決勝 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

決勝

2010年5月30日 20:45

【試合結果】

Bardral URAYASU F.S. Las Bonitas 1?2 FUNフットサルクラブLadies

 

「またやるのね・・・」準決勝を終えた選手達のつぶやきが聞こえた。ここ数年全国規模の大会の決勝で顔を合わせるのは両チームである事が多い。両チームともに関東地域に所属しているだけあった関東地域予選でも戦った上で全国大会へ出場しているだけにそう感じてしまうのも仕方ないだろう。両チームともに決勝までに3試合を戦っている事もあるが、うまくローテーションを行いながら戦っていた。そして決勝戦には両チーム現時点でベストメンバーとも言える顔ぶれがコートに揃っていた。

互いの手を知り尽くしたチームの戦いで慎重に入るのかと思いきや前半3分いきなりFUNフットサルクラブLadies(以下FUN)?中島選手のゴールで試合は動いた。中央ペナルティエリア右サイドの折り返しを左足でダイレクトで合わせたシュートがゴールニアサイド上部に突き刺さった。更に前半5分にもFUN?中島選手がパスカットからカウンターを発動。そのままゴール前へ進出するとBardral URAYASU F.S. Las Bonitas(以下浦安)のディフェンスが寄せきる前に右足で放ったシュートもゴールを捉えて2?0のスコアとした。短時間のしかもランニングタイムでの今大会では2点差は大きなアドバンテージになる。すぐさま浦安は反撃を開始。パスカットからのカウンターそしてワンツーを使ってGKと1対1の場面を作るが、FUNGK?手塚選手がうまくシュートコースを塞いで得点を許さず2点差のを保ったままで前半を終えた。

後半のピッチをみるとGKのウェアを着た浦安?岩崎選手が立っていた。浦安は後半開始からパワープレイを選択した。浦安は相当練習を重ねているのだろうか、パワープレイの形を持っていた。GKのウェアを着た?岩崎選手と中途半端な位置にいある?竹澤選手とパス交換を行いチャンスと見るやダイレクトで右奥に位置する選手へボールを送りシュートやセグンドへのパスを行う。しかしFUNはこれに冷静に対応。ボールへの寄せを諦めずに繰り返しダイレクトで供給されたとしても次のパスコースを冷静に判断してコースを切って決定機を作れないでいた。そしてFUNのボールキープの時間も増えてパワープレイができる時間も徐々に少なくなっていったすると今大会怪我の影響でほとんど出場していなかった浦安のエース?吉川選手が登場。パワープレイの?竹澤選手がいた位置に入った。今までシンプルにプレイしていた位置で?吉川選手が抜群のボールキープでボールをキープしたまま中央へ進出した。これに戸惑ったのか一瞬マークがずれた。このボールが右奥にいた選手からゴール前にいた?竹澤選手へ渡り1点を返す事に成功した。?吉川選手のファーストタッチがゴールに結びついた。改めて?吉川選手の存在感を感じさせる場面だった。しかし時計は残り時間約1分を示していた。残り1分を慎重に守り切ったFUNは抜群の安定感で2年連続の優勝を決めた。

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