第1節Forest ANNEX vs デルソーレ中野レディース - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

第1節Forest ANNEX vs デルソーレ中野レディース

2010年5月 1日 20:50

Forest ANNEX 2?1 デルソーレ中野レディース

 

昨年参入1年目で2部を全勝で制したデルソーレ中野レディースが、昨季1部3位となり、今季の優勝争いに加わってくると思われるForest ANNEXへ挑んだ1戦。丁寧にボールをつなごうとする中野に対してやや引き気味に位置取り縦へ入れさせない。Forest ANNEXも同様にロングボールはあまり使わずにボールをつなぐ。お互いコートが広い事もあり、簡単には前へ運べず一進一退の序盤だった。自分達のフットサルが通用していると徐々に活気づいてきた中野にカウンターパンチを食らわせたのは23番小櫻選手だった。コーナーキックからのマイナスのボールに左足をコンパクトに振り抜くと低い弾道のシュートがゴールに決まった。。少し意気消沈した感のある中野だったが、前半13分に豪快なシュートで同点に追いつく。右サイドのパラレラから得意の右足を思い切り振り抜いた?原口選手のシュートがゴールネットを揺らし記念すべき1部初得点となった。一気に逆転を狙いたい中野だったが、Forest ANNEXはキックオフからの戦術でディフェンスの裏を狙いダイレクトでロビングパスを供給する。やや長めのパスだったが、このボールがGKの頭上を越えてそのままゴールへと吸い込まれていった。ややラッキーな感もあったが、この1点差を保ったまま前半は終了した。

後半に入り再度守備の意思統一を図ったのかForest ANNEXの守備が効果的になっていく。ラインはハーフライン位に陣取っているが、ここぞという時にはコート内からの指示、またはベンチからの指示で寄せを強め連動してボールを奪取する場面が増えてくる。その素早い寄せを避けようと中野は少ないタッチ数でボールをつなぎサイドで1対1の場面を作り縦に勝負をしかけてゴールに迫る。一方のForest ANNEXは小さい体ながら体を張ってボールを収める事のできる?阿部選手がPivoに張る事でラインの押し上げができ、ゴールに近い位置でシュートをする事で中野を押し込んでいく。試合時間が少なくにつれ、中野は前からのプレスをしかけカウンターでゴールに迫るがGK?太田選手が冷静に対処し得点を許さない。Forest ANNEXは起用選手に偏りがあり、試合終盤にやや疲れも見えたが、経験豊富な選手が老獪に時間を使い1点差を逃げ切った。

中野は決して個の力で負けているとは思えないが、Forest ANNEXには「チーム」としての戦い方に一日の長があった。次に戦ったらどうだろう、もしもっと狭いコートだったらどうだろう、そう考えると正直予想できないのは確かだ。しかしそれでも「経験」に基づくと思われる今回の差は簡単に埋められない差なのかもしれない。「自分たちは発展途上のチーム」と言う中野にとっては勉強になった試合だった事は間違いないだろう。

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