最終節ファンレディース vs バルドラール浦安ラスボニータス - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

最終節ファンレディース vs バルドラール浦安ラスボニータス

2010年12月12日 22:25

ファンレディース 2ー1 バルドラール浦安ラスボニータス

得点者:2分?四宮選手(FUN)、11分?横山選手(FUN)、28分?早川選手

 

既にFUNの優勝が決まってしまったこの試合だったが、お互いの意地がぶつかり合う試合となった。どうやら試合前にスペインに日本代表として遠征していたFUNのメンバーより電話が入っているようで更に気合が入ったのか、優勝を決めたという事で肩の荷が下りたのか伸び伸びとフットサルをしていたのはFUNだった。序盤から前プレを行い、相手陣内での時間を長くしていた。すると2分右サイド深い所からの?宇津木選手の折り返しに?四宮選手が浦安ディフェンスと交錯しながらも飛び込みゴールへ押し込んだ。微妙な判定ながら場内放送では?四宮選手の得点とアナウンスされた。浦安は1試合目の反省からか積極的にシュートを放つ姿勢を見せ徐々にペースを掴んでいく。しかし次の得点も11分FUN?横山選手が奪い前半で2点差とした。前半はFUNは多くボールを回す訳ではなかったが、ゴールへの姿勢と体を張る姿勢が印象的だった。

 

後半に入り効果的なドルブル突破を駆使した浦安が攻勢に出る。しかしファーへの詰めがやや足りずに蹴って気を決める事ができなかった。しかし意地を見せたい浦安は必死にボールを追う。その結果後半10分には5ファールを重ねてしまう。その気迫が実ってか後半13分に?早川選手が決めて1点差に追いつく。何とか同点に追い付きたい浦安だったが、この日責任感を持ってイキイキと自分の良さを出していた若手中心に耐えきりFUNがライバル浦安を倒した。

 

正直を言ってしまえばお互いベストメンバーで且つ優勝決定戦という形で見たかったという事はあるが、この両チームの戦いは今日開催されたどの試合と比べてもレベルの高い試合であり、観衆を唸らされる試合だった事は間違いない。それは両チームが主力メンバーだけで試合を行っている訳ではなく、全員のレベルアップを図っているからと推測する。そんな力を備えているチームはそう多くはない。来季も関東リーグの中心にこの2チームがいる事は間違いないと確信する試合となった。

 

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