第2節デルソーレ中野レディース vs う〜魚 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

第2節デルソーレ中野レディース vs う〜魚

2010年5月 2日 20:45

デルソーレ中野レディース 1?3 う?魚

 

試合序盤から前プレをかけたデルソーレ中野レディース(以下中野)にやや戸惑いを見せたう?魚だったが、キックインからのシュート多用するなどして攻勢に出る。中野は序盤のピンチを防ぐと引き気味にラインを引いてボールに対して強くプレッシャーをかけ対応。特にPivoへ入るボールには素早く囲んで自由を奪っていった。攻撃をしのぐ事で徐々に活気が出てきた中野だったが、前半9分う?魚GK?松尾選手からのスローイングを?見澤選手が巧みトラップしてコントロール。ワンバウンドさせて所に右足でボレーを見事に決めてう?魚が先制点を取る。中野は昨日同様試合に慣れてきた所での失点に勢いを消されてしまう形となった。

前半の終盤に面白い場面があった。う?魚がタイムアップを本部席へ告げた。マイボールになった所で本部はブザーを鳴らしタイムアップのジェスチャーを行った。しかしそれを主審が取り消した。理由は「タイムアウトを要求したのがチーム役員でないから」。確かにう?魚は選手がタイムアウトを要求したが、その選手は監督、コーチとして登録している訳ではなかったようだ。結局次のマイボールの時にタイムアウトを取る事ができたが、チーム役員が誰なのか、そして誰がタイムアウトを要求したのかを見ていた主審に脱帽した瞬間だった。

さて話を試合に戻したい。前半を1?0でビハインドを背負った中野だったが、後半2分に同点に追いつく。中野?伊庭選手がう?魚陣内でゴールライン近くで体を入れてキープする相手に諦めずにボールに詰め寄りうまく足を入れてボールを奪い左足を振りぬくと角度のない所からゴールへ吸い込まれていった。一気に勢いづく中野に対して後半6分気持ちを切り替えたう?魚は後半6分CKからのセットプレイで?篠木選手が決めて勝ち越し点を奪う。?篠木選手は怪我でしばらく戦列を離れていただけに復帰後初の公式戦ゴールとなった。このゴールにより再びリードを許した中野だったが、徐々に活気を取り戻していった。う?魚が前プレを行うとワンツーでかわし、逆に前プレの指示が出た時には諦めずに足を出してう?魚の攻撃にプレッシャーをかけていった。しかし後半14分にまたもやGKのスローイングをうまくコントロールした?篠木選手が押し込みう?魚が最後の最後で中野を突き放した。

中野は2連敗となってしまったが、1部でも充分通用する事が確認できた2試合だったのではないだろうか。事実得点を奪っており、若さを生かした勢いは時間によって試合を支配する程の力がある。この力が平均して出せるようになると安定感が増し優勝候補を脅かす存在になってくるはずだ。

う?魚はインプレイ中の攻撃の組み立てに苦戦する場面もあったが、コーナーキックからのセットプレイで打開を図るなど経験値の高さを見せた。チャンスと見るやGKから一気にPivoへボールを供給しての2得点は視野の広いGK?松尾選手の判断の良さを影響付けると共に?見澤選手、?篠木選手というPivoの位置で生きる選手がいる事も大きなアドバンテージとなった。

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