【試合レポート】日本女子フットサルリーグ2016プレ大会第4節福井丸岡RUCK vs arco-iris KOBE

2016年11月27日 20:00

第4節第1試合

福井丸岡RUCK 2-2 arco-iris KOBE

<得点者>
1分 18番加藤選手(arco)
11分 7番田中選手(丸岡)
25分 13番高尾選手(丸岡)
37分 18番加藤選手(arco)

公式記録

 この日丸岡の中学生年代選手は全日本女子ユース(U-15)フットサル北信越大会に出場しており、田中監督も不在。少数精鋭のチームはいつもと違い、ラインを引いてarcoの攻撃を受け止める。しかしすぐにarcoが先制点を奪う。試合開始33秒、右サイド20番齋藤選手からのシュートパスを18番加藤選手が体で押し込みarcoが1-0とする。arcoは丸岡のいつもと違う守備戦術に戸惑いながらもボールポゼッションを高めて丸岡に襲い掛かる。丸岡の狙いはカウンター。ボールを奪うと一気に攻撃モードに入り、人数をかけて攻撃に移行するが相手ボールになるとすぐにラインを下げてarcoの攻撃を受け止める。arcoは自陣からだと早めに中央のピヴォにボールを入れるが、引かれた場面ではピヴォは高さを保ったままサイドに流れてボールをキープ。また空いたスペースにはアラが侵入し、クロスパスを入れるなどしてゴール前でダイレクトで合わせるようなパスを入れる。いつも通りシュートの意識が高く、積極的な攻撃を続けるarco。しかし一瞬のスキを丸岡は見逃さなかった。前半11分7番田中選手がボールを奪いカウンター。自らのドリブルでパスコースを作ると左サイドを作って中ワンツーにダイレクトで合わせた1-1の同点に追い付く。この得点で意気上がる丸岡は守備の出足も良くなり、カウンターの回数も増えてくる。しかしカウンターはarcoも得意な得点パターン。カウンターを奪ってのカウンター返しの応酬が見られるなど試合は徐々に活性化していった。

 後半に入っても引いて守る丸岡に対して攻撃をしかけるarcoの構図は変わらなかったが、後半5分、13番高尾選手のカウンターから一人で持ち込み強烈な右足トゥーキックをarcoゴールに突き刺し2-1と丸岡が勝ち越しに成功する。守備をコンパクトにして引くとピヴォが縦に流れると回転してボックスになる際の横パスを狙った丸岡の渾身のカウンターだった。しっかりと引いた丸岡の戦いにやりにくさを感じながらも懸命に攻撃をしかけるarcoだが、不用意なパスを出すと丸岡の鋭いカウンターにつながる為、慎重にボールを回すが、そのリズムに丸岡も守りなれてきた印象も出てきた。しかし後半17分、右サイドからの20番齋藤選手の跳ね返りを18番加藤選手がダイレクトでミドルシュート。これがニア上の絶妙なコースに吸い込まれ土壇場で同点に追い付く。引き分けでは優勝の芽がなくなるarcoは猛攻をしかけるが、2-2のままタイムアップ。引き分けだったもののブザーの瞬間の丸岡の歓喜の表情とarcoの落胆の表情は非常に対照的だった。

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<arco-iris KOBE小屋監督、関灘選手インタビュー>

小屋監督:我々は勝ち点3を取らない状況で2-2の引き分けで終わってしまったのは非常に悔しい結果になりました。

関灘選手:立ち上がりはいつも良くないのですが、すぐに得点が取れて良かったと感じていたのですが、失点した後に相手のペースに持ち込まれてしまったのが勝てなかった原因かなと考えています。

 - いつもと違う引いた丸岡相手にどのように感じていたのでしょうか

小屋監督:相手の引いた守りについては予想していなかったのですが、やる事が明確だった丸岡に対して我々が何をすべきかという点が不明確で、得点は撮れなかったものの修正をする中で落ち着けなかったのかなと感じています。我々は攻撃型のチームであり、相手のカウンターにうまく対応できなかったのが試合を分けた原因だったのかと思います。

 - 関西大会や関西リーグで引かれてカウンターというチームに苦戦する傾向があるように思いますが、チームとして苦手意識があるのでしょうか。

小屋監督:それはありません。苦手というよりも、それに対してどういう戦いをするかという事なので、その部分が足りなかったのだと思います。

 

<福井丸岡RUCK馬場監督代行、浅野選手インタビュー>

馬場監督代行:今日は監督の田中が不在という事で選手達がすごくしっかりと話をして、やるべき事を明確にしてくれたという事が引き分けで終われた要因だったと思っています。ウチとしては途中まで勝ち越ししていましたが、引き分けは御の字であり、ホッとしているというのが素直な心境です。

浅野選手:今日は中学生が北信越大会で不在で、少ない人数だけど引いて守ろうと決めていました。試合の立ち上がりで失点しましたが、すぐに切り替えて得点も奪えて引き分けに持ち込めたという事は良かったと思います。

 - 中学生が不在という事と相手がarcoだからという事、引いて守ると決めたのにはどちらの要因が大きかったでしょうか。

馬場監督代行:対arcoという部分が強いです。前節の試合の状況の分析も含めて決めました。

 - 引き分けで御の字との事でしたが、arco相手に前から行きたいという気持ちはありまえんでしたか?我々としてもそれを見たいという希望もありました。

浅野選手:正直行きたい気持ちはありましたが、メンバーが少ないという事と田中監督不在という事もあり、引いた守備をやり抜こうと決めていました。それでも体を張って泥臭く守っていたのはRUCKらしかったかなと感じています。この引き分けで優勝に近づけたと思うので、次節SAICOLO戦は中学生が戻ってきて、前からプレスをかけていくと思うのでRUCKらしい試合をして勝って優勝を決めたいと思います。

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