【試合レポート】日本女子フットサルリーグ2016プレ大会第3節福井丸岡RUCK vs Futsal Clube UNIAO Ladies - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

【試合レポート】日本女子フットサルリーグ2016プレ大会第3節福井丸岡RUCK vs Futsal Clube UNIAO Ladies

2016年10月16日 20:00

第3節第1試合

福井丸岡RUCK 3-2 Futsal Clube UNIAO Ladies

<得点者>
2分 13番高尾選手(丸岡)
8分 オウンゴール(UNIAO)
8分 9番北川選手(丸岡)
21分 3番石垣選手(UNIAO)
26分 5番五十嵐選手(丸岡)

公式記録

 昨年まで東海リーグで戦っていた両チーム。UNIAOは地元愛知県の試合にUNIAOカラーの赤が観客席に多く見える。試合は丸岡が幸先良く前半2分にゴールを奪う。左サイドを縦に突破した13番高尾選手が放った右足トゥーキックがファーサイド絶妙のコースに決まり1-0とリードする。しかしUNIAOも即座に反撃する。自陣のパス回しから裏のスペースへ飛び出した3番石垣選手へロビングのパス。このパスを粘り強くキープし中央へ折り返すとこれがディフェンスに当たりゴールへと吸い込まれる。同点に追いつかれた丸岡は開始直後に第二PK付近からの9番北川選手ののミドルシュートが決まり、すぐさまリードを奪い返す。丸岡はこの後も持ち味のプレスをかけ続けるが、UNIAOもパスワークで対抗。時折丸岡も素早い寄せからカウンターを発動させるが、最後ゴール前の精度を欠き得点までに至らない。UNIAOはパス回しからのアイソレーションで10番桑田選手のドリブルが攻撃のアクセントとなり、丸岡の守備をてこずらせていた。

 後半直後にUNIAOは3番石垣選手のゴールで同点に追いつくと試合もそして観客席もヒートアップ。一つ一つのプレーに歓声が沸き起こり、試合にのめり込んでいく様子が伺える。それでも丸岡はそんな雰囲気を断ち切るような5番五十嵐選手のミドルシュートが決まり三度目の勝ち越しに成功する。UNIAOはその後も持ち前のパスワークを披露。地元の声援に押され、攻撃にも守備にも労を惜しまないプレーで丸岡に対抗する。丸岡も優勢に試合を進めながらもゴールを決めきれず、やや焦りも見えるか。試合残り3分を切った所でGK16番上杉選手がそのままハーフラインを越えてパワープレーを開始する。更に落ち着き、パス回しからチャンスを伺うがゴールを決めきれず試合終了のブザー。お互いを知り尽くした試合は丸岡が3-2で勝利を収め、開幕3連勝を飾った。

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<Futsal Clube UNIAO Ladies齋藤監督>

齋藤監督:スコアの2-3という通りの内容だったと思います。それだけに勝利できなかったのは悔しいですが、選手が強敵相手に果敢に挑んでくれたのは嬉しかったですし、成果はあったと思います。

 - 1節、2節は前半で失点が重なりましたが、今日は最後まで接戦を繰り広げました。この1週間で改善された点はどんな部分でしょうか。

齋藤監督:丸岡さんとは過去東海リーグで何度か戦った中で特段の苦手意識はありませんでした。代表コンビの9番北川選手のピヴォでのプレー、13番の高尾選手のドリブル突破はチームとしてケアしていました。特に後半からはカバーリングの意識を強く持たせました。相手を知っていたという事は大きかったと思います。

 - 2度追い付く展開になりましたが、勝ち越しまでいけませんでした。要因は何だと考えていますか?

齋藤監督:個人の力に関しては丸岡さんに敵わないと思っています。その中でチームコンセプトであるグループワークでカバーしようと考えていました。チャンスまでは作れましたが、判断のミス、そしてゴール前での精度を欠いた事が敗因だと思います。1節、2節では点差こそ付きましたが、UNIAOらしいフットサルを見せる事ができた時間帯もありました。今日も自分達らしさを出す中で得点を奪えた事が接戦に持ち込めた要因だったと思います。今日の敗戦は順位を争う中で痛い敗戦ではありますが、1戦づつ手応えを感じていますので東海リーグ、全日本を挟んでの第4節に良い結果が出せるよう頑張って行きたいと思います。

 

<福井丸岡RUCK田中監督>

田中監督:ホームの洗礼を浴びたなという感じです。特にGKの上杉選手に何度(シュートを)止められたか。そんな中で選手が頑張ってくれたおかげで勝利を掴めたと共に良い試合を見せる事ができたのではないかと思います。

 - UNIAOとは昨年まだ所属されていた東海リーグで何度も対戦経験があったと思います。昨年との違いなど感じた部分はありましたでしょうか。

田中監督:新加入の2名です。10番の名古屋FCから加入の桑田選手はスピードのが持ち味の桑田選手は知っていましたが、3番の石垣選手のピヴォでのキープ力が今日はとても冴えていて厄介でした。パワープレーに関しては対策した通り選手がやってくれました。

 - 今後優勝争いを戦う中でプラスアルファが必要だとしたらどの部分ですか?

田中監督:今日も中学生を出場させようと決心していましたが、UNIAOさんのパスワークやピヴォを使った戦術に対応できませんでした。中学生と一般だとルールが違う部分があります。U-15ではGKからハーフラインを越えるボールは使えません。ロングボールを使われると中学生は慣れていないので即座に対応できない部分があります。チーム力を上げるには中学生のレベルアップも必要なのでその部分も次節迄にトレーニングで改善していきたいと思います。

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