【試合レポート】日本女子フットサルリーグプレーオフ決勝第2戦府中アスレティックFCプリメイラ vs アルコイリス神戸

2018年1月21日 12:00

 

【プレーオフ決勝第2戦】

府中アスレティックFCプリメイラ vs アルコイリス神戸

<得点者>
00:59 3番江口未珂(神戸)
01:42 3番江口未珂(神戸)
29:08 18番加藤正美(神戸)
30:50 オウンゴール(神戸)
34:21 14番藤田美桜(府中)

 昨日の結果で4点のビハインドを背負った府中は是が非でも先制点を奪いたい所だったが、ここに立ちはだかったのはプレーオフ絶好調の神戸3番江口選手。試合開始59秒でミドルシュートを叩き込むと2分にも右サイド18番加藤選手からの針の穴を通すパスをファーで合わせて開始早々に2点を奪う。出鼻をくじかれた府中は攻め込まれながらも、なんとか立ち直り、神戸の横パスを積極的に狙い、そこで奪ってカウンターの場面を何度か作る。あわやという場面を作りながらもゴールを奪えない府中だったが、守ってからのカウンターは明らかに第1戦よりも可能性を感じる展開だった。しかし合計6点のビハインドは大きく、後半になっても神戸ペースを崩せない府中は後半9分から22番縄田選手をGKにしてパワープレーを開始する。しかし神戸はプレスを更に強め、パワープレーの体制に持ち込ませず、受け身に回らずにアクションを起こす。すると10分に18番加藤選手のシュートパスがゴールファーサイドに決まり、更に11分にも右サイドのキックインからの3番江口選手のチョンドンシュートがディフェンスに当たりゴールへ。府中も相手のペナルティーエリア内でのハンドで得たPKを14番藤田選手が確実に決めたが、すぐに体制を整えた神戸が攻め続けてタイムアップ。プレーオフ4戦を全てを完勝し、初代日本リーグを手にした。

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<アルコイリス神戸記者会見>

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小屋監督:アルコイリス神戸は様々な方に支えていたおり、その方々に感謝したいと思います。アルコイリス神戸は初代チャンピオンを獲る為に様々な活動をしてきましたが、一番伝えたかった事は女子フットサルの楽しさをいかに表現できるかという事を考えています。今日7番平井がゴール前のハンドで退場になりましたが、結果的にああなってしまいましたが、体を張ってゴールを奪われたくないという事を体現したからではないかと思っていて、ああいう気持ちを出したプレーをして感動してもらえる、心に響くようなプレーをもっともっと出していきながら優勝を目指していきたいと思っています。アルコイリスは更にレベルアップして世界で戦う為に良い選手を輩出し、女子フットサルへ貢献できるように努力していきたいと思います。

関灘選手:優勝できた事がとてもうれしく思います。全日本選手権では予選リーグで敗退して悔しい想いをしたので、このタイトルは本当に撮りたかったです。日本女子リーグは環境も良く、このような場で戦える事を感謝したいと思います。

- このプレーオフでも完勝し、他を寄せ付けていないのかなと感じます。現在日本リーグ7チーム、関西リーグ6チームでそれぞれ1巡しかリーグ戦がありません。先程レベルアップしたいという言葉もありましたが、環境的に物足りないと感じる部分はありませんか?

小屋監督:環境は自分で作るものだと思っていますので、昨年は台湾へ、今年はポルトガルへ行ったりと自分達で動き出せば応援してくれる方も出てきてくれるので、まずは自分から動いてみあるといのが必要かなと考えています。いま与えられている環境でどうやっていくかなので、不満とか物足りなさは感じていません。日本リーグに関しては、まずアルコイリスに入りたいという人が集まってその地域でNo1のチームであり続けて、戦力が維持できるのではと考えています。現状では地域のチャンピオンになれていないチームも多くありますし、まだ環境が整備されていない感はありますが、そういった地域で圧倒的に強いチームが日本リーグへ集まり、そこから日本代表が強くなっていくというリーグになってくれると嬉しいなと思っています。

 

<府中アスレティックFCプリメイラ記者会見>

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松田監督:まずは勝利したアルコイリス神戸に心からおめでとうご伝えたいです。昨日はあまりパスをつなぐ事を考えずに、2戦目にもつれ込ませるような形、深さを使って攻撃をしようと思っていました。今日はいつも通りボールをつなぎながら前進する事を狙いました。点差があり開き直った部分もあったので、昨日よりチャンスを作れたのではと思っています。ただ相手の最初の入り方良く、プレーオフを見て分かっていたのですが、連続失点してしまったという所はプラント違いました。最後はパワープレーするしかない、何もしないで負けを認めるのは良くないと思い、女子フットサル界に対してもいろんな選択肢を持っているチームが増える事の方が良い事だと思っての事です。選手達は一生懸命戦ってくれて、表現が良くないかもしれないですが、満足しています。結果の責任は選手にあるのではなく、監督にあると思っていますので。最後にこの一年間日本女子のトップのリーグでやらせてもらえてクラブ、関係者、サポーター等、すべての方々に感謝を伝えたいと思います。

縄田キャプテン:率直に結果は悔しいですが、ここまで来られた事は1戦1戦、しっかり戦ってきたからこそ、この場に立てたと思っています。決勝の舞台で勝てなかったという部分は、自分達はまだまだ足りなかったんだなと思いますし、アルコに対してはリスペクトしています。来年はアルコさんに限らず、良い成績が残せるように頑張りたいと思います。

 - 1シーズン日本リーグと東京都リーグ1部を戦って采配、戦術面で変えている事がありますでしょうか。

松田監督:単純に日本リーグと東京都リーグというレベルの違う相手に戦っていました。東京都リーグのチームがどうこうちいう訳ではなく、確実に力の差はあると思います。東京都リーグ近くは攻撃の練習をしますし、日本リーグになると守備や切り替えの練習が多くなります。自分が就任して2か月足らずで日本リーグ開幕を迎え、最初は日本リーグで勝ちたいという事で切り替えの部分や守備の部分を主にやってきました。逆に東京都リーグでは攻めなくてはいけないのに、攻撃の練習ができず、結果が出ないという事もあり、チームを作るという面では難しい部分もありました。ただ1年間戦ってきた事でひとつの形になりつつある、伸びしろはありますが、土台ができたのかなと思っています。

 - 昨日聞かせていただけなかった、アルコの弱みと考えていた部分を教えて下さい。

松田監督:セットプレーの数ではウチの方があると思っていて、その際にどのような守備をしてくるかという部分を見ていて、流れの中で劣勢は予想できましたが、セットプレーの部分でウチがアドバンテージを持てるのではと思っていました。ただ想定していたよりアルコさんの守備が強かったですし、セットプレー自体もうまかったです。