11/14（金）から16（日）に大阪で行われるフットサル日本女子代表候補トレーニングキャンプのメンバーがJFAより発表された。
公になってはいないものの、今回は関西と関東でそれぞれトレーニングキャンプを行い、両日程に参加する選手、片方のみに参加する選手がいる様子。その為、実際には関西、関東で参加したメンバーの中から、今年のワールドトーナメントに参加するメンバーが選出されるものと思われる。候補とは言え、8人が初選出であり、フレッシュな顔ぶれでのなトレーニングキャンプとなる。
＜スタッフ＞
監督 在原 正明 (東急スポーツシステム)
コーチ 福角 有紘 (多摩大学)
＜選手＞
GK
山本 彩加 (Futsal Club VALE寝屋川レディース)
昨年のワールドトーナメントに召集され、世界と戦った大型GK。トリムカップでも大阪府選抜を優勝に導く活躍を見せ、今回も堂々の選出。偉大なGKの後継者として期待される。
佐藤 麻陽 (member of the gang ladies)
昨年までarco-iris KOBEに在籍したが、今季よりmember of the gang ladiesに移籍した選手で旧姓秋元。2012年のワールドトーナメント、2013年のアジアインドアゲームズに続いての代表候補選出。正GKに名乗りをあげたい。第20回コートのマドンナ
FP
中野 絵美 (arco-iris KOBE)
以前サッカーのINAC神戸に在籍歴もあり、2011年、2012年のワールドトーナメント以来久々の代表復帰。チームではバランスを考えてのプレーに徹しているようだが、1対1の仕掛け、強烈なシュートとアグレッシブなプレイヤー。世界相手に通用するところを見せたい。
堀田 えり子 (SAICOLO)
なでしこリーグ浦和レッズレディースでも活躍し、フットサル転向後すぐに順応し、いまやSAICOLOの中心選手として欠かせない存在。バランスも取れ、仕掛けも巧みなオールラウンドプレイヤー。チャンスを生かして代表定着を狙う。
小出 夏美 (VEEX TOKYO Ladies)
在原監督体制になった2010年から常に選出されており、小さい体格ながら代表を支える戦術眼あふれる選手。今回選出された若い選手の舵取り役としても期待される。
北隅 春菜 (Bardral浦安Las Bonitas)
2013年のアジアインドアゲームズ以来の選出。今季よりBardral浦安Las Bonitasへ移籍したが、素早く順応して中心として活躍。臆せず特徴を生かせられれば代表定着も夢ではない。
石鍋 千夏 (FOREST ANNEX)
昨年のワールドトーナメントに引き続いての選出。今季チーム事情でフィクソを担っているが、元来生粋のドリブラー。世界の舞台でも物おじしない性格は代表向きで中心選手としての活躍が期待される。
藤田 靖香 (arco-iris KOBE)
昨年の全日本女子フットサル選手権の大活躍で代表選出は間違いないと思われていたが、大会中の怪我で実現しなかった。復帰後、調子をすぐに取戻し、全日本でも活躍。得点を奪えるピヴォとして世界デビューを目指す。
加藤 沙織 (Bardral浦安Las Bonitas)
昨年、神奈川県リーグestrioよりBardral浦安Las Bonitasに移籍し、昨年は入院で一時戦線離脱した時期もあったが、今季はここまで中心選手として活躍し、チームではパワープレイのGKも担う。貴重な左利きとして生き残りを狙う。
関灘 美那子 (arco-iris KOBE)
2011年より連続して召集されているいまや代表の中心選手。右サイドの突破をわかっていながら止められない快速ドリブラー。守備でも運動量豊富であり、チームの貢献度の高い選手。
坂田 睦 (SWH ladies futsal club)
2011年の代表選出後、1度サポートメンバーになりながら、代表へ復帰し、今回も納得の選出。小柄ながら強烈なプレス、鋭いドリブルを武器に存在感は大きい。
春山 愛 (arco-iris KOBE)
兵庫県選抜でも活躍し、今季PENTA FEMINOから同じ兵庫県のarco-iris KOBEへ移籍。左足から放たれる強烈なシュートは男子並みの威力。特徴を生かして代表定着を狙いたい。
横山 純子 (フウガドールすみだレディース)
2009年にアジアインドアゲームズで当時高校生として選出されて以来の代表候補選出。うつ魚、FUNフットサルクラブレディース、フウガドールすみだレディース、そして東京都選抜で経験を積み、5年ぶりの選出。ゲームメーカーとしての期待がかかる。
勝俣 里穂 (フウガドールすみだレディース)
全国的には無名ながら成立学園卒業後、フットサルに転向し、東京都選抜でも主力と務める期待の若手。フィクソを務めながら2012年度の東京都リーグ得点王を獲得するなど、非凡な攻撃力を重ね持つ。
上本 唯由 (Futsal Club VALE寝屋川レディース)
昨年まで大阪成蹊女子高校に在籍し大阪府選抜にも選出。今季よりFutsal Club VALE寝屋川レディースに在籍し、主力として活躍。コンパクトなフォームから放たれる左足のシュートはパンチ力、精度共に高いが、それだけではないなんでもできるオールラウンダー。
園田 瑞貴 (京都精華女子高校)
唯一プレーを見た事が無く、写真を用意できなかった選手。しかしサッカーではU-18日本女子代表に選出されている逸材。所属の京都精華女子中学高校は全日本女子ユース（U-15）にも参加しており、フットサルの経験もあるものと推測される。引き続き情報収集に努めたい
北川 夏奈 (丸岡RUCK Ladies)
代表選出も3回連続となった高校1年生の大型ピヴォ。昨年の初国内公開親善試合ではわずか14歳でゴールを奪い、強心臓ぶりを見せた。世界に通用する選手として得点力を期待したい。
高尾 茜利 (丸岡RUCK Ladies)
以前より注目されており、体調に苦しみながらも復調してきた快速ドリブラーが嬉しい代表候補選出。素早いプレス、そして小さい体を投げ出してボールを奪う姿には会場から驚きの声が出るほど。北川選手同様高校1年生。第6回コートのマドンナ
