツーで抜け出したところをGK山本選手がスペースへ飛び出してスライディングでクリアしようとするが、間一髪でかわされ、ゴール前へ。一度はディフェンスが防いだが、こぼれ球を押し込まれ、イランに先制点を献上してしまった。立て直したい日本だったが、またもや後半10に左サイドからのキックインのチョンドンシュートがディフェンスに辺りコースが変わりゴールへ吸い込まれリード広げる。勢いづくイランは更にGKの素早いロングスローからチャンスを作り、ゴール前のこぼれ球を押し込まれしまい3点差。更に11分にも底辺でボールを奪ったイランが、冷静にゴールを奪い4-0と思わぬ点差が付いた。直後に日本はタイムアウトを取り、5番勝俣選手をGKにしてパワープレーを開始。直後に3番江口選手の左足ミドルシュートで1点を返し、意気上がるが、逆にイランが16分に右サイドからゴール前にシュート性のボールを入れるとこれにドンピシャで合わされ、5-1とされる。日本はGKを左利きの4番四井選手に交代して変化をつける。残り56秒、8番網城選手の虚を突いたミドルシュートで1点返すが、時すでに遅し。5-2のスコアでイランが勝利し、2大会連続優勝。日本はまたもや決勝で涙を呑んだ。

 

afcwfutsal2018final0059.jpg

afcwfutsal2018final0042.jpg

afcwfutsal2018final0238.jpg

afcwfutsal2018final0130.jpg

afcwfutsal2018final0615.jpg

afcwfutsal2018final0429.jpg

afcwfutsal2018final0161.jpg

afcwfutsal2018final0282.jpg

afcwfutsal2018final0189.jpg

afcwfutsal2018final0174.jpg

afcwfutsal2018final0180.jpg

afcwfutsal2018final1350.jpg

afcwfutsal2018final0457.jpg

afcwfutsal2018final0541.jpg

afcwfutsal2018final1648.jpg

18/05/11
【インタビュー】フットサル日本女子代表14番藤田美桜選手「私がゴールを決めて決勝勝ちます」

 

afcwfutsal2018sf1300.jpg

 

 - かなり調子良さそうに見えます。

藤田選手:個人的には初戦よりは上がってきています。

 - 木暮監督がチャレンジをして欲しいという事を常々話しています。チーム全体でもチャレンジを感じます。キャプテンマークを巻く身としてはどのように感じていますか?

藤田選手:合宿始まってからいろんな攻撃のパターンをやっているので、相手を見ながらどれが使えるというのを、木暮監督から指示は出ますが、ピッチの中で自分達でコミュニケーションを取りながらやっています。それがうまくはまったのが今日は多かったと思いますし、それができると良い試合になると思っています。

 - チームも試合を経る毎に強くなっている感があります。

藤田選手:1試合毎にミスがあったりして、それぞれ感じる所があったり、エラーもあるんですが、1試合こなしていくうちにどんどん良いチームになっている事を感じます。

 - パワープレーの守備を改善したりして、経験を突く事でチームの隙が無くなってきているのかなと感じています。これをやらると戸惑うという事が少なくなってきているのではないでしょうか。

藤田選手:初戦からミスをして修正してというのを繰り返してながら、同じミスを起こさせないようにして、隙も少なくなってきていると思うので、決勝は自分達のプレーもを出しながら、1試合乗り切れるようにしたいと思っています。

 - 決勝ではどうやって勝ちたいと思っていますか?

藤田選手:今まで自分達がやってきた事とか、木暮監督に教えていただいた事を信じて、それを出して攻撃的にどんどん攻めて・・・、ん?え?(指を指されて)あ、私がゴールを奪って(笑)勝ちたいと思います。

18/05/11
【インタビュー】フットサル日本女子代表9番江川涼選手「ゴールは振り抜けって感じでした」

 

afcwfutsal2018sf0763.jpg

 

 - 5戦連発6ゴールと大活躍。エースの風格も出てきたんではないかと思います。

江川選手:自分はピヴォというポジションでもあるので、点を決める必要があり、毎試合ゴールを決めて結果を残せているのは、自分的にも良いコンディションだなと思います。

 - もう1点くらい取れそうな場面ありましたね。

江川選手:自分の中では3回くらいありましたね(苦笑)ちょっと決め切れかったですね。決勝では決定機はいっぱいあると思うので、確実に決めていきたいと思います。

 - ゴールのシーンを振り返って下さい。チームの取り組んでいる形から、ファー詰めで待っていました。GKが良く見えていたのかなと思いますが。

江川選手:自分はどこか狙ってシュートするというのは苦手なので(笑)迷いましたけれど、正直言うと振り抜け!って感じで打ったらうまくGKの股を通ってくれました(笑)

- ゴール以外の場面でも切り替えが早いですし、体を張って守っている場面も多く見られます。

江川選手:自分的には調子も上がってきていますし、切り替えのスピードも上げっているので良いコンディションになっているなと思います。

- 決勝はどうですか?

江川選手:今大会のイランを見ていてすごく強そうだなと思いますが、自分はアジアインドアに出ていてどんな感じかは体感しているので、そこはアドバンテージとしてあります。ただあまり出られなかったという事も感じているので、決勝戦ではピヴォをとして点を獲って優勝したいと思います。


panna_bn.jpg

Desporteサイドバナー.jpg

PANNAロゴ(バナー用).jpg

credit-school_bannerl.jpg

234_60banner.gif

pivo39.jpg